はじまりのことば

将来は詩を書く人になりたい唯一(ただいち)。
彼の周りには、影響を与えてくれる人がたくさんいる。
「かまど」「オペール」「坂田塾」という唯一の行く場所にいる人々である。
彼らは選ばれた人しかもっていない「黄金の血」を持っている。
唯一は、彼らから言葉の可能性を見出していく。

唯一は小学生の男の子。
ちょっとませてるけど、純粋で本気で詩人になりたいと思ってる。
唯一が出会う人たちは、本当に素敵な人ばっかり。
こういう人たちにたくさん会えることができたら、良いなぁって感じるような作品。
「黄金の血」って、ゲームみたいだけど、そういうストーリーではないです^^;
普通に、夢を追いかける少年の話。
私は結構好きです。

〈理論社 2001.1〉H14.5.25読了