ICO -霧の城-

角の生えた子どもが生まれた時、それはニエを”霧の城”へ捧げる時。
イコはニエに選ばれた。
ニエは霧の城へ行き、一生を送らなければならない。
しかし、今回は違う。
友人トトによって魔女を倒すための光輝の書を手に入れた。
イコは村へ戻る約束をし、霧の城へ向かう。
城の中で、ヨルダという美しい少女に出会う。
彼女もまた、囚われの身であった。

ゲーム「ICO」を小説化したもの。
全く別物って考えた方がいいらしい。
宮部ファンには賛否両論の作品ですが、私はすんなり読めました。
やっぱりゲームをしたりするからかな。
面白かったよ。
城の謎、ヨルダの謎、ニエの謎。
だんだん分かってくる真実は本当にRPGみたいだよね^^
イコがいい子でね〜
絶対に村に帰って幸せになって。って、思いながら読んでたよ。

〈講談社 2004.6〉H16.10.18読了