永遠の出口

「永遠」と言う事場が気になった幼少時代。
荒れた中学生活。
バイトや恋に入れ込み傷ついた高校生活。
どんな生活を送っていても、自分は何処かに立っている。
紀子は親や学校に反発しながら永遠という先の出口を探していた。

主人公の紀子の小学生時代から少しずつ歳をとっていく設定。
9章に分かれてます。
筆者は初めて児童書以外の作品を書いたらしい。
主人公の学生時代の様子は凄く共感できたんだけどね。
恋に悩む事とか、真剣に悩んでいるところとか。
でも、大人になってからの紀子には共感を得る事はできなかったんだ。
だから、☆3つにしました。。。
でも、素晴らしい人生っていうよりは、やっぱり普通が1番だよね。
って言う事を思わせてくれる作品だったかなと思う。

〈集英社 2003.3〉H15.7.11読了