夏と花火と私の死体
「夏と花火と私の死体」
弥生と五月は一緒に弥生の2つ上の兄、健を待っていた。
6年生は花火大会の打ち合わせをしなければならず、健はそれに出ていたのだ。
木に登って、暇をもてあましていた。
弥生は五月が兄のことを健と呼ぶことを羨ましがっており、兄妹だから結婚できないと悔やんでいた。
五月はその弥生の想いを聞き、自分も健のことが好きだと話す。
そのとき、健がやってきた。
五月は健に手を振った時、五月に突き飛ばされ、木から落ちて死んでしまった。
2人は死体を隠す事にする。
2人の長い4日間が始まった。
「優子」
清音が鳥越家に仕えるようになってから、2ヶ月が経った。
住み込みで家事をしている。
ここには主人の政義と妻の優子が2人で住んでいた。
優子は病気で、政義がいつも看病していた。
清音が優子の姿を見たことは1度もない。
段々清音は優子が存在しているのかどうか、疑問に思うようになる。
噂で聞いてたこの作品。
ホント恐かったよ〜><
何かね、死んだ子が語ってるのが恐いんだよね。
ラストが意外だった。
こうくるとは・・・っていう感想。面白かったよ。
「優子」のほうもラストが意外だったなぁ。
真実がそうだったとは。。。っていう。
16歳が書いたとは思えないなぁ。。。凄いわ〜
〈集英社文庫 2000.5〉 H16.6.27読了
トラバ&コメントありがとうございました!
乙一作品でトラバいただけると、一段と嬉しいでやんす(笑
過去書評の記事なんですが、こちらからもトラバさせていただきます〜☆