桜井雨は小学6年生。母は2歳のときに失踪しており、父親、朝晴と2人暮らし。
父親は写真家で、海外へ出ることが多く、不在がち。
雨は一人でいることも多かった。
今回は2週間も音信不通で、父親と連絡がとれなかった。
父はずぶぬれの状態で帰ってきた。
しかし、何故だか違和感を感じる。
前と様子が違っていた。
それから、雨の周りには不思議なことが起こり始める。
柳さん初読。
初の怪談だったらしい。
全然怖さは感じなかったけどな。
これは、今年ドラマ化されてましたね。それで、タイトルを知っていたので手にとって読んでみました。
感動だね〜。
父親の娘への愛情を感じる。
ラストは哀しくて切ない。
とてもよかった。
ただ、雨の一人称で語られることが多かったんだけど、ちょっと読みにくいところも多かったんだ^^;
文章があまり区切られてなくって。
それが、ちょっと残念。
〈角川書店 2005.4〉 H17.10.10読了








