苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

地球儀のスライス 森博嗣4

地球儀のスライス (講談社ノベルス)
地球儀のスライス (講談社ノベルス)
「小鳥の恩返し」院長である父が急死した事により、院長となって忙しい日々を送っていた島岡清文。綾子という看護師長と結婚もした。父は殺されたのである。救急患者として運ばれてきた男に殴られたようなのだ。その現場に残されていたものがあった。その患者がかっていたらしい、小鳥がいた。
「石塔の屋根飾り」「黒窓の会」—それは、那古野市きっての資産家の令嬢、西之園萌絵を囲んで開催される秘密の勉強会である。ゲストとして招待されたN大学工学部助教授、犀川創平は一枚の写真にまつわるミステリィを披露する。それは、インドの石塔の遺跡に関する奇妙な謎であった。
「河童」日下部淳哉は婚約者を連れてある沼に来た。そこで、其志朗というかつてのともについてを話し始める。
「気さくなお人形、19歳」小鳥遊練無は不思議な老人に話しかけられ、バイトをしないかと誘われる。それはかなり割りのいいバイトで、老人の話し相手になる事が主だった。指定された服を着て老人の住む屋敷へ行くと、使用人たちは何故か驚いているようだった。
森ミステリィのあらゆる魅力が、一杯につまった珠玉集。

森さんの短編集。第2弾です。
犀川&萌絵シリーズを読み終えたと思ったらすぐに2人は登場しましたねぇ。しかも大人数で。2人の登場した2編も面白かったですが、私があらすじを書いた作品が結構お気に入りです。
「小鳥の恩返し」は院長だった父親が何者かに殺されて、その真実が次第に分かるんだろうなとは思いましたが、その進み方が面白い。いきなり、私はあのときの小鳥です。って言い出す看護師が登場して、そう言った理由がわかると、大きく納得しましたし。
「河童」も何だか不穏な空気が立ち込め、淳哉の過去にきっと何かあったんだろうなとどきどきして読みましたし。
個人的に結構好きだったのが「気さくなお人形、19歳」老人が練無にやたらと待遇のいいバイトを薦めるのは意味があるのだと思いましたが、ああやっぱりといえる真相でした。でも、それだけじゃ終わらなくてどんでん返しが待ってるんですよね。結構大人びている練無ですが、最後はいい奴じゃないか、と心があったまります。
森さんの作品は一癖も二癖もありますが、面白くて、止まらないんですよね〜

〈講談社 1999.1〉H21.6.10読了

6年半ぶりアルバム発売!

何と〜!カミセンのアルバムが出るとな!?
6年半ぶりですよ。ミニアルバムとはいえ、嬉しいです。
3人のソロ曲があったり、PVがあったり。
曲名などはこれから分かるみたいですが、きっとこの曲たちを引っさげてのコンサートなんだよね。
楽しみです^^
発売日は7月29日かぁ。まだまだ先だけど。
これを楽しみに、頑張ります。

※6/30曲目追加

Hello-Goodbye
【Coming Century】
2009.07.29 Release
■初回生産限定【DVD盤】(mini ALBUM+DVD)
AVCD-23928/B
【CD 収録曲】
Hello-Goodbye
Black-out
手のひらのUNIVERSE
Forget it all
想いのカケラ
Precious Song
【DVD 収録内容】
Hello-Goodbye <Music Video>
¥2,300 (tax in)
※mini ALBUM 全6曲収録+DVDには「Hello-Goodbye」ミュージッククリップを収録

■初回生産限定【ソロCD盤】(mini ALBUM+特典CD)
AVCD-23929/B
【CD 収録曲】
Hello-Goodbye
Black-out
手のひらのUNIVERSE
Forget it all
想いのカケラ
Precious Song
【BONUS CD収録曲】
You are my everything / Go Morita
4U / Ken Miyake
Shall we Love? / Junichi Okada
¥2,200 (tax in)
※mini ALBUM 全6曲収録+特典CDにはソロ楽曲を収録

■通常盤
AVCD-23930
¥1,890 (tax in)
【CD 収録曲】
Hello-Goodbye
Black-out
手のひらのUNIVERSE
Forget it all
想いのカケラ
Precious Song
ファイト <Bonus Track>
※mini ALBUM 6曲収録+ボーナス・トラック 全7曲収録
※初回限定特典としてオリジナルデザイン缶バッチ(3個セット)封入

光 三浦しをん3

光

暴力はやってくるのではない。帰ってくるのだ。
理不尽をかいくぐり生きのびた魂に、安息は訪れるのか――
天災ですべてを失った中学生の信之。共に生き残った幼なじみの美花を救うため、彼はある行動をとる。二十年後、過去を封印して暮らす信之の前に、もう一人の生き残り・輔が姿を現わす。あの秘密の記憶から、今、新たな黒い影が生まれようとしていた――。

暗かったですね〜。読んでいてどんどん気持ちが堕ちていきましたよ。
美浜島が津波により、ほとんどの島民が死んでしまって、生き残った信之と美花と輔。
家族を失った2人+1人はどうなるのかと思ったらいきなり20年後になって南海子という女性の語りになるから、驚きましたよ。
よくなる事がなくって。娘の椿ちゃんの身におきた事とか、信之と輔の再会とか、南海子の浮気とか。
あ〜、読んでいて辛かったデス。
輔は親の虐待によって歪んだ愛情を持って、死に対しても恐怖というのとはちょっと違う感情を持っていて。
輔の事は私もずっと嫌いだったけど、やっぱり可愛そうな境遇だったなと思わざるを得ないなぁ。
だから、愛情も歪んでたのかなと。信之に対する感情はやっぱり特別なものだったんだろうと思う。それは恋愛というのとは別で。
輔もそうだけど、信之も美花もちょっと歪んでる。
信之は何で家庭を持ったんだろうか。きっと南海子も椿の事も愛情は感じてない。頭の中にあるのは美花のことだけ。美花と一緒に暮らしたいと願っているのに、どうしてそうしたのかってのも気になるし。
美花が自分の手を汚さずに邪魔な人間を排除するやり方は卑劣。何となく「幻夜」の美冬を思い出しました。
南海子も曲者。最初は子どもに対して自分の思うように動かそうとしすぎだって、思ったんだけど、結構共感できるところもあったりしてちょっと恐怖。
新入社員にはイライラしてしまうとか、周りを世間の目を気にしすぎることとか。
ここが共感できるって事は、自分に子どもが出来たとして、ちょっと鈍い子どもの行動に対してイライラしてしまうのだろうか、自分。
北海道はお受験に対してそんなピリピリしてないから、それはないと思うのだが。
新入社員のくだりは人によるとは思うけども。ここで言ってもしょうがないけど、若い子の仕事の態度とか、しゃべり方とか、雑談とか、イライライライラして、爆発しそうなのです、今。ストレスで胃に穴が開くかも。また。
だからか南海子の事は悪くは思えなかったのです。
だからって、浮気は絶対ダメだし、旦那が行方不明になっていてあからさまな言い訳をしているのに、普通に接して娘の受験の事とか生活を考えられるって言うのは恐ろしかったですが。

〈集英社 2008.11〉H21.6.4読了

余談ですが、しをんさん「格闘する者に○」で集英社の面接の事とか暴露していて、こんな大手の会社で自分の本を出すことはないだろうから、まいっか!って書いてたけど、出てるじゃないか^^;
凄いですね!っていうか、知られてないのでしょうか。気になる…。

僕僕先生 胡蝶の失くし物 仁木英之4

胡蝶の失くし物―僕僕先生
胡蝶の失くし物―僕僕先生
美少女仙人vs.最凶の刺客!?気ままな旅を続ける僕僕先生と王弁くんを、大唐帝国の闇で蠢く暗殺者集団「胡蝶」が追う—。必殺の吹き矢を操る劉欣が登場。笑いあり、サスペンスあり、涙ありの第3弾。

僕僕先生シリーズ第3弾です。
相変わらずの珍道中ですね。僕僕と王弁と薄妃に加え、今回から劉欣が加わります。
始めは殺し屋で、僕僕を狙っていたのですが、あるきっかけからともに旅をする事に。
僕僕と王弁の関係はあいかわらずほのぼのとしていて可愛いですね。
2人の関係はまったくもって進展していないのですが、今回のもう一人の主人公は薄妃でもあります。
キーマンでしたねぇ。
最後の作品がちゃんとした終わり方ではなかったので、もはや続きが気になります。

〈新潮社 2009.3〉H21.6.3読了

おしゃれイズムで・・・

おしゃれイズムは1年ぶり?に岡田君。
前回健君がお酒を飲むと甘えん坊になるという話をしていましたが。「靴下脱がせて」とかいうとか。
(それはクマグスを見て確信に変わったが)
今回も健君ネタ…だったのだが。
夢とはいえ…
勝手に健君を殺すな!
悪に染まったって^^;ホント、今年30歳になるのに。
しかも死に方が何ともはや…。
健君が悪に染まっちゃって、倉庫に行くと健君がいて、何とかこっちに連れ戻さなきゃ行けないと思って、逃げる健君を追いかけて、階段駆け上がったら健君が「俺、こんなこともできるんだよ」って言って何か乗ったりとかしていて、手を離したらリアルに健君が落ちて死んでしまった…ていう夢。
…何じゃそれは〜!?
目いっぱいカメラ目線で謝ってくれたので良いですけども。
「け〜ん!!」っていう叫びも面白かった。
いや〜爆笑だった。
あと「Listen」をリステンと読んでいたと。この曲って「HAPPY」のアルバムの曲…だよね。凄い昔だしコンサートでもあんまり歌ってない気が…。
そしてジェットコースター。
昔「学校へ行こう」でジェットコースターに乗ったとき高所恐怖症で、怖がって隣にいる健君に縋りついてなかったっけ^^;克服したのか。
まあ10年くらい前の話だけど。
あ〜おっかしかった。
こういう話ばっかりだったらいいのに。

新知識階級 クマグス #23

3週間ぶりのクマグス。北海道放送は不定期になったようで。
やってくれるのは嬉しいんだけど、いつやるか分からないって言うのはもどかしいなぁ…。
また、いつやるかわからないし。
3週間間隔はちょっと辛いかも…。
今回は「UFOクマグス」と「ミニチュアフードクマグス」と「朝飲みクマグス」でした。
これからはほとんど3本立てみたいですねぇ。
ミニチュアフードはもうプロの技ですね。すごい。
朝飲みクマグスですよ、問題は。
っていうか花見か…もう札幌でもGWあたりで終わってるよ。
YOU TUBEみて知ってたけどさ。
もうただの酔っ払い集団だよね^^;
健君の酔っ払い姿、可愛らしくて面白いんだけども。
来なかった人は正解かもね^^;
まあ、多分皆寝てたんだろうけど。
イノッチと坂本君が飲んでいる姿は、さまになってたねぇ。

少年時代 池永陽3

少年時代
少年時代
清流・吉田川が流れる町・郡上八幡にはある習慣があった。
「川にかかる新橋から飛び込む。それができれば一人前の男となる」—中学生になっても飛び込めずにいる良平は、度胸をつけようと、仲間とともに様々な“冒険”をする。
心優しい姉や生徒思いの教師らにも囲まれた良平は、少しずつ成長していく。
穏やかな筆致で描き出される美しい四季の移ろいに淡い郷愁を覚え、立ちはだかる現実に傷つき、戸惑う少年たちの姿に深い共感を呼び起こす青春小説。

6月にドラマ化が決まった作品の原作です。
坂本君の演じる役がどういう人なのか気になって読みました。こっちで放送されれるか分からないし。
最初、スケベな先生が出てきて歳も37歳で同じだったから、この人!?って思ったけど、違いました。そういえば美術の先生だって言ってた。
最初は面白かったです。良平や友達の正太や達夫や博信が皆一緒にいて、おバカな話をしているのも可愛かったし。
良平がお母さんやお姉ちゃんに学校であった事や、友達と話したことを包み隠さず話すところとか、美樹先生や大倉先生が生徒のために保護者の所へ言ったり、嫌な顔せずに休日に遊びに来た生徒達を招いたり、御飯を奢ったり。
こういう人間関係がいいなぁと思ってたんです。
それなのに!
何ですか、あのラスト。ビックリですよ。
何ですか、あのとってつけたような結末。いきなりすぎてわかんなかったよ。
家族思いで弟のことばっかり気にする志保子とか、生徒達と正面から向き合う先生が、あんな事を選ぶとは思えない。
違和感を感じてしまった。
しかも友達はだんだんいなくなってしまうし。
ガールフレンドとの行く末もあっさりしすぎだし。
この一連の出来事が少年時代なんて悲しすぎます。
最初も中盤も良かったのに、凄く残念でした。

〈双葉社 2006.5〉H21.5.29読了

母 三浦綾子5

母 (角川文庫)
母 (角川文庫)
「わだしは小説を書くことが、あんなにおっかないことだとは思ってもみなかった。あの多喜二が小説書いて殺されるなんて…」明治初頭、十七歳で結婚。
小樽湾の岸壁に立つ小さなパン屋を営み、病弱の夫を支え、六人の子を育てた母セキ。
貧しくとも明るかった小林家に暗い影がさしたのは、次男多喜二の反戦小説『蟹工船』が大きな評判になってからだ。
大らかな心で、多喜二の「理想」を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキの、波乱に富んだ一生を描き切った、感動の長編小説。三浦文学の集大成。

会社の方が、貸してくださった作品。今まで三浦綾子さんの作品は読んだ事がありませんでした。
何となく、怖いとか、可哀相とか、先入観を持ってしまっていたんですよね。
この作品は拷問死した小林多喜二の母、セキが人生を語る作品。
私、小樽で小林多喜二の資料館に行った事があります。作品は読んだ事がないですが、プロレタリア文学の作家で、特高警察によって虐殺されたと言う事は知ってました。
でも、多喜二の人物像は、この作品を読んで始めて知りました。
貧しい人を生んではいけないと、今の世を変えるために小説を書く事で国と闘った多喜二。
実際にも貧しい人を助け、家族を心配し、自分の事よりも他人に気にかける、素晴らしい人だったんですね。
今まで知らなかった事が申し訳なく思います。
三浦さんの旦那さんは、どうして奥さんにセキさんの心を書かせようと思ったのでしょうか。
読んでいて引き込まれましたし、本当にセキさんが話しているように感じました。
素晴らしかったです。
でも、ここまで警察や国と闘った多喜二は、今の日本を見てどう思うのでしょう。
「蟹工船」が今注目を集めていますが、売れている理由を知ったら、多喜二は嘆き悲しむのではないでしょうか。
多喜二の信念は、日本の至る所に残っていると思います。
ですが、やはり国家が変わらないと、根底のものは変わらないですよね。
多喜二のように人が動かなければ、ダメなんですよね…。
セキさんは、素敵な方だったんでしょうね。何だか大変だけど明るく生活している家族の姿が目に浮かぶようでした。

〈角川書店 1992.3〉H21.5.27読了

ビロウな話で恐縮です日記 三浦しをん5

ビロウな話で恐縮です日記
ビロウな話で恐縮です日記
なぜ日記をつけるのかなと、日記を書きながらいつも考えた…。天下無敵の妄想体質作家・三浦しをんがインターネット上で2年弱書き続けた、ビロウな話ばかりの日記。著者自身による脚注&書き下ろしのおまけも収録。
1章 坊さんも三日で飽きる
2章 弘法大師さえ筆を折る
3章 河童は川遊びに興じる
4章 門前で小僧が昼寝する

しをんさんの作品、久しぶりに読みました。
「光」を大分前から図書館で予約しているのだが、未だに入ってこず。
こちらの方が先に入ってきて、読むことができました。
いやー、面白かった。私は最近通勤中とお昼休みにしか読んでいないから、人のいる所でしか読んでいなくて。
絶対変な人に見られていたと思う。不意打ちで「ぷっ」って笑えるところがたくさんあって。まぁ、予想はしていたけど。
しをんさんはタクシーのおじちゃんに好かれるのかね。私、あんまり話し掛けられた事ないです。
いや〜しをんさんのエッセイにV6の名前が。っていうか剛君の名前が!といっても結構伏せ字になっていて、分からない人がいる…かも^^;嬉しいのでいいっす。
アイシールド21の話も出ていたけど、漫画もアニメも全く観た事のない私は「あぁ、トニセンとカミセンが主題歌を歌った漫画ね」という認識しかできず。これもまた病気だな。
しをんさんが微妙に「ガラスの仮面」の登場人物を登場させるのがまた面白くて。こちらは分かるからどんどん登場していいのですが。
BLとか同人誌とか追っかけとか、相変わらずですね。そのまま突っ切ってください。
そしていつのまにしをんさんはキ○キファンになったのですか。最初からですか。「悶絶スパイラル」で「愛のかたまり」について語っていたけれども。
「やめないで、PURE」って…10年前の曲ですが。嵐がバックで踊ってた頃だよ。前からファンなのか…。
しをんさんとは部分的に気が合いそうだ。
1番しょっぱなが箱根駅伝の話で「山の神、ここに降臨!」とか書いてるのが嬉しかったよ。
ちなみに、私は20代半ばだけど瀬古選手も宗兄弟も知ってるよ、しをんさん。

〈太田出版 2009.2〉H21.5.26読了

6年ぶり!カミセン全国ツアー!

うわ〜ん!ついに来ましたよ〜。6年ぶりだよ〜。
今日、朝の芸能ニュースでトニコンやるんだろうなと思って録画しといたのですが、なんとカミコンとな!?
6年ぶりだよ〜。嬉しいよ〜。
6年前に行った時のこと忘れたよ〜(おい)
しかも!札幌オーラス!?何故!?
しかも!(しつこい)きたえーるで2日連続…。
嬉しいんだけど、Vコンでさえ1日1公演だったのに人が集まるのか…。ファンのくせして心配してる^^;
札幌でオーラスなんてもう二度とないかもだから2日とも出陣するけどさ!(チケット取れれば)
…でも、9月13日ってきっとマラソン大会があるなぁ…体力持つかなぁ…。
いやいや、頑張りますよ!
っていうか、チケットちゃんと取れますように!

Coming Century CONCERT TOUR 2009
■広島グリーンアリーナ
7/19(日)16:00
■大阪城ホール
7/25(土)18:30
7/26(日)16:00
■長野ビッグハット
8/1(土)18:30
8/2(日)17:00
■国立代々木競技場 第一体育館
8/7(金)18:30
8/8(土)18:30
8/9(日)17:00
■名古屋・日本ガイシスポーツプラザ ガイシホール
8/19(水)18:30
8/20(木)18:30
■サンドーム福井
8/23(日)16:00
■グランディ・21(宮城県総合体育館)
8/30(日)16:00
■マリンメッセ福岡
9/6(日)17:00
■北海道立総合体育センター(きたえーる)
9/12(土)18:30
9/13(日)16:00

ファミリーポートレイト 桜庭一樹5

ファミリーポートレイト
ファミリーポートレイト
ネタバレ注意!
コマコ、5歳。ママのマコと一緒にコーエーを飛び出し、2人で旅に出た。年寄りばかりが暮らし、冬には雪で埋め尽くされる山奥の村、女ばかり一緒に暮らしていた温泉町、豚の解体工場のある町、盲目の大家と月に1度会う穏やかだった町、隠遁者としてママと最後に暮らした大きな家。ずっとママと一緒に過ごした時間。
その旅が終わりを告げ、マコの手下だったコマコは早い余生を過ごし始めていた。
あなたとは、この世の果てまでいっしょよ。
呪いのように。親子、だもの。
ママの名前は、マコ。マコの娘は、コマコ。
すなわち、それがあたし。あなたの人生の脇役にふさわしい命名法。
『赤朽葉家の伝説』『私の男』――集大成となる家族の肖像

長かった…。
ページ数の多さもありますが、コマコの5歳からのいわば人生が描かれているため、何年も読んでいるような感覚に陥りました。
一部はコマコとマコの逃避行が描かれ、二部は旅を終えた後のコマコの生活が描かれてる。
コマコは1部ではずっとマコと一緒。マコが産んだ子だからコマコ。「マコのためのコマコ」とか「手下はボスに絶対服従」って言っているし。
殴られた傷も、煙草を押し付けられた跡もあるし、世間で言う虐待をコマコはずっと受けてたことになる。
マコはコマコを大好きだというけれど、やっぱり自分のことしか考えていなくて、だからコマコは翻弄されて、満足に教育も受けず、存在しない子どもとして育てられて。
桜庭さんはどうしてこういう親子関係や、子どもの心の中の葛藤を描くのが上手いんだろうなぁ。
コマコの心の中、自分の心が抉られる様でしたよ…。ブラックホールに入り込んで彷徨ってるような。1部でコマコが段々現実と想像の世界が一体化していくのが怖くて怖くて。この後コマコちゃんはどうなってしまうのだろうと。
でも、それがコマコの支えだったんだろうな。1番始めに逃げ込んだ山奥の村で、若いお兄さんから文字を教えてもらって。言葉や物語がなかったら、きっとコマコは壊れてしまっていたと思う。
そして第2部。
こちらも長かった…。何せ20年分書かれているわけですから。
コマコは余生のつもりで日々を過ごしていたけれど、周りにいる人達に恵まれていたと思う。鍛冶野さんや由利さんや波やオチケン部員や波の奥さんやお父さんや弟や歳の離れた妹や。いや、弟はどうかな・・・。
父親の大きな屋敷の自分の部屋には馴染めず、高校で暮らす日々。高校を卒業し「犬の心」で働き、嘘しかいわない話を話し続けた日々。小説家になり、ひたすら書き続ける日々。そこから逃げ出し「赤い魚」で働き、真田という真っ当な人と恋人同士になった日々。
再び小説家になって、落ち着いてからはようやく安心して読めました。
真田と普通の恋愛をして結ばれて、本当に良かったなぁと思います。
そして最後のマコとコマコのファミリーポートレイト!
なんと運命的な!
もう素晴らしかったです。重たい沈んだ気持ちが、最後は朗らかに終えられました。

〈講談社 2009.1〉H21.5.23読了

警視庁捜査一課9係シーズン4!

イノッチが出ているドラマ「警視庁捜査一課9係」の新シリーズが始まるんです〜!!
7月1日スタートとな。ドラマの名前は「新・警視庁捜査一課9係」らしいのですが。
新って…4回目なのに^^;
4月にやらなかったから、今年はやらないだろうと思ってたのに。嬉しいです^^
主題歌、もちろんV6だよね!
「スピリット」なのかな?
いやいや、更に新曲でもOKですよ!
だって今度の曲は9ヶ月ぶりなんだから、そのすぐ2ヵ月後とかでも良いですよ!
ドラマも好きなシリーズなので楽しみです^^
2人は結婚するのかな。
あ、ダメだ。結婚したら終わっちゃうかも^^;
もっともっと続いてほしいし。
シリーズ4ですか。
地味に続いてますねぇ(失礼)
大きく取りざたされなくても、こうやって長く続いてくれて、嬉しいものです。
私、健君が連ドラをやるってことになったら、きっと泣きます。歓喜で。

ブラザー・サン シスター・ムーン 恩田陸3

ブラザー・サン シスター・ムーン
ブラザー・サン シスター・ムーン
ねえ、覚えてる? 空から蛇が落ちてきたあの夏の日のことを――
本と映画と音楽……それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間。

最初の印象は、「この作品は本当に恩田さんの書いた作品なのか…」でした。
「夜のピクニック」から4年…っていう紹介文だったからてっきり高校生が主人公の話なのかと思いきや、おそらく40代くらいの男女が大学生時代を振り返ってる話。
第一部は楡崎綾音の話。第2部は戸崎衛の話。第3部は箱崎一の話。
綾音は小説家で戸崎は鉄鋼メーカー社員。箱崎は映画監督。
それぞれ大学時代の話をするのですが、微妙な話し口調が入り込めないし、何を伝えようとしているのか分からなかったです。
う〜ん。。。私にしては恩田作品なのに辛い気がします。
「六年目の小夜子」とか「夜のピクニック」とか「ネバーランド」とか「蛇行する川のほとり」とかちょっとテイストは違えど「ロミオとロミオは永遠に」とか。の方が面白かったです。
学生っぽい作品ではなかったですね。
最後まですらーっと読みきってしまいましたが、う〜ん…。
世代が合わなかったのでしょうか。でも、恩田さんの作品は40代の人が主役のものも多くて、楽しめているからそれが理由でもない気がします…。
3人が高校のときに経験した誰もいない街、空から蛇が落ちてきて、川を泳いでいる風景。
これが何かを伝えようとしているのだと思うのですが、分からなかったです。ごめんなさい。

〈河出書房新社 2009.1〉H21.5.19読了

HAPPY BIRTHDAY!

今日はイノッチの誕生日です!
おめでとうございます〜!!パチパチパチ。
33歳ですか…。ゾロ目ですね。
何だかトニセンって感じの年齢になってきましたね(?)
イノッチの笑顔はとても癒されます。
ファンに何でも自分の事を包み隠さず話しかけてくれるイノッチが大好きです。
これからも、今のまま素敵なイノッチでいてください。
V6での3バカトリオの長男?でのキャラも好きだけど、トニセンでいるときのいじられキャラも大好きです。
これからも、応援してますよ〜^^

「ザ少年倶楽部 プレミアム」 2006年7月16日放送分

プレミアムゲスト:森田剛
プレミアムショー:V6「Darling」「それぞれの空」「グッデイ!!」
ステージレポート:三宅健  舞台「第32進海丸」

すんげぇ今更ですが。YOU TUBEで発見したので見ました。
この番組は月に1度、太一君が司会で1対1で話をするトーク番組です。昔は丸々ひとつのグループ主体の番組だったんだけど、今はゲストとショーとステージレポートがバラバラだったりします。仕方ないけど。
この番組の存在を知ったのが2007年だったので、この回だけ見逃してました。
というわけで、見つけられて嬉しかったです。
健君がゲストの時も太一君は言ってたんだよね「大人になったね〜」って。
どうしても若くしてデビューしていたら若いまんまで時間が止まっているから、そう思っちゃうんだろうな〜。
剛君、すごく大人な素敵な事、たくさん言ってました。改めて、V6が好きになりました。
他の5人の事をどう思っているのか聞けたし^^
坂本君「凄く責任感の強い人。自分がまとめなくちゃいけないと背負ってた部分が多かった。10年たって、カミセンが大人になってその責任を負担できる歳になったから、その荷物をしょってあげたいと思う。最近変わった。凄くみんなにも任すようになって、軽くなったように思う。」
長野君「水みたい。6人の流れをよくしてくれる。中立の立場にいられる人。話を聞ける人。」
イノッチ「ムードメーカー。イノッチがいなかったらV6はなかった。V6のために身体を張ってくれた。メンバーの間もそうだし、仕事の面でもスタッフとのコミュニケーションも図ってくれていた。」
健君「ジュニア時代から一緒で、彼とは一番長い。だから健の事は一番自分が理解してると思う。凄く自由な人。簡単に言うとちゃんとしてない。台本どおり行かない。(人の事は言えないって、太一君に突っ込まれてました)健とは似てる部分もあって。彼はこれからも自由にやっていってほしい。」
岡田君「自分の世界を持ってる。自分の意見も伝えられる。下からグループを突き上げてくれる。頼もしい。」
健君のことを、自分が一番理解しているって言い切ってるところは、何だか重みを感じました。
剛君の目標としている事も分かったし。人としては当たり前かもしれないけど、仕事に対する真摯な態度で取り組む姿が伝わってきました。
芝居がしたいと思うきっかけとなった作品の「君を見上げて」。私、1話は見たんだけど、それから見逃しちゃって、見てないんだよなぁ。今更ながら見ようかな。
IZOもDVD見たいなぁ…。

司書はふたたび魔女になる 大島真理3

司書はふたたび魔女になる
司書はふたたび魔女になる
1 図書館をめぐって(『バスラの図書館員』
“ウィキペディア” 土(ツチ)と士(シ)ほか)
2 本をめぐって(実寸できない心のスケール『まだ名前のない小さな本』 こんなことある?『犬に本を読んであげたことある?』 この現実を直視する目『生きながら火に焼かれて』 ほか)
3 映画をめぐって(壮大な宇宙の果てにある時間『天空の草原のナンサ』 永遠を待つアフリカの大地『ナイロビの蜂』 現代版ラスコーリニコフ『マッチポイント』 ほか)

図書館で発見して、借りました。でも、続編だったんですね。
まあ、前の作品を読んでなくて分からないって事はないので読みました。
パート1は著者が図書館で働いていた時に感じた事などが書かれています。
インターネットが主流ですが、一文字でも間違っていたらヒットしないっていうの、わかる〜。私はよく芸能人の事はウィキペディアを使ったりしますけど、分からない単語とか言葉は辞書を引きます。辞書を引くって言う行為が好きだったりします。
パート2は本について。著者さんの気になった本?の事が書かれています。私が読んだ事があったのは「図書館戦争」シリーズのみ。読んだ事のある作家さんだったら梨木香歩さんかな。「図書館戦争」シリーズの事が書かれてる!と思って楽しみにしていたのですが、あまり好印象ではなかったようですね。残念。確かに図書館司書として読んだらぶっ飛んでいるかもしれないですね。闘ってるし。あの作品は恋愛小説として読むから良いんですよねぇ^^
パート3は映画について。映画は1作品も見たことがなかったですねぇ。「天空の草原のナンサ」がちょっと気になりました。
著者さんの「司書はときどき魔女になる」も読んでみようと思います。

〈郵研社 2007.6〉H21.5.13読了

有限と微小のパン 森博嗣4

有限と微小のパン (講談社ノベルス)
有限と微小のパン (講談社ノベルス)
日本最大のソフトメーカ「ナノクラフト」が経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。
社長の塙理生哉はかつて萌絵の婚約者だったらしい。
パークでは過去に「シードラゴン事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。
萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。
核心に存在する、偉大な知性の正体は…。
S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。

ネタバレ注意!

2段組でしかも600ページ。長かった…。
真賀田四季博士との再会です。だからか事件も一筋縄ではいきません。
テーマパークの教会での松本さんの殺人。ホテルの個室内での新庄さんの殺人。そしてバーチャル内での藤原副社長の殺人。
例によって例のごとく、ちっともトリックは分かりません^^;
「ナノクラフト」の人たちが頭が良すぎて言っていることが分からないです…。
にしても、トリックには驚いた。まさかすべての人が仕掛け人だったとは。殺人は予期せぬ出来事だったのですね。
まあ、殺人は普通予期せぬ出来事だけど^^;
そして、相変わらず犀川先生と萌絵の関係が気になっていたのですが、ちっとも進展しないんですねぇ。
この作品でS&Mシリーズは終わりなのかと思っていたのですが、終わらないんでしょうか。どうなんでしょうか。
微妙に進展しているようなしてないような。
でも、今回の犀川先生はかっこよかったです^^ちゃんと萌絵のために長崎まで車をすっ飛ばしてきたんだもの〜。
四季博士は何度でも復活しそうですね…。これからどうなっちゃうのか。とっても気になります。
ただ、犀川先生と歩いた6時間は、ただの「人」だったんじゃないかなと思ったけど。

〈講談社 1998.10〉H21.5.12読了

大原まゆさん…

今日の朝刊を見て、驚きました。
大原まゆさんが、亡くなられたんですね。
ビックリしました。そして、とてもショックでした。
「おっぱいの詩」を3年前に読み、20代でも乳がんに侵される事があるのだと知りました。
大原さんの作品を読んで、勉強になりましたし、他人事ではないのだと感じました。
この作品の感想をブログに書いた時、まゆさんご本人が書き込みをしてくださったんです。
それが本当に嬉しかったです。
映画も公開されましたよね。そのときには、すでに再発されていたんですね。
まゆさんの想いは、まゆさん御本人や映画を通してみんなに伝わっていると思います。
まゆさんのご冥福をお祈りいたします。

GWひとり旅 岩手編 3日目(5/6)

ついに最終日です。全部朝が早かったから、1日1日は過ぎるのが遅かったですけど、思い返すとあっという間ですよねぇ。3日目は腹痛も起きず、何事もなく平泉へ迎えました。

<3日目>
盛岡駅

平泉駅
この日は最初からレンタサイクルで移動すると決めてました。じゃないと絶対たくさん周れないだろうと思いまして。

中尊寺
入口から本道まで800m。しかも急な上り坂。登るのが大変でした…。奥州藤原初代清衡が建立したらしいです。金色堂。綺麗だったー。そのほかにも色々周る所があって楽しめました。面白かったのが目のお守りがあったんです。珍しかったので購入。休憩所の自販機で小岩井農場の瓶牛乳を買うこともできます。普通の牛乳とコーヒー牛乳の2種類。私は普通の牛乳を飲みましたが、やっぱり美味しかったなぁ。瓶は洗って戻しましょう。

夢館奥州藤原歴史物語
ここは私の中でカナリのヒットでした。中尊寺の入口近くにエスカレーターがあり、それに乗ると着いた先がこの夢館です。ここは奥州藤原氏4代に渡る歴史がわかる資料館です。100体以上のロウ人形で立体的に再現されてます。いや〜面白かった!奥州藤原氏の歴史って全然知らなかったんだけど、興味を持ちました。説明書がお土産売り場にあったので、購入。再度勉強します。

高館・義経堂
義経最期の地といわれている場所です。ここももの凄く高い所にあるので登るのが大変でした。決して自転車ではいけません。ヒーヒーいいながら着きました。でも、頑張った分、景色は良かったですねー。突き当りを左に行ったら義経堂があり、右手には芭蕉の石碑があります。芭蕉もこの地に着て義経の最期の場所だと知ります。そこで詠んだ句が「夏草や 兵どもが 夢の跡」なんですよね。そして偶然にも、この句を詠んだのは義経が亡くなって丁度500年後だったそうです。何だか感慨深いですねぇ。

柳之御所資料館
奥州藤原氏にまつわる展示物が置かれています。ここは無料です。

達谷窟毘沙門堂
ここは行く予定ではなかったのです。なぜなら駅から(カナリ)遠いから。でも、またしても時間にとても余裕があったので意を決して向かう事に。駅から片道6キロ。いけない距離じゃないけどここまで結構山登りをしてたので微妙に疲れ気味でした^^;向かったはいいけど行きは結構な登りで挫折しそうになりました…。周りは田んぼで全然人に会わないし。ちょっと着くまでに何度か悲観的になりました。そしてついに到着!長かった…。ここは征夷大将軍だった坂上田村麻呂が蝦夷の悪路王を倒した事で建立したといわれる堂です。京都の清水寺をモチーフにしているらしい。確かに似てました。でも、大きな岩がめり込んでるんです。何だか独特の建物でした。その建物を出た隣に、大きな岩の上のほうに顔のみのお釈迦様がいらっしゃいます。胴体もあったそうなのですが、明治に起きた大地震により崩壊したらしいです。お祈りをしてまた再び長い道のりが待ってました。でも、下りばかりで行きの半分くらいの時間で戻れました。あーツカレタ。

毛越寺
奥州藤原氏2代基衡が建立したお寺です。大きな池があり、それがまた絶景なのです。この場所で毎年GWに「藤原まつり」というのがあるみたいです。源義経公東下り行列というのがあって、今まで数々の芸能人が義経公を演じているみたいですよ。ちなみに今年は五十嵐隼士くんだったらしいです。タッキーも4年前にやっていたみたいでビックリ。まあ、義経を実際にドラマで演じていてその年に違う人がやるって言うのも変な話だけども。あとは藤原達也さんとか中尾明慶くんとか。豪華ですねー。

平泉文化遺産センター
ここも奥州藤原氏にまつわる歴史がわかる場所でした。今年の4月にできたばかりらしい。確かに新しかった。でも、受付にいた人が五月蝿かったんだよなー。歴史を勉強したかったのにちょっとイライラ。

駅前芭蕉館
遅めのお昼御飯。再び蕎麦です^^;どんだけ蕎麦好きなんだという話ですね。ここはわんこそばも扱っていたので、やっぱり食べたいなと。でも、一人で来ててわんこそばを食べるのも恥ずかしかったので単品で。でも多分使っているお蕎麦は同じだからこれで盛岡三大麺は制覇って事で^^

無量光院跡地
ここは奥州藤原氏3代秀衡の建立したお寺…なのですが、今は跡地しかないです。藤原氏の歴史を知って、跡地でも行ってみたいと思い、行きました。

平泉駅

いわて花巻空港

自転車走行距離20キロは行ったと思われます…。疲れたー。
でも、今回の旅行は宮沢賢治を巡る旅というのが目的だったのですが、平泉の歴史を知る事も出来て(いや、あんまりわかってないと思うけども)本当に大満足の3日間でした。歴史を覚えるのは苦手なんだけど、もっと平泉の歴史を知りたいと思いました。
宮沢賢治についても前以上に少しは分かったように思います。私は代表作しか読んでいないので、今度買い揃えていろんな作品を読んでいきたいです。
GWだったけど、想像していたよりはそんなに混んでなかったです。混みそうな所は午前中の早い時間に行ったのもよかったのかも。
9月の連休はどこへ行こうかな。暦どおりの休みかも分からないけど。
こんな長い稚拙な旅日記を読んで下さる奇特な方がいらっしゃるか分かりませんが、読んでくださったのなら、ありがとうございます!

GWひとり旅 岩手編 2日目(5/5)

2日目の午前4時頃、激しい腹痛に襲われて1時間くらい闘ってました。いつもは胃腸薬を常備してるのに、こんな時に限って忘れちゃって…大変だった。闘って私が勝ちました。良かったよ〜。腹痛で足止めは流石に悲しいし…。
<2日目>
盛岡駅

花巻駅
約40分ですよ。長かった…。そして丁度いいバスもなく、タクシーで記念館へ。1時間に1本かぁ…。

宮沢賢治記念館
念願の!です。高校のときから行きたかった宮沢賢治記念館へようやく行けました。嬉しい^^もの凄く山の上にあります。賢治の生涯、世界観を知る事が出来ます。植物、星、石、宗教、農業についてなど。賢治は岩手にまつわる様々な事について博識で、説明を読んでも理解するのがなかなか難しかったです…。賢治が愛用していたチェロもあり、スイッチを押すとそのチェロで演奏された「トロイメライ」を聞く事ができます。賢治って作曲もしてたんですよね。知らなかったなぁ…。歴代の作品もずらーっと納められてます。直筆の原稿もあります。お土産もいっぱい買いました^^

宮沢賢治イーハトーブ館
記念館から下り、花時計を見て、さらに下へ行くとイーハトーブ館があります。こちらは無料です。こちらも賢治についての展示がされています。私が行った時は高村光太郎との関わりについてが展示されていました。そして、奥にあるミニシアターで賢治の作品のアニメを見ることが出来ます。私は「どんぐりと山猫」「虔十公園林」「雪渡り」を見ました。見なかったけどあと「グスコーブドリの伝記」「注文の多い料理店」も放映されていました。賢治のあの独特の言葉の表現が好きです。音の表現も独特の言い回しをするんですよね。そして動物との共存。格差のない社会。自己を犠牲にしてまでも人を助ける。平和主義の作品が多いんですよね。私が読んだのは本当に一握りなので、さらに作品を読みたくなりました。

なめとこ山庵
お昼になったので御飯を。言っちゃ悪いですが食べる所がここしかなくて^^;丁度あいていたのでラッキーでした。お蕎麦屋さんです。オススメだという山菜天ぷらそばを戴きました。山菜が美味しい!苦味がまた良いんです〜。お蕎麦も太めで食べ応えがありました。おいしかったー☆

宮沢賢治童話村
午後イチで童話村へ。大きな公園でした。その中にいくつか建物があって、真ん中に大きな広場がありました。建物は「賢治の学校」と「賢治の教室」という2つがあり、「賢治の学校」では賢治の創り上げた世界観を4つの部屋で楽しむ事ができます。宇宙・天空・大地・空。「賢治の教室」はログハウスが並んでいて、植物の部屋、動物の部屋、星の部屋、石の部屋があります。こちらは細かい解説付き。授業を受けているようです。石が綺麗だったなー。

イギリス海岸
上記3つを1日かけて回ろうと思っていたのですが、午前8時半から周っていたらいくら時間をかけて回っても限度があり^^;1度花巻駅へ戻りました。たまたま買った賢治マップをみてレンタサイクルがあることを知り、早速借りて行きたいと思っていたけど距離的にいけそうになかった場所へ行く事に。最初に行ったのがイギリス海岸。水位が下がった時に見える岩肌がドーバー海峡に似ているということで賢治が命名。海岸ではなく川です。私は運悪く水位が上がっていて全く見れませんでした^^;残念。

雨ニモマケズ詩碑
賢治が設立した羅須地人協会の跡地の高台に置かれた石碑です。雨ニモマケズの後半部分が書かれてます。文字は高村光太郎のものなんです。近くに黒板もどきがあり、賢治が農業を行っていた時に実際に書かれていた文字が載ってます。

林風舎
石碑へ行った後、駅が何処か分からなくて多少迷いましたが何とか到着。花巻駅の近くにある雑貨屋さんです。賢治グッズをたくさん扱ってます。2Fにカフェもあります。

盛岡駅

明明家
盛岡へ戻って晩御飯。ずっと麺ばっかりだったので違うのを食べたいなーと思っていたのですが、駅内で焼肉屋を発見!冷麺がまた食べたい!と思い、結局また冷麺を食べました。冷麺は美味しい!でも、流石に米も食べたいと思い、小ビビンバもつけました。こちらは焼肉屋さんですが、網のないテーブルもあって1人でも全く恥ずかしくなく入れました。やっぱり冷麺は美味しかったです。

2日目は宮沢賢治めぐりツアーでした。これが1番の目的だったので達成できて大満足です。更に知らなかった事を知る事が出来たし、グッズもいっぱい買えたし!レンタサイクルのお陰で行くのを諦めていた所も行けて大満足でした!

GWひとり旅 岩手編 1日目(5/4)

社会人になってから初めてゴールデンウィークに旅行へ行きました。しかも一人旅。なぜなら、一緒に行ってくれる人がいないから^^;あぁ…さみしい。
一人旅は2回目ですが、結構好きです。行きたいところへ自由にいけるし。
今回で気付いたけど、いつもは出不精なのに、旅行へ行くとアクティブになってめちゃくちゃ動くようだ。走るし。
と、言う事で今回もたくさん歩いて走っていろんな所へ行きました。
数年前から宮沢賢治記念館へ行きたいと思っていて、ようやく念願かなっていけました^^
1日目:盛岡
2日目:花巻
3日目:平泉

という日程でした。
私が参考にした観光ガイドは「ことりっぷ」です。分かりやすいし、本自体も軽くて良かったです!
ということで遅ればせながらの旅日記です。

<1日目>
いわて花巻空港
GWなのに半分近く席が空いていましたよ…。私は快適に行けたんだけど。

盛岡駅

盛岡じゃじゃめん
着いたのが11時半くらいだったので、1番最初に行ったのが御飯屋さんでした^^;この旅行で盛岡三大麺を食べてやるぞーと思ってたので、食べれて良かったです。じゃじゃ麺は冷たいのかと思ったらあったかいんですね〜。麺が太くて弾力があって噛みごたえがありました。みそも食べた事のない味。美味しかったです。量も多いのに中で500円!安い。シメのちーたんたんもしっかりいただきました。

岩手銀行中ノ橋支店
写真撮影のみなのですが。国の重要文化財に指定されたらしいです。明治44年完成の古い建物。素敵な建物でした。

もりおか啄木・賢治記念館
石川啄木と宮沢賢治の生涯の書かれたパネルが置かれてます。作品もたくさん並んでました。1Fはカフェです。こちらも国指定の重要文化財。

ござ九
江戸〜明治に建てられた建物らしく、素敵な風貌。雑貨商でたわしとかサンダルとかいろいろなものが売ってます。

紺屋町番屋
写真撮影のみ。大正期の木造洋風建築物らしいです。

深沢紅子野の花美術館
盛岡出身の洋画家・深沢紅子さんの美術館です。川のすぐそばにあります。油絵と水彩画が展示されています。私は個人的に水彩画が好きです。花の絵がとてもきれいでした。

盛岡城跡公園
丘が多くて登るのが大変でした…。広いし。でも、まだ若干桜が残っていましたし、木々の手入れが本当に丁寧になされていて景観が美しかったです。写真たくさん撮りました。

石割桜
トニセンのライブDVDをみて存在を知りました^^;裁判所の中にあったのでびっくりでした。私が行った時は葉桜でしたが、それでも大満足でした。樹齢350年。貫禄があります。流石桜にーやん(イノッチ命名)どうしたらあんな岩から桜が生えるのだ…謎ですね。全く関係ないけど、「あぁ…去年ここにトニセンが来たのね…」とちょっと浸りました^^;

岩手県立美術館
こちら、行く予定はなかったのですが、もの凄く予想よりも早い時間で廻っていて時間があったのと、深沢紅子野の花美術館に行った時にたまたまポスターを見て美術館の展示物が「蜷川実花展」と言う事を知り、行ってみる事に。1度盛岡駅に戻って、運よく美術館方面のバスが来たので、すぐに向かいました。いやー運が良かった。「蜷川実花展」も面白かったです。あの独特な色彩。美しいですよね。改めて凄いです。写真集、買いたかったけど重くてかさばるので泣く泣く断念。

いーはとーぶアベニュー材木町
商店街の通りです。同人誌「アザレア」の仲間が住んでいたり、「注文の多い料理店」の出版元の光原社があったりして材木町は賢治ゆかりの地なのです。ということで、この通りには6つのモニュメントがあります。詩座・音座・花座・絹座・星座・石座。賢治も座ってます^^

光原社
器や漆器、和紙などが販売されていて、奥にはカフェもあります。宮沢賢治の作品の挿絵を書かれた柚木沙弥郎の作品が展示されている「マヂエル館」も併設されてます。「注文の多い料理店」の初版本もあるのです!感動です。挿絵の描かれた絵ハガキを買ってしまいました^^

啄木新婚の家
さらに時間があったので、材木町から歩いて10分くらいでしょうか。啄木新婚の家に行きました。啄木夫婦って純愛だったんですねぇ。何だか感動。

三千里
ホテルでちょっと休んでから晩御飯。やっぱり冷麺だ!と思い、駅の近くのお店を廻るも大行列。駅からちょっと遠いのですが、こちらのお店へ。でも、焼肉屋さんで周りは大人数の人たちばかり。一人で冷麺だけ食べているのはカナリ浮いてました。ハズカシカッタ。でも、冷麺は美味しかった!


6時起きで岩手に着いたのが10時頃。盛岡は11時半頃。それでこれだけ周れたら十分かな〜。面白かったです。賢治ゆかりのところ以外はあまり興味がなかったのですが、啄木の事もたくさん知ることができてよかったです。こういう歴史を辿る旅って好きです^^

新知識階級 クマグス #22

北海道は約1ヶ月ぶりのクマグスでした。
良かったよぉ〜。もうやらないかと思いましたよ。
怖くてHBCさんにメールしてしまいました。
そうしたら丁寧にお返事がきまして。嬉しかったです。
で、ようやくのクマグス。今回はUMAクマグス&ゾンビクマグス&朝呑みクマグス番外編。
実はもうYOU TUBEで見てしまっていたのですが^^;
お花見は良かったなぁ。「朝ズバ」でみのさんと話していたし。「学校へ行こう パート2」って言ってくれて嬉しかったよ。本当に叶うといいな。
もしもやるとしたら、完全に6人は教師役だけど。っていうかトニセンは最初から…ゲホゴホ。
健君と竹内アナと堤ディレクターと有馬君でのお花見。
堤ディレクターのお手製お弁当食べてみたい…
そしてから揚げを作ってくれた本人の前で美味しくなる裏ワザを披露する所が小悪魔的ですなぁ。
ヨーグルトを入れるって裏ワザ、何となく記憶がある…。
健君、ちっとも強くならなくて2杯ですでに怪しいのがカワユスですなぁ。
何ですか!?途中からついていた健君の頭の上の桜は。わざととしか思えん。
可愛いなぁ〜。
竹内アナも可愛い〜。2人並んでいると兄弟のよう。(恋人ではないのか)
だんだんただの酔っ払いになっていきましたねぇ〜。
来週はイノッチと坂本君が登場。2人は酒豪だからなぁ。全くかわらなそう。
って、来週のも見ちゃってるんだけどさ^^;

坂本君がドラマ出演!

朝、ヤフーニュースを見てビックリしたよ。
坂本君がドラマに出るとは。
「弁護士のくず」って、もう3年前なんだねぇ。早いわ。
6月21日、午後4時5分からだそう。
…北海道で放送されるかしら。微妙だな。
坂本君の演技がテレビで見れるなんて、嬉しいです^^
でも、ミュージカルっぽい演技にならないように気をつけてね。
って、もう撮影は終了しているのか。
原作は池永陽さんらしい。私前に1冊読んだことがあるな。
「コンビニ・ララバイ」。切なくてあったかくて、素敵な作品でした。
だから、きっとドラマも素晴らしいんだろうなと思います。
もしドラマが放送されなかったら本を読んで妄想する事にします^^;

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V6新曲「スピリット」発売日決定!

V6の新曲の発売日が決定しましたね〜^^
6月17日か。う〜ん。嬉しいけど微妙な日。
もっと遅かったら健君の誕生日の話になる気がするんだけど。
まぁ、いいや!
「スピリット」とってもいい曲だし!
早く欲しいし!久しぶりだし!9ヶ月ぶり!?もっともっと。
しかも今回はスキマスイッチの方とかアンダーグラフの方が楽曲提供とな!?
なんて豪華なの!
嬉しい。絶対全種類買おう。
恥ずかしいからアマゾンで^^;

スピリット
2009.06.17 Release
■MUSIC盤(CD+特典CD):AVCD-31693/B
¥1,890 (tax in)
※初回限定生産【大橋卓弥氏(スキマスイッチ)、Spontania、アンダーグラフ、Shigeo(SBK)が楽曲提供をした、豪華特典CD付き】
■VISUAL盤(CD+DVD):AVCD-31694/B
¥1,680 (tax in)
※初回限定生産【6つの数字を当てるとSPECIALコンテンツが見れる「ロトV6 DVD」企画!music clipに隠されたヒントとなる数字を入れ、正解するとSPECIALコンテンツがみれるお楽しみ企画!】
■通常盤(CDのみ):AVCD-31695
¥1,260 (tax in)
※【通常盤初回特典として、8ツ折りポスター封入!】

MUSIC盤収録楽曲
[CD]
01 スピリット
02 CHANCE!
[特典CD]
01 スタートライン
 【song by 大橋卓弥 from スキマスイッチ】 / 20th Century
02 Desert Eagle
 【song by Spontania】 / Coming Century
03 red
 【song by アンダーグラフ】 / 20th Century
04 Are you ready tonight?
 【song by Shigeo from SBK / The SAMOS】 / Coming Century

VISUAL盤収録楽曲
[CD]
01 スピリット
02 CHANCE!
[DVD]
スピリット(music Video Full version)
<SPECIAL CONTENTS> ロトV6 DVD!!

通常盤収録楽曲
[CD]
01 スピリット
02 CHANCE!
03 明日の傘
04 どうかよろしく。
05 スピリット(Karaoke)
06 CHANCE!(Karaoke)
07 明日の傘(Karaoke)
08 どうかよろしく。(Karaoke)

ハナシにならん!笑酔亭梅寿謎解噺2 田中啓文4

ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (集英社文庫)
ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (集英社文庫)
「蛇合草」竜二は笑酔亭梅駆として落語の頂点を極めるO−1グランプリに挑戦する。しかし結果は6人中最下位。煮え切らない結果となってしまったが、これが現実だと受け止める。今回の挑戦者は関東から3名、関西から3名。互いに互いの事を罵りあう。
「天神山」竜二は梅寿の命令で武者川原ハテナの付き人をする事になった。ハテナは元々落語家だったが、タレントに転身した人間だった。
「ちりとてちん」竜二は何故かテレビに出る事になった。内容は突撃取材。第1回目は偏屈な主人のいる豆腐屋。竜二は粘ったのだが最後までOKをもらう事ができなかった。
「道具屋」竜二はテレビ出演をきっかけにラジオのレギュラーを獲得。8分に全てを注いでいた。しかし、番組に届く手紙は苦情ばかり。一方、落語の稽古をサボっていると指摘され、竜二は猿右衛門に稽古をつけてもらう事になる。
「猿後家」梅寿は松茸芸能63周年記念興行に出演する事になった。しかし、新社長の鯉太郎は演芸場で落語を行わないようにする予定なのだという。
「抜け雀」梅寿が松茸芸能をクビになり、新事務所を立ち上げると言い出した。しかし、資金が足りない。竜二は何とかして資金を工面しようとする。そんな折、居酒屋で今業績が右肩上がりの鳥巻商事の社長に出くわした。
「親子茶屋」鳥巻社長に気に入られた竜二は笑酔亭を破門となり、独立する事になる。独演会が決まり、大きなホールで行う事になったがゲストも決まらず、客も集まらない。しかも、鳥巻社長まで雲隠れしてしまった。

第2弾です。前作は結構人が亡くなっていましたが今回は日常ミステリのよう。
竜二は相変わらず落語に励み、面倒くさい事に巻き込まれていきます。
前回より多少大人になって、名前も知られていったように思います。
今作で新事務所を立ち上げ、新しい会社を設立する事になり、これからどうなる事やらと心配になりますが、また次回作を楽しみにしています。
寄席、行ってみたいなぁ。
私も笑い転げる事ができるぐらい、理解できるかしら。。。

〈集英社 2006.8〉H21.5.6読了

自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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