苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

山口恵以子

夜のお茶漬け 食堂のおばちゃん11 山口恵以子4

夜のお茶漬け 食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)
山口恵以子
角川春樹事務所
2022-01-14


カツカレー、焼き魚定食、ハンバーグ、ナポリタン──
「近所にあれば、毎日通いたい! 」という熱い声が続々寄せられている、ほっとする美味しい料理で、財布にも心と体にも優しいはじめ食堂。
姑の一子と嫁の二三、今や大きな戦力になった万里の三人で、仲良く営んでいます。
そんなある日、万里がはじめ食堂の慰労会で訪れた、新富町「八雲」のスッポンのコース料理に衝撃を受けて──

シリーズ第11弾。もうそんなに経ったんですね…
正直万里がこのお店で働くようになったきっかけとかもはや忘れてしまったのですが^^;
でも、物語の中では働き始めて6年も経っていたんですね。ここで働くようになって働く意欲と料理をもっと学びたいという気持ちが強くなって、読んでいるこちらもしみじみしちゃいます。
再開発の話が出て、はじめ食堂はどうなってしまうんだろう…とドキドキもしましたがなんだかよくわからないけど頓挫して良かったです(笑)
そういえばお話の中で「ゆうれい居酒屋」が登場しました。同じ作家さんが描かれる世界が繋がっているのは読んでいて嬉しいし面白いです。
次回からは新しい料理人さんがやってきますね。こちらはこちらでとても楽しみです。

<角川春樹事務所 2022.1>2022.5.22読了

ゆうれい居酒屋 山口惠以子5

ゆうれい居酒屋 (文春文庫)
山口 恵以子
文藝春秋
2021-12-07


新小岩の居酒屋・米屋は気の利いたつまみとおかみの人柄で悩みを抱えたお客も癒されるのだが、じつはとんでもない秘密があって……。

ゆうれい居酒屋というタイトルだからお客さんが幽霊なのかと思いましたけど違いましたね。だからと言っておかみさんが幽霊なのかというとそういうわけでもない。難しいところですが、時空を超えて人が出会うことが出来る居酒屋…ということですよね。
偉大な父を持つ息子や、偏食のグルメレポーター、料理人を続けたい中華料理屋の店主…様々な悩みを抱える人が米屋にやってきます。女将の秋穂の人柄が良いですね…。私も秋穂さんに優しく喝を入れてほしい…甘ったれないのって言ってほしい…。
秋穂が生きる時代は30年前だけどそれにしては会話がうまくかみ合ってるな…と思わなくもないですが^^;そんなことを感じるのは野暮ですよね←
読んでいるこちらも元気をもらいました。

<文藝春秋 2021.12>2022.4.12読了

婚活食堂6 山口惠以子4

婚活食堂 6 (PHP文芸文庫)
山口 恵以子
PHP研究所
2021-11-16


「めぐみ食堂」がテレビに出演!? “婚活スポット”として紹介されたことで新たな騒動が……。美味しい料理とふしぎな力で悩みを解決する大人気人情グルメ小説シリーズ。“婚活のパワースポット”として「めぐみ食堂」がテレビで紹介され、新規客で賑わう中、元占い師である女将の恵は、報道番組のゲストとして出演を依頼される。一方、常連客の一人にもようやく幸せな出会いが訪れたかに思えたが……。豚足おでん、エノキ焼売、擂り下ろし蓮根のスープ、冷凍豆腐の味噌煮など、美味しい料理と恵との会話の中で、幸せに向かって新たな一歩を踏み出していく人々を描いた人気シリーズ第6弾!

「めぐみ食堂」がテレビに出たことで結婚相手を求めてわらわらとお客さんがやってきましたね。お客さんと言えるほどでもない人ばかりでしたけど^^;その中でちゃんとお金を落としてくれた江差に丸め込まれてコメンテーターにもなっちゃいましたね。まあ、それっきりにした方が良いと思いますけど…って私が言うまでもないですが^m^
このシリーズが進んでいくにつれて結婚に関しては微妙な年齢になっている私は読むのが若干辛くなってきてますw
めぐみ食堂に来る人たちがカップルになっていくのは良いんだけど、婚活とか結婚相談所をしきりに勧めるシーンが多くなってきてちょっと辛いかな^^;
と言いつつも新刊が出たら読むんですけどね。

<PHP研究所 2021.11>2022.1.31読了

婚活食堂5 山口惠以子4

婚活食堂 5 (PHP文芸文庫)
山口 恵以子
PHP研究所
2021-05-12


AI婚活×元占い師の女将!?
おでん屋の恵が常連客の幸せを応援!
心とお腹がホッとする人気シリーズ
トマトの冷やしおでん、エビ雲吞、ピーマンの焼売、蒸しナスと卵のよだれ鶏風――暑い夏でもさっぱり美味しい料理とお酒で、「めぐみ食堂」は大賑わい。
常連客のIT実業家・藤原海斗がAI婚活事業に乗り出したと聞き、興味を持った女将の恵は、食の好みも趣味も正反対の男女に利用を勧めるが……。
元占い師の女将の絶品料理とふしぎな力で、訪れる人がそれぞれの幸せを見つけていく人気シリーズ第5弾!

シリーズ第5弾です。
こちらのシリーズはタイトルに婚活と入っているように恋愛がテーマ。
面白いんだけど、ちょっとこの恋愛模様に飽きてきたかもしれませんすみません…
きっとこの2人が恋人同士になるんだろうなーとか、読めてしまったりして。
でも、自分が好きなものをあんなあけすけに言われるのは嫌だなぁ…
新君のことに対しても展開がそうなるだろうなーと思って切なくなりましたよね…きっと変わりになっちゃうだろうなぁと。一応改善の兆しは見えたけどちゃんと幸せになれるのかな…って勝手に心配してしまっていました。

<PHP研究所 2021.5>2021.12.14読了

焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん10 山口恵以子4

焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん(10) (ハルキ文庫)
山口 恵以子
角川春樹事務所
2021-07-15


焼き魚定食、冷やし茄子うどん、串カツ、茄子と胡瓜の糠漬け、ウニ載せ煮玉子、マグロの漬け丼──
姑の一子、嫁の二三、若頭の万里、三人で営む佃の「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋。
メニューが豊富で、なんでも美味しく、財布にも、疲れた心と身体にも優しい。
だが、常連のはなの姿が最近見えない。どうやらストーカーされているらしいと万里に相談があり……。
続々重版の大人気シリーズ、第十弾。文庫オリジナル。

もうシリーズ10冊目なんですね。サイクルが早いです。
今回も色々ありましたね…。後藤さんの家に空き巣が入ったり、はじめ食堂が料理教室をすることになったり、はなちゃんがストーカーに遭ったり…
それでも色んなことがはじめ食堂と常連客で解決していくんですからおもしろいですね。
山口さんの作品はいつもコロナ禍が過去になっていて、私はそれが良いなと思うんですよね。小説の中まで現代のリアルを入れなくても良いなじゃないかなって。こういう世界が早く来てほしいなーと思って読んでいます。
いつも言ってるけど、こんな食堂があったら私も常連になるのになーと思います。
物語はサクサク展開していくけど、恋模様はいつもゆっくりですね。
瑠美先生と康平の2人好きなんだけど…この感じが続いていくのが良いのかなー。
次回も楽しみです。

<角川春樹事務所 2021.7>2021.9.12読了

みんなのナポリタン 食堂のおばちゃん9 山口恵以子4



「おばちゃんとこ、ナポリタンはやんないの」 焼き魚、ハンバーグ、串カツ、豚汁、オムレツ、ふろふき大根、カレー……昼は定食屋で夜は居酒屋。
姑の一子と嫁の二三に、今や大黒柱になった万里の三人で営む佃の「はじめ食堂」は、庶民的で美味しい料理が評判だ。
お客のリクエストで、なつかしのナポリタンもメニューに入れることに。
一方、常連客の瑠美先生の告発記事が週刊誌に出てしまい……。
続々重版の大人気シリーズ、第9弾。文庫オリジナル。

もう第9弾なんですね。二三が還暦を過ぎていることが分かりましたけど、少しずつ物語の中でも年月が経っているんですね。その時々の時事ネタが出てきますけど、こちらの作品の中ではコロナ禍が過去のものになっています。今年のGWは何事もなく普通に旅行にも行けるみたいです。こんな未来になっていたら良いのにな…。
瑠美先生は本当に災難でしたね…。でもちゃんと誤解が解けて良かったです。康平との今後も気になります。

<角川春樹事務所 2021.1>2021.3.23読了

婚活食堂4 山口恵以子4

婚活食堂4 (PHP文芸文庫)
山口 恵以子
PHP研究所
2020-11-06


激しい雷雨の中、めぐみ食堂にやって来たのは、イケメンで独身のIT実業家・藤原海斗。四谷のしんみち通りでおでん屋を営む恵は、年齢も職業も異なる四人の美女たちが、海斗を巡って恋の火花を散らす、その渦中に巻き込まれてしまうが…。蟹面、白子とゆり根のシガール、たらこ豆腐、牛タンのおでん等、美味しい料理と元占い師の恵の言葉で、女性たちをそれぞれの幸せへと導く!?人気シリーズ第4弾。

今回は連作短編と言う感じでしたねー。主にIT起業家を巡る4人の美女の攻防の話でした^^;
いやー…4人の女性たちの怖いこと。ちゃんと海斗の事を好きな人が一人もいなかったですねー。自分の私利私欲のために相手になりたいと思っているだけ。これは海斗が可哀想すぎました。でも4人の想いに全く気付いていないというのはまた罪深い人ですね〜。
4人の事はまあいいとして、海斗の趣味嗜好に関して全否定だったのが何だか嫌でしたねー。別に本人が好きなら良いと思うんですけど。私も似たようなものだし…。結婚が全てなわけではないし、恋人を作るのも義務ではないですよね。
まあ最終的にはみんながいい方向へ向かっていきそうで良かったです。
それにしても牛タンのおでんがとても気になりました。美味しそう…

<PHP研究所 2020.11>2021.2.5読了

あなたとオムライス 食堂のおばちゃん8 山口恵以子4



なつかしのオムライス、うすいえんどうの豆ごはん、ロールキャベツ、アジフライ―。佃はじめ食堂の常連客でお酒も卸している辰浪康平は四十歳すぎで気楽な独身。両親が息子の将来を心配して、代理婚活の会に入会した。子供の代わりに親同士が見合いして結婚相手を探すという。康平は三十三歳の女性とつき合い始めたが…。幸福な出逢いとかけがえのない思い出。はじめ食堂に集う人々の人生模様と、季節の美味しくて庶民的なご飯を描く、大人気シリーズ。(巻末に著者のレシピ付き)

こちらのシリーズは現代と同じ時系列で物語が進んでいるので今のこの状況下をどう書くのだろうと気になっていました。この物語の世界でも新型コロナウィルスは蔓延し、はじめ食堂もお休みしていたみたいですね。
でも、自粛期間を終えたらこの世界では新型コロナウィルスは収まっていて、みんなで旅行に行ったりしていました。この物語の中くらいはそういう世界があってもいいと思いました。物語の中まで暗くなっていたら寂しいですし。
ただ、婚活食堂って言うシリーズもあるのにこちらでも婚活話があってちょっと辟易してしまいました。まあ、私が勝手にそう思っているだけなんですけど。でも康平の両親も切実なのは分かるけど早くくっつけるのに協力してくれとか、あの女性ならまだ子供が生めるとかなんか嫌だったなー…
最後には先生と雰囲気がとても良い感じで、良かったんですけど…ちょっともやもやしました。
そして最後は悲しい別れがありましたね。
でも一子さんの言葉が凄く印象的でした。家族は遠くに住んでいたけど、たくさんの友人がいて、はじめ食堂があって、きっととても幸せな人生だったと思います。
私もオムライスが食べたくなりました。

<角川春樹事務所 2020.7>2020.9.9読了

さち子のお助けごはん 山口恵以子5

さち子のお助けごはん (潮文庫)
山口恵以子
潮出版社
2020-06-05


出張料理人さち子は、依頼者の悩みを料理で解決していく。大御所の小説家を喜ばせた意外なレシピ、依頼者の老いた母を元気にした魔法のスープ、異国の来客に戸惑う両親とその息子を救った言葉…。そんなさち子は老舗料亭「花菱」の一人娘だったが、花板である父の死によって最悪の事態に。大好きだった父の味は滅んでしまうのか。

あまり聞いたことがない出版社だなぁと思ったのですが、日清医療食品発行の「美し国」という雑誌に連載されていたお話だそうです。
1つ1つのお話は短いですがぎゅぎゅっと良さが詰め込まれている気がします。
さち子という人が魅力的ですね。色々経験したからなんだろうな…。料理はどれも美味しそう。お金出すから私のうちにも来てほしいです^m^
実際に存在する「一汁一菜でよいという提案」や「さ、めしあがれ。」の料理本も登場するのが良いですね。リアルさを感じました。
あと宮部さんの「火車」も出てきましたね。既読の作品だったので嬉しかったです^^
何度か登場される依頼人もいて、山内永子という作家さんのモデルがご自身だったと読んだ後に知ってなるほどと思いました^^振り込め詐欺に自分のお墓購入、色々経験されていらっしゃる←
さち子自身の話もあって、わだかまりが無くなって良かったです。面白かった。

<潮出版社 2020.6>2020.8.12読了

婚活食堂3 山口恵以子4

婚活食堂 3 (PHP文芸文庫)
山口 恵以子
PHP研究所
2020-05-20


新キャベツとサーモンの重ね漬け、鯛の昆布締め…季節の料理と美味しいお酒を求める人々で賑わう「めぐみ食堂」。男女の縁が見える女将の恵のもとには、常連客から猫カフェでの婚活パーティーや、親同士の代理婚活など、新たな相談が持ち込まれる。一方、めぐみ食堂のビルのオーナー・真行寺は、自殺した従業員の親から「パワハラ」で訴えられるが…。元占い師の恵が、不思議な力で人々を幸せに導く人気シリーズ第3弾。

今回も婚活がテーマで色々ありましたね…。婚活パーティに親の代理婚活ですか…。
お話は面白いし最初に登場した人がフラグで最後に伏線が回収された時はなるほどと思いましたけど、このシリーズを読んでいると結婚することで幸せになれる一択な感じが個人的に読んでいて辛いと思うところもあって^^;ちょっと素直に楽しめなかったのが残念かな。
娘さん、結果幸せになったから良いけど、第三者がズカズカ入り過ぎじゃない?と思わなくも無かったりして…。
と思いつつも一気読みだったので、これからも新刊が出たら読んでいきたいです。

<PHP研究所 2020.5>2020.7.19読了

婚活食堂2 山口恵以子5

婚活食堂 2 (PHP文芸文庫)
山口 恵以子
PHP研究所
2019-11-09


もらい火によって全焼するも、ふたたび四谷のしんみち通りで開店したおでん屋「めぐみ食堂」。女将の玉坂恵は元・人気占い師だったがその力を失い、今は“男女の縁”が見えるように。常連客の悩み相談に乗るうちに、結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリをめぐる思わぬ騒動に巻き込まれて…。あん肝の赤ワイン煮、白菜と鱈のグラタン等の絶品料理も楽しめる、人気シリーズ第2弾。

このシリーズの新刊が出ると知って、火事になったけど再建できたんだね!良かった!と読む前から思いました^m^前回登場した方々はみんな結婚してしまったからかあまり登場せず、未婚の常連さんが主体の連作短編のようでした。
占い師としての能力を失ったと言いつつも、恵にしか見えない光があるようだし、やっぱり素質はそのまま備わっているんですね。
出てくる料理もとても美味しそう。
今回はマッチングアプリを使って婚活を始めようというところから始まったわけだけど、結局はみんな違う形で落ち着いてましたねー。出会いはどこにあるか分からないってことですね。
最近はマッチングアプリを利用している人も増えているみたいですね。お互いにこういう人が良いと決めて添うようになっているから気が合いやすいのかな。
3ももう刊行されているみたいですね。読むのが楽しみです。

<PHP研究所 2019.11>2020.6.1読了

うちのカレー 食堂のおばちゃん7 山口恵以子4

うちのカレー 食堂のおばちゃん(7) (ハルキ文庫)
山口恵以子
角川春樹事務所
2020-02-13


「うちのカレー」には、人それぞれの大切な想いがつまっている―近所の猫に手をひっかかれた二三の手は、パンパンに膨れ上がってしまい…(「うちのカレー」)。調理師試験が近づき、万里は、なんと三人から湯島天神のお守りをもらったが…(「漬丼の誓い」)など、佃「はじめ食堂」を舞台にした、笑って泣いての人情小説。カレーの他にも、焼き魚、牛丼、ハンバーグなど、なつかしく、ほっとする料理の数々と温かな心遣いが、あなたをお待ちしています。続々重版の大人気シリーズ、第七弾。(巻末に著者のレシピ付き)

シリーズも第7弾になるんですね。今回も色々なお話がありました。
万里はいよいよ調理師試験に挑戦します。会場へ行く前にちょっとした出来事に遭遇します。
若者の部類に入る万里が、老人に怒鳴りつけられたことで仕返しのような形を取ってしまった若者に、アドバイスを送ります。はじめ食堂に来たばかりの頃の万里の事は忘れましたけど^^;ここで働くようになって万里は本当に変わったんだろうなーと思いました。3人の女の子からお守りをもらうなんて万里モテますね^m^
そして、多分読んだ方皆さんが気になったであろう高齢者運転免許返納問題。最後の展開は若干もやもやが残りましたねー。あれで良かったのかな…
1番はやっぱりメイとお祖父ちゃんのお話でした。トランスジェンダーは育て方が悪かったとかそういう問題ではないのだけど、高齢者にとってはなおの事、受け入れがたいものなんでしょうね。それでも、祖父が怪我をしたことでお味噌汁を毎日作って送るメイちゃんは本当に本当に良い子だなと思いました。それこそ祖父母がこんな素敵なお嬢さんに育てたんだよなぁと何だかうるっとしました。
毎回、その時の世相も取り入れているこのシリーズ。コンスタントに刊行されていますが、現状の事もいつかきっと書かれるのかなぁ…どうするのかなぁ…なんて今から考えています。
今は先が見えないトンネルの中にいるような感じですけど、次回作が出る時には、そんなこともあったね、大変だったよね。と、過去のことのように話せるようになっていたらいいなぁと思います。そうなっていなければ困るんですけど…。

<角川春樹事務所 2020.2>2020.4.23読了

あの日の親子丼 食堂のおばちゃん6 山口恵以子5



「日替わり、牛スジ麻婆」「韓国風海苔巻き、初登場!」「定番の鰯のカレー揚げ」「締めは、茶がゆか親子丼」…姑の一子と嫁の二三、通いの万里の三人で営む「はじめ食堂」は常連客でいつも賑やか。そんなある日のランチタイム、お客の様子が、どうもおかしい。馴染みのOLの一人が、そっと耳うちしてくれた。「ネットにはじめ食堂の悪口が―」あることないこと、ネットに大量投稿されているという…。家庭的な美味しい料理とたっぷりの人情で、大人気の「食堂のおばちゃん」シリーズ、第六弾、ますます絶好調!

第6弾。今回もお腹を空かせながら読んでいました^^近くにこんな素敵な食堂があったら、私も常連になりたいです。って、いつも言ってるかも。
今回も色々ありましたね。1番は万里君の引き抜き騒動かな。結果騒動って感じになった気がしますけど。ネットの事に関しては首謀者は私すぐに分かりましたよ。ああいう人は本当にタチが悪くて陰湿ですねー。
パン屋の姉妹やバーのマスターやなど新しいキャラクターも登場しましたね。
どんどん人が繋がっていく感じも好きです。
次回も楽しみです。

<角川春樹事務所 2019.7>2019.9.30読了

真夏の焼きそば 食堂のおばちゃん5 山口恵以子5



海老フライ、大根バター醤油、餡かけの茶碗蒸し、ニラ玉豆腐、ホウレン草と豚バラの酒鍋、焼きそば…。姑の一子と嫁の二三に、今や大きな戦力となった万里の三人で営む「はじめ食堂」は、今日も常連客の笑顔がいっぱい。そんなある日、二三の娘・要が、最近毎日のようにランチに現れる男性を見て「四和ビル爆破事件の逃亡犯に、そつくり」だと言う…。心も身体も幸せになる、続々重版の大人気人情食堂シリーズ、第五弾。文庫オリジナル。

今回もどの作品も面白く読みました。
「はじめ食堂」は一子も二三も素敵だし、万里君も頑張っているし、常連客もみんな素敵な人ですよね。
万里君が次々と新メニューや新スタイルを取り入れて、読んでいるこちら側も怪訝な顔になるのに^^;
一子さんも二三さんも頭が柔らかいですよね。意見をどんどん取り入れて実行する。それが凄いなと思います。
今回もどの料理もとても美味しそうでした。
次回は万里君の成長が見られたりするのかな?楽しみです。

<角川春樹事務所 2019.1>2019.4.18読了

婚活食堂 山口恵以子

婚活食堂
山口 恵以子
PHP研究所
2018-05-24


人生、仕事、結婚に迷ったあなた、めぐみ食堂にいらっしゃい!
元占い師の女将による絶品料理で心も身体も癒やされる『食堂のおばちゃん』シリーズの著者最新作。
お見合い43回全敗!? の著者が自戒を込めて贈る、渾身の婚活小説。
牛スジ、葱鮪、トマト、蟹面といった名物おでんや牡蠣のカレー煮、蒸しいちじくの甘味噌だれなどの美味しい小料理……東京・四谷の「めぐみ食堂」には、今宵も常連客が訪れる。
バツイチ、歳の差、国際結婚……様々な恋の悩みを抱える男女を優しく包み込む、ハートフルストーリー。

女将である恵と常連さんたちの会話から物語が展開していきます。
いろんな愛の形が出てきたけど、みんなそんなに婚活して結婚したいのかなーと読んでいて思いました。
絶対に結婚してやる!と最初から言っていたセレブの千波は置いておいて、他の人たちはそこまで結婚結婚言っていなかったけど、やっぱり何歳になっても独身女性というのは色々言われてしまうものなのかなーとか。
最近思うのは男性は妙齢の女性にはセクハラになるからとそういうことは聞いたり言ったりしなくなったと思うんですけど、ある程度年齢を重ねた女性に対しては結構不躾に言ったりしますよね。そういう場面を目の当たりにすると、結局変わってないよなーと思います。
結果、たくさんの人が成就していったけど、私は羨ましいとか思わなかったかも。こうやっていろんな愛の形があるんだなぁと思って読み終えた気がします。
恋の形も結婚の形も人それぞれで正解なんてないんですよね。驚いたのは千々和さんたちかな。お母さんも娘も。それでもみんなの会話を読んでいるからそれぞれ納得してました。やっぱり、色んな形があるんですよね。
最後の場面がいきなりでびっくりしましたが、この食堂シリーズは続いていくのかな。どうかな。

<PHP研究所 2018.5>H30.11.28読了

ふたりの花見弁当 食堂のおばちゃん4 山口恵以子5

ふたりの花見弁当 食堂のおばちゃん(4) (ハルキ文庫 や 11-5)ふたりの花見弁当 食堂のおばちゃん(4) (ハルキ文庫 や 11-5)
著者:山口恵以子
角川春樹事務所(2018-08-09)
販売元:Amazon.co.jp

姑の一子と嫁の二三に手伝いの万里の三人で営む「はじめ食堂」は、今日も常連客で大にぎわい。そんなある日、常連のひとり三原が、一子たちをお花見に招待したいという。三原は元帝都ホテルの社長で、十年程前に妻を亡くして、佃のタワーマンションに一人住まい。一子は家族と親しい人を誘って出かけるが…。心温まる料理と人情で大人気の「食堂のおばちゃん」シリーズ、第四弾。

大好きなシリーズです。また会えて嬉しかったです^^食堂に出てくるご飯はどれも美味しそうで一子も二三も本当に素敵で、常連さんも個性的で面白くて。今回も色々なお話がありましたが最後はほっこりしました。
「おせちのローストビーフ」おせちにローストビーフが入っているなんて豪華!食べてみたいなーと思いながら読みました^^万里も成長しているんですね←悪に立ち向かうメイたちがかっこよかったです。
「福豆の行方」この話は腹が立ったし切なかったですね…。メイたちの弱さに付け込んだというか…。メイは素敵だから、きっと今後良い人が見つかりますよ。そう信じています。
「不倫の白酒」伯父さんの事が好きで、結婚してほしくないからしたくもない恋愛をする。その気持ちはよく分からないけど、それくらい好きだったってことですよね。一子の言葉が重たかったです。二三同様心配になってしまいましたけど。まだまだ元気でいてくれないと困ります!
「ふたりの花見弁当」常連客の三原に誘われて常連客達と一緒に家を訪れ、お花見を楽しんだ御一行。良いなー凄く楽しそうです。血のつながりがない知人がこんなにたくさんいるって、幸せなことですよね。
「サスペンスなあんみつ」私は高級料理店というものはほとんど行ったことが無いですけど、だいぶ時間が経っているとはいえ変わっていたら少し寂しいかもなぁ。それでも何十年経っても生き続けているお店なのだから、色々あったんだろうなとも思いますよね。タイトルの意味が分かったとき、何だかスカッとしました^^良いオチでした。
また続編を待ってます!

<角川春樹事務所 2018.8>H30.10.23読了

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん3 山口恵以子5

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)
著者:山口恵以子
角川春樹事務所(2018-01-11)
販売元:Amazon.co.jp

オムレツ、エビフライ、豚汁、ぶり大根、麻婆ナス、鯛茶漬け、ゴーヤチャンプル―…昼は定食屋で夜は居酒屋。姑の一子と嫁の二三が仲良く営んでおり、そこにアルバイトの万里が加わってはや二年。美味しくて財布にも優しい佃の「はじめ食堂」は常連客の笑い声が絶えない。新しいお客さんがカラオケバトルで優勝したり、常連客の後藤に騒動が持ち上がったり、一子たちがはとバスの夜の観光ツアーに出かけたり―「はじめ食堂」は、賑やかで温かくお客さんたちを迎えてくれる。文庫オリジナル。

山口さんの作品は最近食べ物の小説しか読んでいないような^^;
実際に社員食堂で働かれていたからか出てくる料理が本当に美味しそうなんですよね。
一子と二三が仲良く営む「はじめ食堂」は最初から大好きなシリーズです。
二三も旦那さんが好きで結婚したというよりは一子さんや食堂が好きで結婚したみたいな感じですもんね^m^その雰囲気が良いなぁと思いました。
浜崎真弓さんのカラオケバトルは、やっぱりやり過ぎたらダメですよね。もしかしたらと思っても、周りをないがしろにしたらやっぱり駄目です。それに気づけて良かった。
常連客の後藤さんがスマホを持ち始め、間違いメールが来ているという時点で危ないなぁと思っていました。周りが気づいて良かったです。はとバスツアーも面白かったし、万里君の同級生のメイちゃんもとても素敵な人!常連客が増えて人脈が増えて、「はじめ食堂」はますますにぎやかで楽しくなりそうです。
また続編が出てほしいなぁ。

<角川春樹事務所 2018.1>H30.7.3読了

食堂メッシタ 山口恵以子

食堂メッシタ食堂メッシタ
著者:山口恵以子
角川春樹事務所(2018-04-12)
販売元:Amazon.co.jp

目黒にある小さなイタリアン「食堂メッシタ」。満希が、ひとりで切り盛りする超人気店。
ライターの笙子は、母親を震災で亡くして意気消沈していた折に、偶然「食堂メッシタ」の心と体に染みいる美味しい料理に出会い、元気を取り戻した。それ以来の常連客だ。
そんな、満希が、お店を閉めるという――イタリア料理を愛する人々の幸福な時間と
人生を描いた書き下ろし長篇小説。

この作品、実在する方々がモデルになっていたんですね…。感想を書こうとしているまさに今知りました^^;「食堂のおばちゃん3」を読むと「メッシタ」が登場しているらしいのですが、まだそちらは読んでおらず、こちらの方が先に読んでしまいました。
実話が元になっていると分かればまた感じ方も変わってきます。小柄な可愛い女性が大きな情熱を持ってイタリアに渡り、修行を積み、日本に戻って更に修業し、自分のお店を持つまでになる。その長い長い歴史がこの1冊に詰まっています。1冊じゃもったいない無いくらい^^;満希は素敵な女性でした。何もかもが真っ直ぐでブレが無くて、本当に一生懸命。ここまで情熱を注げるものがあるなんて、正直とても羨ましいです。
現在モデルになったお店は完全紹介制になっているらしいです。
行ってみたいけど、多分無理ですね^^;残念。

<角川春樹事務所 2018.4>H30.5.29読了

恋するハンバーグ 佃はじめ食堂 山口恵以子5

恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂
著者:山口恵以子
角川春樹事務所(2016-07-13)
販売元:Amazon.co.jp

帝都ホテルで副料理長をしていた孝蔵は妻の一子と、実家のある佃で洋食屋「はじめ食堂」をオープンさせた。
無銭飲食の客に親切にしたり、近所に泥棒が入ったり、息子のタカシが行方不明になったり……と色々事件はありながらも、温かな常連客に囲まれて、今日も「はじめ食堂」は大にぎわい。
続々重版した『食堂のおばちゃん』の昭和を描く、最高に美味しくて、人情味あふれる下町の洋食屋物語。巻末に著者のレシピ付き。

「食堂のおばちゃん」の続編。今回の舞台は昭和の時代。
一子や孝蔵が若かった頃の話。
なんて人情味あふれる素敵なお話なんだろう。
どの話も一癖も二癖もあるけど、でも孝蔵や一子や周りの人たちの優しさから解決してしまう。ホント、特にこの2人の人柄なんだろうなと思います。
前作では一子がおばあちゃんとなって現代の話となっていますが、時代が変わっても愛されるお店でい続けていたのは味もそうだけど人柄なんですよね。
最後の別れという言葉、もしかして…と思ったけど、そっちじゃなかったですね。よかった。
前作に登場した人で覚えている人と覚えていない人がいて^^;読み返したくなりました。

<角川書店 2016.7>H28.9.1読了

食堂のおばちゃん 山口恵以子5

食堂のおばちゃん食堂のおばちゃん
著者:山口恵以子
角川春樹事務所(2015-08-07)
販売元:Amazon.co.jp

オススメ!!
ここは佃の大通りに面した「はじめ食堂」。
昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており、姑の一子と嫁の二三が仲良く店を切り盛りをしている。
夫婦のすれ違い、跡とり問題、仕事の悩み……いろいろ大変なこともあるけれど、
財布に優しい「はじめ食堂」で、美味しい料理を頂けば明日の元気がわいてくる!
元・食堂のおばちゃんが描く、涙あり、笑いありの心温まる物語。

山口さんの作品は、デビュー作を読んで以来でした。
本当に…素敵な作品でした。こんなアットホームで素敵な食堂があったら、私も毎日通いたいです。一子と二三が本当に素敵な人でした。人生で大好きな人との別れや様々なことを経験したからこそ言える重たい格言がたくさんありました。
第一話「三丁目のカレー」
お互いがお互いを思い合っているゆえに思ったことが言えず我慢している夫婦。そんなことで…なんて思ってしまいますけど、本人たちにとっては凄く大事なことなんですよね。最後に夫婦二人に渡したカレーが凄くおいしそうでした。
第二話「おかあさんの白和え」
二三が一子の息子高の元へ嫁いだきっかけが書かれていたのですがそれが本当に素晴らしくて。こちらまで涙が出そうでした。こんな出会いが私もあったらいいなぁ。これからくるかな。白和えも美味しそう。
第三話「オヤジの焼き鳥」
私は佃って行った事がないんですけどでもテレビで見たことがあります。まさに温故知新という言葉がふさわしいような街だなという印象でした。新しいものもいいけど、でも焼き鳥屋さんの息子さんの考えはちょっといただけないなぁ。良い恰好したいだけなんだもの。でも目が覚めたようなのでそれから考えたことなら応援したいなと思いました^^
第四話「恋の冷やしナスうどん」
二三の娘要の恋の話。好きになってしまうのは分かるけど、第三者から見ると止めた方がいいんじゃないかなぁと思いましたねぇ。二三も心配してましたね。ナスうどんおいしそう。
第五話「幻のビーフシチュー」
万里がちゃんと働いているのが好印象。仕事すること自体は嫌じゃないんですよね。
40年前の味が忘れられなくてやってきた胡散臭い男←
それで判明した一子の亡き夫孝蔵の生き様。めちゃくちゃかっこよかったです!!
そりゃどんなに美人でも一筋で愛し続けちゃいますよね!
色んな意味でスカッとした作品でした。
一子が高齢だから心配ですけど、ずっと続いてほしい食堂だなぁと思いました。
私も行ってみたい!!

<角川春樹事務所 2015.8>H27.10.2読了

月下上海 山口恵以子5

月下上海月下上海
著者:山口恵以子
文藝春秋(2013-06-21)
販売元:Amazon.co.jp

スキャンダルを逆手にとり人気画家にのしあがった財閥令嬢・八島多江子は、戦時統制下の日本を離れ、上海に渡った。謀略渦巻く魔都・上海で、多江子が出会う四人の男たち。憲兵大尉・槇庸平、民族資本家・夏方震、医学生ながら抗日運動に身を投じる黄士海、そして多江子の前夫・奥宮瑠偉。いま、運命の歯車が回り始める―。第20回松本清張賞受賞作!

松本清張賞受賞作ということで手に取りました。最近この賞は相性が良いなと思いまして^^と言っても読んだのは2冊目ですけども。
そして読んでみて、やはりよかったです。
始めは時代背景が昔だったので入り込むのに時間がかかった事と内容が難しくて^^;読み進めるのに時間がかかったのですが、途中からはもうあっという間でした。
何だか映画か何かを見ているようなその時代の雰囲気が頭の中に描かれるようなそんな感覚でした。
とにかく主人公の多江子が魅力的です。あらすじが「スキャンダルを逆手に取り人気画家にのし上がった財閥令嬢」から始まりますから^^;傲慢なお嬢様なのかななんて思いましたけど、全然そんなことはなくて聡明で優しい女性だと思いました。でも芯がめちゃくちゃ強くて強いだけではない魅力的な女性だったから敵すらも味方にしてしまうものがあったんでしょうね。
真木も夏も士海も結局は多江子に魅了されていましたから。
ただ、瑠偉だけは何だろうなぁ…というもやもやが残る感じです。離したくないからと多江子がやってはいけないことまでやってしまったことが原因ではあると思うけど、それでも多江子を想うと切なくてしょうがなかったです。
最後の最後までそこまで大きな展開があるわけではありませんでしたが、ラスト1ページまで読み終えた後にずっと余韻に浸っていたいと思う作品でした。

〈文藝春秋 2013.6〉H25.8.22読了

以下、結構ねたばれなあらすじです^^;
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苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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