苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

円居挽

京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道 円居挽4



街歩きサークルの遠近倫人は、幻の古書を探すため、古本市でバイトを始めるが、不可解な万引き騒動に巻き込まれてしまう。そんな中、恋い焦がれる謎好き女子・青河幸の態度が急によそよそしくなり…。下鴨神社、鉄道博物館、時代祭…神出鬼没の謎解きバー「三号館」の妖艶な女マスターのヒントを頼りに、倫人はこじれた恋と謎に結論を出すことができるのか?青春の輝きと謎が夜空に舞う、京都ご当地ミステリー、第2弾。
たまにはセドリー・オン・ザ・ロックスを/見えないブルー/撫子はもう好きじゃない/五分だけでも待って/ 銀叡電の夜

円居さんの初読作品がこのシリーズの1作目でした。その1作目の印象と少し違うような気がするんですけど気のせいかな…。読んだの4年前だから忘れちゃったのかな^^;
主人公のトーチカとトーチカの想い人の青河さんとの関係の変化が面白かったです。面白いという表現は失礼かもしれないけど…。ちゃんと好きな人と正面から向き合って関わって行ったことで、2人の関係が変わっていったのかなと思います。最後の青河さんの台詞、可愛すぎました。
それぞれの出来事の謎も面白かったけど、美希さんの印象が何だか前より良くなかったです。綺麗な薔薇には棘があるということなんでしょうか^^;
同じサークルの灰原さんがいい味出してましたね。凄く美人だからこそ嫌なこともたくさん味わって、でも純粋で素直で可愛いかったです。

<角川書店 2018.8>H31.2.20読了

誰が死んでも同じこと 円居挽5

誰が死んでも同じこと誰が死んでも同じこと
著者:円居 挽
光文社(2017-10-20)
販売元:Amazon.co.jp

日本を代表する一大コンツェルンの中枢・河帝商事の創業者一族が相次いで殺された。相続争いと思いきや、被害者は一族の中で出来のいい方ではなかった…。ならば、劣等な者を切り捨てようという犯罪なのか!?警察庁から派遣されたキャリア捜査官・十常寺迅は、河帝商事の内部事情をよく知る秘書の灰原円に無理矢理協力させ、一族の暗部に踏み込んでいく。連続殺人犯の、恐るべき動機とは!?

タイトルが怖いですね^^;
河帝の一族が次々と殺され、警視庁から派遣された迅が河帝の秘書円を連れて日本を巡り事件を真相へと導いていきます。次第に被害者の接点が分かっていくのですが…。
まあ、酷い話ですね。人を物のように。良い遺伝子が手に入ればいいんでしょうか…。
創業者である河帝銀蔵の思惑が人として最低ですね。なかなか思い株事じゃないですよ。本当にひどい。えげつない。
それが流石というべきか…。迅の過去に関しても上手く織り交ぜて読むのが止まらない展開になりました。迅と円は意外といいコンビだったのかもしれないですね。円はどこの企業でもやって行けますよ。

<光文社 2017.10>H30.4.18読了

その絆は対角線 円居挽4

その絆は対角線 (日曜は憧れの国) (創元推理文庫)その絆は対角線 (日曜は憧れの国) (創元推理文庫)
著者:円居 挽
東京創元社(2017-10-21)
販売元:Amazon.co.jp

内気な性格に悩む中学生の千鶴は、自身を変えるための新しい挑戦として、“憧れの国"と呼ばれる四谷のカルチャーセンターに通い始める。そこで出会ったのは、性格も学校もばらばらだけれど、似たような悩みを抱える桃、真紀、公子。なぜかいつも講座でささやかな謎に遭遇する彼女たちは、時にぶつかり合い、時に支え合いながら、事件を通して内面を見つめ直していく……。芸術講座で聞いた、死の間際に骨董コレクターが取った不可解な行動。創作講座で絶賛された作者不明の原稿。不思議な謎を解き明かしていくたびに、少女たちは成長する。温かく優しい筆致で描いた青春ミステリ第2弾。

シリーズ化されるとは思いませんでした。「日曜は憧れの国」の続編です。
カルチャーセンターで出会った学校が違い、性格も全く違う4人。その4人が出席したそれぞれの講座で不可解な出来事に遭遇します。それを解決していくお話です。
まあ真相を解明するのは大体聡明な三方公子なのだけど、今回は4人とも我が我がという感じで、前回よりも積極性が上がったような気がします。そして思い思いに意見をぶつけていくようになってより友達感が増してきたような気がしました。
今回終始登場したエリカ先生。千鶴に向けた言葉は私も少し感動したのだけど、最後まで関わることになるとは思わなかったです。なるほど。
これから4人の関係はどうなっていくんだろう。境遇が違うからもしかしたら中学生の間だけかもしれない。それでも、境遇が違う事で新しい発見をしていることが伝わるので、もう少し4人の活躍を読みたい気もします。

<東京創元社 2017.10>H30.2.2読了

日曜は憧れの国 円居挽4

日曜は憧れの国 (創元推理文庫)日曜は憧れの国 (創元推理文庫)
著者:円居 挽
東京創元社(2016-05-21)
販売元:Amazon.co.jp

内気な中学2年生・暮志田千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターで講座を受けることになる。退屈な日常が変わることを期待して料理教室に向かうと、明るく子供っぽい桃、ちゃっかりしたリアリストの真紀、堅物な優等生の公子と出会う。4人は偶然にも同じ班となり、性格の違いからぎくしゃくしつつも、調理を進めていく。ところが、教室内で盗難事件が発生。顛末に納得がいかなかった4人は、真相を推理することに。性格も学校もバラバラな四人の少女が、カルチャーセンターで起こる様々な事件の謎に挑む! 新鋭が贈る、課外活動青春ミステリ。

四谷のカルチャースクールで出会った千鶴、桃、真紀、公子。性格も学校もすべてがバラバラな4人が様々な謎に挑んでいきます。
謎と言ってもそこまで重たいものではなく、日常ミステリみたいな感じかな。
4人それぞれの視点で書かれていたのでそれも良かったです。みんな性格や境遇が違い過ぎたのが良かったのかもしれないですね。自分のコンプレックスをそうでもないんじゃないかと思わせてくれたり、逆に自信を持っていたものがそうでもないのかもしれないと目が覚めそうになったり。
最後に公子が言ったことがとても印象的でした。
色んなことを経験することが人生には必要。
固執することも必要だけど、世界は広いからいろんなものを見て感じることも大事だって教わった気がします。
この4人はこれからもあったりするのかな。だったらいいな。

<東京創元社 2016.5>H29.8.22読了

シャーロック・ノート 試験と古典と探偵殺し 円居挽5

シャーロック・ノートII: 試験と古典と探偵殺し (新潮文庫nex)シャーロック・ノートII: 試験と古典と探偵殺し (新潮文庫nex)
著者:円居 挽
新潮社(2016-02-27)
販売元:Amazon.co.jp

鷹司高校で起きたカンニング事件。剣峰成と太刀杜からんは、疑惑をかけられた少女、時巻暦の調査を開始する。だが、事件を解決したと思ったのも束の間、カンニングの新たな証拠が見つかり、真偽は生徒会裁判“将覧仕合”へと委ねられることに。激突する論理と論理。反転し、眼前で姿を変える真実。そして、伝説の名探偵・金田一が参戦し…。青春×本格ミステリの新機軸、第2弾。

シリーズ第2弾。
前回はこの探偵養成高校の仕組みがよく分からず^^;読むのに最初時間がかかりましたが、今回はすんなりと読み進めることが出来ました。
前回は高校の外で起きた事件が多かったですが今回は高校内でのことでしたね。
3つの話から構成されており、1作目はカンニング疑惑、2作目は殺人疑惑、3作目は1作目の出来事からなる将覧仕合。
1作目2作目はそれほど大きな事件ではありませんでしたが、その集大成が3作目という感じでしたねぇ。3作目で成の同級生たちが探偵に懸ける想いや境遇が分かったりして、面白かったです。残も浅葱も嫌味な奴だと思いましたけど、境遇を考えたら仕方ないのかなと。そして2人とも今回の裁判を通して意識が変わったようで良かったと思いました。
成の試験結果にはえぇ!?と思いましたけど最後まで読んでその想いは払しょくできましたし^m^成自身もこれから高校生活を送る上でどう変わっていくのか楽しみです。
これからもこのシリーズは続いていくんでしょうか。
他の同級生の事も気になりますし、成の高校生活も気になるので続いていってほしいです。

<新潮社 2016.3>H28.6.19読了

シャーロック・ノート 学園裁判と密室の謎 円居挽4

シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)
著者:円居 挽
新潮社(2015-03-28)
販売元:Amazon.co.jp

学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。

探偵学校の独特のルールがよく分からなくて始めは読み進めるのに時間がかかったのですが最終的には面白く読めました。以前読んだキングレオもちょっと登場して、こういうリンクが嬉しいですね。
主人公である剣峰成は恐ろしい男ですね。これからどういう大人に成長していくのでしょうか。まあ、目標となる人が近くにいるから大丈夫なのかな。
心理戦や事件の真相諸々はなるほどと思い引きつけられたのですが、こんな会話するかなぁとか気になるところも所々あってそれが少し残念だったかも。
でもきっとこのシリーズの最初ということで序章なんですよね。
成の推理力はこれからどう展開していくのか楽しみですし、からんとのコンビも気になるところです。
2も予約中なので読むのが楽しみです。

<新潮社 2015.3>H28.4.20読了

キングレオの冒険 円居挽5

キングレオの冒険キングレオの冒険
著者:円居 挽
文藝春秋(2015-06-20)
販売元:Amazon.co.jp

名探偵キングレオとその助手・大河が挑む、顔なき犯人との知恵比べ。そして勝負は、引退を賭けた探偵バトルへともつれこむ!京都の街で次々起こる“ホームズ譚”見立て殺人事件。

ノンシリーズだと思って読んだのですが少しリンクしているみたいですねー。悔しい←
それもそうですし、全てのタイトルがホームズと絡んでいたんですね。
「赤毛連盟」→「赤影連盟」「踊る人形」→「踊る人魚」「まだらの紐」→「なんたらの紐」「白面の兵士」→「白面の貴公子」「ノーウッドの建築家」→「悩虚堂の偏屈家」
何となくわかったのは「赤毛連盟」だけでしたよ…。
まあ読んでいないのはしょうがないですが元ネタが分からなくても十分楽しめました。トリックのクオリティが高いですね。『クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ 』を読んで他の作品も読んでみたいと思ったのですがこちらも面白かったです。
獅子丸と大河のコンビが良いですね。どうしてこう若い男2人だとこんな萌えるんでしょうか←
各事件の犯人に対して事件のクオリティが高すぎるから黒幕がいるんじゃないかっていうくだりはすんごい昔のドラマ「銀狼怪奇ファイル」を思い出しました^m^いましたよねー黒幕←
どの事件も面白かったです。また獅子丸のキャラクターが突出していますよね。
大河が報われないけどまんざらでもない感じがまた良いです^^続編も期待します。
さ、いい加減「ルヴォワール」シリーズを読まなければ。

<文芸春秋 2015.6>H28.2.24読了

クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ 円居挽5

クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へクローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ
著者:円居 挽
KADOKAWA/角川書店(2014-10-01)
販売元:Amazon.co.jp

オススメ!
お代は謎だよ―時間や場所を問わず、大学構内のどこかで気まぐれに営業を始める神出鬼没の都市伝説バー「三号館」。妖艶な女マスター。蒼馬美希は、持ち込まれる謎を鮮やかに解き明かす。大学生遠近倫人は、理系女子・青河幸の気を惹くために「三号館」に謎を持ち込むが…。

初読み作家さん。完全にタイトルとジャケ借り←です。
名前も知らない方だったのですが予約して待っている最中にこの方の話題がテレビで出てきまして。
すずらん本屋堂の中で京大のミステリ研究会は有名だという話をしていてそこ出身の作家さんも多いと。最近だと誰々とか、円居挽さんとか。って言っていたんです。
そこで京大出身の人なのか…と知りました。多いですねー。
主人公の遠近倫人が謎を抱えて構内へ行くとまるで謎を待っているかのように佇む「三号館」美希さんのたたずまいが素敵すぎます。そして聡明。
謎自体は殺人が起きるわけではなく、そんなにすごい大きな謎でもないのだけど←
美希さんの謎解きがまた素敵で。カクテルも美味しそう。きっと飲めないですけど^^;
三号館自体の謎解きも面白かったです。そして美希さんの正体も。
いやーやられました!
円居さんの作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいです。

〈角川書店 2014.10〉H27.3.5読了
自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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