苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

野村美月

七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテ むすぶと本。 野村美月 4



居場所をなくした少女は図書室で黄金に輝く本に出会った。それは、地獄へ続く門だった―中学生の清良は図書室登校をしている。他人の大声や暴力的な言葉が怖くて、教室に入れなくなってしまったのだ。けれど静謐で穏やかだった図書室も最近すこしおかしい。生徒の集まるネット掲示板に不穏な噂話が書き込まれ続けているのだ。特に“ダンテ”の発言は過激で、皆がその話をするようになっていた。そんなある日、清良は同じ図書室登校だという眼鏡の少年と出会う。しかも彼は本と話せると言い、黄金の『神曲』を紹介してくれるのだけれど―。“本の味方!”榎木むすぶが繋ぐ本と人のビブリオミステリー第2弾!

「『さいごの本やさん』の長い長い終わり」に登場したむすぶが再び登場します。
前作のお話がおぼろげになってきていますが^^;本の声が聞こえて嫉妬深い恋人がいるというのは覚えていました。
今回の舞台は中学校の図書室。私が通っていた中学校も高校も図書室は入口から全体を見渡せるくらいの小さな部屋だったので、広い図書室があるというだけで羨ましさを感じます。
私はダンテの神曲を読んでいないのでわからない部分もありましたけど、面白く読みました。
でも最終的にちょっとファンタジーみというか、まさかの展開に驚きましたよね。そういうことだったか…
清良には刺激が強すぎたのでは…?と思いましたけど、少し強くなったみたいで良かったです。
「神曲」読んでみるかな…読まなそうだな←

<KADOKAWA 2021.7>2022.1.7読了

ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話 野村美月5



仕事も恋愛もぱっとしない岡野七子がたどり着いた、住宅街の洋菓子店「月と私」。そこには、お菓子にまつわる魅力的なエッセンスを引き出して、物語としてお客に届ける、「ストーリーテラー」語部九十九がいた―。さまざまな悩みを抱えてお店を訪れた人たちは、語部の語るストーリーと、美しいシェフの作る極上のお菓子に心解きほぐされていく。人生を変える物語をどうぞ。ワケありストーリーテラーと美しいシェフとお客が織りなす、疲れた心に甘くやさしく沁みわたる連作短編集。

ストーリーテラーって職業?と思って読みましたが、自分の売りたい商品を売り込む営業マンみたいなものですよね。カタリベさんが語るお菓子の物語はどれも興味深く、美味しさを際立たせていた気がします。読んでいるとお菓子を食べたくなって困りました。ケーキが食べたい…
最初に出てきた七子や爽馬の母親の物語は良かったけど、令二はいただけなかったですねー。ああいう独裁的な感じの人はダメ。生理的に無理。方向性が間違いまくっていますよね。自分の印象を悪くするだけなのに。それだけ自分の見目に自信があるということなのでしょうか…意味が分からない…
シェフはカタリベさんといつの日か一緒になったら素敵だなぁと思って読み終えました。
それにしても登場するお菓子がおいしそうすぎました…

<ポプラ社 2020.12>2022.1.4読了

三途の川のおらんだ書房 転生する死者とあやかしの恋 野村美月5



三途の川べりに佇む<おらんだ書房>では陽気な店主が「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれる。カリスマコラムニストから女子高生とラブコメしたい青年まで、未練を残した死者たちは無事に成仏できるのか?

シリーズ2冊目です。今回も年齢性別問わず様々な死者たちが「おらんだ書房」で最上の1冊を求めてやってきます。今回は6人。
最後の2人は店主といばらくんと関係する人たち。あの政治家は何者なんでしょう。前世の記憶を持ちながら転生を繰り返すって辛いような気がする…。いばらくんのような道を選んでしまうような気がするけど…。店主と知り合いなのも不思議ですよね。「松の字」って呼んでましたけど、近松門左衛門と関係ある?ないか?^^;
今回も面白かったです。店主がどうして死者ではないのかっていう謎が明かされていないので次巻も楽しみです。

<文藝春秋 2021.10>2021.12.14読了

三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 野村美月5



三途の川べりに佇む〈おらんだ書房〉では、
艶やかな着物をまとった陽気な店主が「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれるという。
客は子供から老人まで生前に大きな未練を残した死者ばかり。
そのひとりひとりの人生の物語に優しく寄り添い、店主は成仏へと導く本を探すが――。
読み終えたあと、心が爽やかに晴れ渡る。
人と本が織り成す奇跡の物語。
【目次】
第一話「本が大好きな三田村祐介様(享年三十四)の場合」
第二話「でんぐり返る本を探してる越野園絵様(享年八十六)の場合」
第三話「空っぽのおなかをかかえた、空っぽな目の初芝泪衣様(享年四)の場合」
第四話「呪いの本を求めてやってきた尾崎純香様(享年三十五)の場合」
第五話「描けない人気漫画家司七彦様(享年四十一)の場合」
第六話「世界で一番退屈で、つまらなくて、どうでもいい本をご所望の鈴木藍理様(享年十六)の場合」

死者が三途の川を渡る前にその人にとっての最上の1冊を選んでくれる書店があるなんて魅力的過ぎますね。
1番同じような死に方をしそうなのは最初の人かな。1番共感できました。そして1番うるうるしました。分かる。分かるよ。読みたい本たくさんあるよね。もっともっと本を読みたかったよね…って読みながら同意していました。
2話目のおばあさんのお話もとても素敵で、感動しました。そんなからくりがあったなんて。武者小路実篤の作品は1冊も読んだことがないんです。これを機に手に取ってみようと思いました。
そして3話で登場した男の子が大事にしていた絵本。かがくいひろしさんの絵本は私も大好きです。だるまさんシリーズは甥っ子が生まれたときにプレゼントしました。かがくいさんの絵が大好きでした。もっともっとたくさんのお話を読みたかったなー。
それぞれ登場する人たちはいろんな思いを抱えていて、それでもこのお店を訪れたことで満足して三途の川を渡れたんじゃないかなと思います。渡っていない人もいるけど。
続編が出てほしいな。店主のこともいばらくんのことももっと知りたいです。

<文芸春秋 2020.12>2021.4.9読了

むすぶと本。『さいごの本やさん』の長い長い終わり 野村美月5



店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人の遺言により幸本書店のすべての本を任されたという都会から来た高校生・榎木むすぶ。彼は本の声が聞こえるという。その力で、店を訪れる人々を思い出の本たちと再会させてゆく。いくつもの懐かしい出会いは、やがて亡くなった店主・幸本笑門の死の真相へも繋がってゆく―。“本の味方!”榎本むすぶが繋ぐ本と人のビブリオミステリー。

文学少女シリーズ以外で野村さんの作品は初めてでした。
長い間地元の本屋さんとして愛されてきた幸本書店。店主が亡くなったことでお店は閉めることになり、様々な思い出を抱えてたくさんのお客様がやってきます。
『ほろびた生き物たちの図鑑』『野菊の墓』『かもめ』『緋文字』『かいけつゾロリのなぞのうちゅうじん』『幸福論』『長い長い郵便屋さんのお話』たくさんの物語が出てきます。私は特に「野菊の墓」のお話が好きかな。じれったすぎるなぁもう。でも、長い時を超えてまためぐり逢って、多分その時間を埋めるように愛を育んでいくんじゃないかなぁと思ったら何だかこちら迄嬉しくなっちゃいますね。
著者さんの本への熱い想いがひしひしと伝わってきました。私も本を読んでいて勉強になったこと、助けられたこと、たくさんあります。この作品で登場した作品も読みたいですし、もっとたくさんの本を読んでいきたいと思いました。
先代も含め、店長さんはたくさんの人を救ってきた人なんですね。みんな早くに亡くなっているのが悔しいけど…
この作品は対になっている作品があるんですよね。そちらも読んでみたいです。

<KADOKAWA 2020.6>2020.11.10読了

“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ) 野村美月4

“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上 (ファミ通文庫)“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上 (ファミ通文庫)
著者:野村 美月
KADOKAWA / エンターブレイン(2011-03-31)
販売元:Amazon.co.jp

“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 下 (ファミ通文庫)“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 下 (ファミ通文庫)
著者:野村 美月
KADOKAWA / エンターブレイン(2011-03-31)
販売元:Amazon.co.jp

<上>
2月。文芸部の放課後の時間は、今も穏やかに流れていた。けれど、遠子の卒業の日は迫っており、次第に彼女は別れをほのめかし始める。そして――。
突然の、「文学少女」の裏切りの言葉。愕然とする心葉を、さらに流人の言葉が翻弄する。「天野遠子は、消えてしまう」「天野遠子を知ってください」――「文学少女」の真意とは? 心葉と遠子の物語の行く末は!? ビター&スイート学園ミステリー、「文学少女」の物語が開幕!
<下>
「書かなくてもいい。ずっと側にいる」――そう告げるななせに救われた心葉。だが、そんな彼を流人の言葉が脅かす。「琴吹さんのこと、壊しちゃうかもしれませんよ」……そんな時、突然、遠子が姿を消した。空っぽの家に残るのは切り裂かれた制服だけ。心葉は遠子を追えるのか? 露わになってゆく真実に、彼が出す答えとは? 遠子の祈り、叶子の憎しみ、流人の絶望――その果てに秘められた物語が今、明らかになる……!
”文学少女”の物語、堂々終幕!!

シリーズ最後の物語を手に取るまで時間がかかってしまいました…だって上下巻なんだもん…と思っていましたけど読む手が止まらず、結果2日くらいで読んでしまいました。頭痛い…
上巻はもうひたすら読んでいて辛かったです。心葉の想い、遠子の想い、流人の想い、色んな人の想いが錯綜して、でも一緒になることはどうしてもできなくて。皆大切な人を想っているのにどうして更に皆傷ついてしまうのか。もどかしい気持ちになりました。
でも、下巻はどんどん9年前の真実が明らかになっていき、またいろんな人の本当の想いが分かっていきます。そして真実が明らかになった時、すべてが元通りに行くわけではないけど、それでも少しずつ前を向いて歩きだすことが出来たのではないかと思います。
エピローグでいきなり展開が変わっていてびっくりしました。
ちょっとじれったいような続きが読みたいようなそんな終わり方で、まあそれでも今までの事を考えたら良いラストだったのかなと思います。
それにしても、全部解決したのは良いですが、琴吹さんが色々報われなかったのがちょっと可哀想だったかなと思いました。後々素敵になっていたから良かったですけど…健気すぎます…私が付き合いたい←
あとがきで外伝があると書かれていたので調べてみたら何だかまだまだたくさん出ているんですね^^;楽しみがあって嬉しいですけど、こんなにあるとは…読みますよー!

<エンターブレイン 2008.8>H30.4.22読了

“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ) 野村美月4

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)
著者:野村 美月
エンターブレイン(2007-12-25)
販売元:Amazon.co.jp

『悪い人にさらわれました。着替えと宿題を持って、今すぐ助けに来てください』―そんな遠子からのSOSで、夏休みを姫倉の別荘で“おやつ”を書いて過ごす羽目になった心葉。
だが、そんな彼らに八十年前起こった惨劇の影が忍び寄る。“令嬢”“学生”そして“妖怪”。役者は揃い舞台は整い、すべては再び崩壊に向かう。事態を仕組んだ麻貴の望みとは?自らの“想像”に心を揺らす“文学少女”の“秘密”とは―。
夢のようなひと夏を描く、“文学少女”特別編。

番外編読みました。番外編でしたけど内容は今回も重たかったですねぇ。
時系列としては2巻と3巻の間だそうで…。読んだのがだいぶ前だったのでその頃の事はスッカリ忘れていました^^;一瞬蛍って誰だっけって思ったくらい←
今回のテーマは泉鏡花。私は1冊も読んだことがありません…。でも「外科室」は前から気になっていました。泉鏡花の作品がとても気になってきました。今度読んでみよう。
内容的には時系列は前なのですが何だか気になる発言がいくつかありましたよね。
これから最終巻に向かうんですね。
読み終わっちゃうのは寂しいですが続きが気になるので楽しみです。

<エンターブレイン 2007.12>H27.7.11読了

文学少女と慟哭の巡礼者 野村美月5

“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】&lt;文学少女&gt; (ファミ通文庫)“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】&lt;文学少女&gt; (ファミ通文庫)
著者:野村 美月
KADOKAWA / エンターブレイン(2007-08-30)
販売元:Amazon.co.jp

もうすぐ遠子は卒業する。それを寂しく思う一方で、ななせとは初詣に行ったりと、ほんの少し距離を縮める心葉。だが、突然ななせが入院したと聞き、見舞いに行った心葉は、片時も忘れたことのなかったひとりの少女と再会する!過去と変わらず微笑む少女。しかし彼女を中心として、心葉と周囲の人達との絆は大きく軋み始める。一体何が真実なのか。彼女は何を願っているのか―。“文学少女”が“想像”する、少女の本当の想いとは!?待望の第5弾。

ようやく美羽の回が来ましたね。
多少分かってはいましたけど、美羽は相当な性悪でしたね^^;
心葉が美化させているんだろうなぁとは思ってました。
それにしてもえげつない。冒頭は本当に美羽にも心葉にもイライラして読んでました。
ななせは強い女の子でしたねー。おどおどしながらもちゃんと美羽に向かって言って。
本当に心葉が好きなんだろうなぁと最初は好きじゃなかったななせがとても愛おしくなりました。
宮沢賢治は私も大好きな作家さんです。ちゃんと読めてないんですが「銀河鉄道の夜」も大好き。
作品の中に書かれているように、ジョバンニにとってカムパネルラは憧れの存在で、心酔していて美化させている部分もあったのかな。でも、カムパネルラだって普通の少年でジョバンニに対して苛められているのに助けられない申し訳なさや罪悪感だって感じていたのかもしれない。そう思うとこの作品の感じ方もまた変わってきました。
遠子が言った「あなたがなりたかったのは、どんな人?」という言葉に、みんなの告白に、涙があふれて止まりませんでした。
私はどうなりたいのか。本当の幸いとは何なのか。私もまだ見つけられていません。
でも、最後に遠子が言った「哀しくてたまらないときに、綺麗に笑える人」には、私もなりたいです。

<エンターブレイン 2007.8>H27.6.13読了

“文学少女”と穢名の天使 野村美月5

“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】
著者:野村 美月
KADOKAWA / エンターブレイン(2007-04-28)
販売元:Amazon.co.jp

文芸部部長、天野遠子。物語を食べちゃうくらいに愛するこの“文学少女”が、何と突然の休部宣言!?その理由に呆れ返りつつも一抹の寂しさを覚える心葉。一方では、音楽教師の毬谷の手伝いで、ななせと一緒に放課後を過ごすことになったりと、平和な日々が過ぎていくが…。クリスマス間近の街からひとりの少女が姿を消した。必死で行方を追うななせと心葉の前に、やがて心葉自身の鏡写しのような、ひとりの“天使”が姿を現す―。大好評シリーズ第4弾。

今回の主人公は琴吹ななせがメインの物語。
著者さん曰く、美羽の話を引っ張ったわけではなくこのまま美羽編に突入したらななせがあまりにも不憫だということでメインの物語を書いたということで^^;
最初からそうだろうなぁとは思っていましたけど、ななせは本当に素直じゃないですね。
でも今回は素直になる部分がたくさん出てきて凄く可愛かったです。夕歌の言う通りとっても可愛かった。
今回の作品は「オペラ座の怪人」なんとなくの内容は知ってるのですが原作をちゃんと読んではいませんでした。金田一少年の事件簿で漫画と小説を含め3回この物語にちなんだ事件が出てきて^^;それでちょっと内容を知っている程度。
今回も物悲しくて切なくて…なんで高校生たちがこんなに辛い思いをしなければならないんでしょう…ってくらい毎回壮絶で消化不良に陥りそうです^^;
そして次回はついに美羽が登場するんですね。諸々の真実が明らかになるのでしょうか。
楽しみです。

〈エンターブレイン 2007.4〉H27.4.10読了

文学少女と繋がれた愚者 野村美月4

“文学少女”と繋がれた愚者【フール】“文学少女”と繋がれた愚者【フール】
著者:野村 美月
KADOKAWA / エンターブレイン(2006-12-25)
販売元:Amazon.co.jp

「ああっ、この本ページが足りないわ!」ある日遠子が図書館から借りてきた本は、切り裂かれ、ページが欠けていた―。物語を食べちゃうくらい深く愛する“文学少女”が、これ
に黙っているわけもない。暴走する遠子に巻き込まれた挙句、何故か文化祭で劇までやるハメになる心葉と級友の芥川だったが…。垣間見たクラスメイトの心の闇。追いつめられ募る狂気。過去に縛られ立ちすくむ魂を、“文学少女”は解き放てるのか―?大好評シリーズ第3弾。

シリーズ第3弾です。
今回のテーマは武者小路実篤の「友情」
今回は全く内容を知らない作品だったのでそれもまた勉強になりました。
でも毎回そうですが今回も暗かったですねー・・・。
芥川君の過去は悲しすぎます。芥川君に与える試練は小学生には辛すぎるものでした。
でも、遠子先輩がそれを払拭してくれて良かったです。
演劇を当日にあんなにまるっと変えるのは無理だろーなんて思っちゃいましたけども問題はそこじゃなくて。遠子先輩はあの真実を芥川君に伝えたくて演劇をやろうと決めたんじゃないかと思うくらいでした。
芥川君も過去を断ち切って未来を見ることが出来て良かったです。
心葉との友情も可愛らしくて素敵。
ただ、最後のくだりは衝撃。
てっきり・・・。言えないですが←
そちらの展開も気になります。
にしてもしょうがないとは思うんですけど心葉は鈍い男ですね〜^m^

〈エンターブレイン 2006.12〉H27.3.6読了

“文学少女”と飢え渇く幽霊 野村美月4

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)
著者:野村 美月
エンターブレイン(2006-08-30)
販売元:Amazon.co.jp

文芸部部長・天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの自称“文学少女”に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が投げ込まれる。文芸部への挑戦だわ!と、心葉を巻き込み調査をはじめる遠子だが、見つけた“犯人”は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で―!?コメディ風味のビターテイスト学園ミステリー、第2弾。

うわ〜・・・重い・・・重いわ〜・・・ドロドロの昼ドラみたい。
今回もとになった作品は「嵐が丘」でしたね。この作品、読んだことはないんですけど「ガラスの仮面」を読んでいるので少女の時代の物語なら知ってました^m^
そうか、こういうお話だったんですね・・・
現代で似たような話にするとこんなに重々しくなるとは・・・
「嵐が丘」をちゃんと読んでみたいなと思いました。怖いですけど^^;
流人君が登場しましたけどこの子もまた強烈ですね〜。こんだけやられても懲りないとは(ちょっと語弊が)
そして遠子先輩が謎でたまりません…。心葉の心の傷も何となくわかりますけどまだ解明はされていないですよね。
まだまだこのシリーズの展開が気になります。

〈エンターブレイン 2006.8〉H26.10.29読了

“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)野村美月4

“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】 (ファミ通文庫)
著者:野村 美月
KADOKAWA / エンターブレイン(2006-04-28)
販売元:Amazon.co.jp

天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!

ずっと気になっていたシリーズでした。タイトルがもうそそられますよね。
ちょうど行きつけの←図書館で1巻目が入っていたので借りてみました。
ラノベ?だからか口調の軽さにちょっとついていけないところもありつつも内容は結構暗めで好きな感じでした。著者さんも言っていたけどコメディとも違うような…。
遠子先輩のキャラクターが強烈ですね。まさか本を食べるとは思わなかった。
心葉君もなかなか病んでる少年ですね。良いですね〜←
「人間失格」がモチーフだったんですね。タイトルを改めて読んでなるほどと思いました。最後まで騙されましたよー。
最後はほっとしました。
遠子と心葉の2人の構図がゴシックシリーズや葉山君シリーズを彷彿とさせるような感じで!(意見には個人差があります)2人の関係も気になるところ。
割と最近完結しましたよね。
どれだけかかるかわかりませんが読み進めていきたいです。

〈エンターブレイン 2006.4〉H25.7.3読了
自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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