苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

コミック

草子ブックガイド2 玉川重機5

草子ブックガイド(2) (モーニング KC)草子ブックガイド(2) (モーニング KC)
著者:玉川 重機
講談社(2013-02-22)
販売元:Amazon.co.jp

本を愛する皆様へ。今回は『老人と海』、『山椒魚』、『バベルの図書館』、『銀河鉄道の夜』、『夏への扉』、『月と六ペンス』、『飛ぶ教室』と大ボリューム7冊分のブックガイドを収録しました! 読むと文学にキュンッとなる、14歳の草子(そうこ)が紡ぎ出す爽やかな読書体験記(ブックガイド)、どうぞお楽しみください!!

第2弾です。出るのを楽しみにしていました。
今回登場する作品は、タイトルや著者は知っていてもちゃんと読んだことのない作品ばかりだったので、ストーリーを知ることが出来て良かったです。
草子は1巻では一人ぼっちで寂しそうでしたけど、2巻では2人も友達が出来ました。一人は潮崎君。潮崎君は最初の印象とは別人みたいですね。あーだーこーだ最初に行っていたのは照れ隠しだったのかな。将来を見据えている潮崎君を草子は強いと言い、潮崎君は本を通して自分をちゃんと見つめられている草子を強いと言います。お互いがお互いの良さを見つけて伝え合うことが光を見出しているようで眩しくて素敵だなと思います。恋愛関係とは違う2人の関係が何だか良いなと思いました。
二人目は磯貝さん。磯貝さんもかなりの文学少女で図書委員でもなくぽっと出で司書教諭の江波先生に気に入られていることが面白くありません。それを思いっきり顔に出して草子に宣戦布告しているのが分かりやすくて可愛いです。磯貝さんは8人兄弟で家に帰っても親にかまってもらえず家の手伝いに追われて、自宅に自分の居場所を見いだせていません。草子と境遇は違えど心の中で抱えているものは似ているものがあります。
『銀河鉄道の夜』の文章を二人がジョバンニとカムパネルラとなって、読みあっているシーンが好きでした。私も草子と同じく、初期形よりも最終形の方が好きです。
始めの『老人と海』のお話で不覚にも泣いてしまいました。潮見堂の店主のあとがきが温かくて、草子との物語が優しくて。私も最期死ぬときには「あとがき」を残せたと思えるのだろうか。自分の人生は一冊の本のようだったって思えたら、私は幸せかなと思います。
草子は最後に自分は一人だと言って磯貝さんの家を後にします。磯貝さんも大家族の中にいても孤独を感じている事にも気づかず。
草子が自分が一人じゃないと気づいたときに、何か新しい扉が開かれるのかなと思います。私は、その瞬間を読めたら良いなと思います。
1巻も好きでしたが、今回読んだ2巻の方がとても好きでした。3巻の発売も決まっているそうなので、今から楽しみにしています。

〈講談社 2013.2〉H25.5.4読了

銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 ますむらひろし5

銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集)銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集)
著者:ますむら ひろし
偕成社(2001-07)
販売元:Amazon.co.jp

幻想と謎に満ち、難解といわれる宮沢賢治童話を、ますむらひろしが原作に忠実に漫画化した愛蔵版。ケンタウル祭の夜、友人のカムパネルラと一緒に銀河鉄道に乗り旅に出たジョバンニは…。

以前NHKで「銀河鉄道の夜」を見て、気になっていたこの作品を読んでみようと思い手に取りました。私はただ、以前アニメ映画化されたますむらひろしさんの漫画バージョンの作品だとだけ思っていたのですが、まさか初期形というものがあるとは思いませんでした。
最終形と初期形は全然ストーリーが違うんですね。ブルカニロ博士なんて知りませんでした…
原作を読むのはなかなか難しいのですが、この本は漫画なので分かりやすかったです。まあ、映画を観ていたというのもありますが。
ジョバンニの心情が何だかわかるなぁ…と思うところもあってちょっと切なくなっちゃいました。
素敵な作品でした。読んで良かった。
映画版は見たことはあるのですが、最初から最後まで全部見たことはなくて。
以前テレビで放送していたものを知り合いにダビングしていただいたので持ってるんです^^っていうかダビングしていただいたのにまだ見ていないという。ごめんなさい。
近々見たいなと思います。
「グスコーブドリの伝記」も見たくなってきました。
初期形も読むことが出来て良かったです。

〈偕成社 2001.7〉H25.3.30読了

暴れん坊本屋さん 久世番子5

暴れん坊本屋さん (1) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)暴れん坊本屋さん (1) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
著者:久世 番子
新書館(2005-09-22)
販売元:Amazon.co.jp

暴れん坊本屋さん(2) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)暴れん坊本屋さん(2) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
著者:久世 番子
新書館(2006-03-25)
販売元:Amazon.co.jp

暴れん坊本屋さん(3) (ウンポコ・エッセイ・コミックス3)暴れん坊本屋さん(3) (ウンポコ・エッセイ・コミックス3)
著者:久世 番子
新書館(2006-10-25)
販売元:Amazon.co.jp

切なくも心暖まる作品を描くマンガ家、久世番子。
実は彼女にはもうひとつの顔があった!
ある時は自分の本を勝手に大量に発注し、ある時はマナーの悪いお客に呪いの電波を送り、ある時は注文した本が届かないと暴れる。
そう、彼女は「暴れん坊本屋さん」だったのだ!!
マンガ家兼書店員の久世番子が本屋さんの本音や裏話を描いた赤裸々エッセイコミック登場!!

以前読んだ「よちよち文藝部」が面白かったので、同じ著者さんだとこの本が面白いよと教えていただいたので読んでみました。
面白かったです。若干著者さん病んでない?大丈夫?って思いましたけど^^;
ギャグテイスト満載ですが、本屋さんでの問題点はカナリ切実だなぁと思いました。
手間がたくさん増えていくのに万引き犯は多発するしいろんなライバル社は増えるし、状況は大変ですよね。
それでも本を愛してやまない書店員たちが奮闘している姿は本当に健気で凛々しくて応援したくなりました。
それでも書店で働きたいかというと…それはないかもしれない←
ライバルになっちゃうけど某古書店で働いて懲りた人。
この方、「平台がおまちかね」のコミック版の絵を描かれているんですね。
それも気になりました。ストーリーは知ってますけど、読んでみたいです^^
この本、全3巻なのですが最近愛蔵版が出たみたいですね。
このコミック内では漫画が売れないから書店員なんだって書いてましたけど、売れるようになって良かったですね←余計なお世話。

青春離婚 HERO 紅玉いづき

青春離婚 (星海社COMICS)青春離婚 (星海社COMICS)
著者:HERO
講談社(2012-09-10)
販売元:Amazon.co.jp
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高校生活最初の春、まったくの赤の他人だった“佐古野”郁美と“佐古野”灯馬。同じ名字で同じクラス、それだけの偶然だったはずが、気づけばクラス中から「夫婦」と呼ばれるようになり——。
それは、夫婦という関係性に恋をしたふたりの、二年と少しの青春の日々。
恋愛小説の次代を担う紅玉いづきが贈る2011年で最も切ない“青春物語”を、気鋭のWEB漫画家・HEROが完全コミカライズ。
「ねぇ、離婚しよう?」
――11月22日。わたし達は青春のまま、離婚をする。

職場の同期が紅玉さんが原作だからと言って貸してくれました。
図書館から家に帰るまでの道のりであっという間に読んでしまいました。普通の漫画だと思ったら、これはWeb漫画?と呼ばれているものなんですね。漫画ですが区切りが4コマ漫画みたいな感じで最初はちょっと戸惑いました。
内容は甘酸っぱい青春ものですね。
佐古野という名字の2人が出会い成長していく3年間の物語です。
2人のぎこちない感じが可愛かった。
こんな甘酸っぱい恋愛があるんだろうか?というくらい2人の空気が良くて可愛らしくて。
後輩の女の子というライバルらしき子が出てくるのも何だかベタだなと思いつつ、癒されながら読みました。
こういう形式のものもあるんですね。

〈講談社 2012.9〉

草子ブックガイド1 玉川重機5

草子ブックガイド(1) (モーニングKC)草子ブックガイド(1) (モーニングKC)
著者:玉川 重機
講談社(2011-09-23)
販売元:Amazon.co.jp
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内海草子(うつみそうこ)は本を読むのが好きで好きでたまらない中学生。いつも本を読んでいて、本の中の世界にひたっている。内気で、他人と打ち解けるのが苦手な草子にとって、古書・青永遠屋(おとわや)の店主は良き理解者。読んだ本の感想を描いた草子の「ブックガイド」が、店主を喜ばせ、さらには周囲の人々に本を読むことの素晴らしさを伝える。濃密な絵柄で、読書の魅力を最大限に表現する。
東京の小さな古書店・青永遠屋(おとわや)に、楽園を見つけた少女・内海草子。どこにも居場所がなかった草子が、青永遠屋を通じて出会った本を、ひたむきに読み解くことで、徐々に人々や世の中と結びついていきます。この作品の最大の魅力は、読んだ本のポイントを繊細にすくいあげ、イメージ豊かに語り尽くす草子独自の「ブックガイド」。毎回草子が本の中に登場するキャラクターになりきって、鮮やかな「読み」を披露します。

漫画です。以前テレビでもこの作品が紹介されていたと思います。
主人公の内海草子は本が大好きな中学生。しかし、母親はおらず出稼ぎ労働者で飲んだくれの父と暮らしておりお金がなく、古本屋で万引きをし、本を読んでは返すという行為を繰り返しています。
実際には犯罪でやってはいけないことです。ですが、この店主は草子の読書感想文をいつも楽しみにしています。草子が読んだ本を帰す際、感想文を添えて返しているんです。
草子の書く感想文は独特でその本の内容を知らなくても十分楽しめました。
その物語の事、書いた著者の人生が分かりやすく描かれています。
この作品の中で、草子の通う学校にいる司書教諭の話が出てきます。司書教諭は数年前に小中学校に配置するのを義務付けられた役職です。司書教諭だけの人もいれば国語教師と兼務している人もいます。
同じ教師だけど少し違う立場でもあり、なかなか意見を出すのは難しいそうです。この作品で登場する先生も熱意とは裏腹に、周りの先生の意見は冷たいです。
実際に私の知り合いで司書教諭として勤めている人が数名います。個人で予算が少なかったり、意見が受け入れられなくても、できる範囲で子供たちに本を読んでもらうために何ができるのか、懸命に考え熱意を持って働いています。
司書資格を持っている人で図書館に勤めている人は1%未満。正職員だと0.1%以下という話を聞いた事があります。この作品でも出てきました。
その中の1%に入れていることを誇りに思い、私も職務に邁進出来たら良いなと改めて思いました。
この作品を機に、本を読む人が増えてくれたら嬉しいですし、司書教諭という仕事があること、図書館の仕事も一緒に知ってくれたら良いなと思います。
2巻目も楽しみです。

〈講談社 2011.9〉H24.8.7読了

夜明けの図書館  埜納タオ5

夜明けの図書館 (ジュールコミックス)夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
著者:埜納 タオ
双葉社(2011-10-17)
販売元:Amazon.co.jp
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市立図書館で働く新米司書・ひなこ。日々、利用者からはいろんな質問が…。「ある写真を探している」「光る影の正体が知りたい」など、難問ばかり。こうした疑問に対し、適切な資料を紹介するのも図書館の仕事。ひなこ、迷宮入りしそうな利用者の「?」に立ち向かいます! 史上初!? 新感覚・ライブラリーコミック!

ブログに来てくださるお友達さんにこの漫画の存在を教えてもらい、近くの図書館で所蔵していることを知ったので借りてみました。
3年間の就職浪人を経て念願の図書館司書となったひなこ。そのひなこの図書館での奮闘ぶりが描かれています。
私、高校生の時に図書館司書になりたいと言ったらクラスメートに言われた言葉がありました。それは
「ラクそうだからいいよね。いつも座って本を読んでいられるもんね」
私は図書館司書という仕事が楽そうだと思ったからなりたいと思ったわけじゃない。そう思われたことが心外で凄く悔しかった記憶が今でもあります。
私も今図書館司書という仕事をしていますが、仕事内容としてはもちろんカウンターで貸し借りしたり本を棚に戻す作業だってあります。でも、もちろんそれだけじゃなくて本当にいろんな仕事があるんです。特にこの作品の中で取り上げられているレファレンスというのが司書という仕事では1番大きなものになるかと思います。
本当に老若男女いろんな方がいらっしゃいますし、情報量が足りな過ぎてよく分からない相談に来る人もいます。学校から出た課題をそのまま聞く人もいますし、言ってる本人もよく分かってない質問だってあります。まあ、その人その人によって対処は違いますけど、必要としている本を探すお手伝いをするわけです。答えのマニュアルはありません。
念願の図書館司書になったひなこの情熱は見習わなきゃいけないなと思います。私はあそこまで情熱を持っていない気が・・・^^;
この作品に登場する本庁から出向してやってきた大野さんのような職員は私の職場でもいます。多分、大野さんと同じような考えを持って仕事をしている人もいると思います。それが悔しいのだけど、どう言い返したらいいのかわかりません。
某知事は本なんてただ借りるだけなのにどうしてそんなに職員がいるの?なんて軽くいったりするし、はたまた別の某知事は大切に保管されていた昔の本だってあるのに経費削減だと言ってあっさりと図書館を閉鎖して本を廃棄処分したりするし。
って、愚痴を言いだしたら止まらないのですが。
まずはひなこのように困っている利用者がいたらちゃんと真摯に聴いていきたいなと思いました。図書館のレファレンスというかなりマニアックなネタで漫画を描いてくださった著者さんに、お礼を言いたいです。
ただ、図書館司書として言うならば、ちょっと甘いかなという気はします。あんなにうまいこと行かないよと冷めてみてしまう部分もあります。それは資料に関しても利用者に対しても。
著者さんが丁寧に調べてくださったのは分かりますが、図書館司書の方の監修とか、つけてほしかったなというのが正直なところだったりもします。

<双葉社 2011.10>

365日絵こよみ 大田垣晴子

365日絵こよみ365日絵こよみ
著者:大田垣 晴子
ソフトバンククリエイティブ(2011-09-24)
販売元:Amazon.co.jp
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季節の発見。行事の楽しみ。暮らしを彩るヒントが詰まったセイコのささやかでいとおしい毎日。
1月 魚河岸初せり/七草がゆ/十日戎/鏡開き/甘酒
2月 節分/針供養/バレンタインデー/ねこやなぎ
3月 ひな祭り/二日灸/沈丁花/春一番/卒業式
4月 エイプリルフール/花見/灌仏会/つくし摘み
5月 端午の節句/初鰹/三社祭/つつじ/五月晴
6月 鮎/苔玉/嘉祥の日/新箸の祝い/夏越の祓え
7月 絽の着物/ほおずき市/ビアガーデン/花火
8月 ねぶた/麦茶/カレー/盆踊り/鱧/二十六夜
9月 夕立/菊の節句/梨/おはぎ/彼岸花/お月見
10月 吾亦紅/秋渇き/栗/新そば/雁渡し/からすみ
11月 銀杏拾い/七五三/銀ぶら/紅葉狩り/山茶花
12月 おでん/すす払い/燗酒/クリスマス/大晦日
などなど。

太田垣さんのイラストで、季節の様々な行事について書かれています。
特に細かな説明があるわけではないのですが、かわいらしいイラストだけでその行事についてわかります。
日本の伝統的な行事なのに、知らないものも多いなぁ。
私の王子様は行事を大事にする人なんだから^m^
私もちゃんと知っておかなくては。
あ、そうだ。ほっと文庫についていたゆずの入浴剤を冬至の日に入れてみようかな。
そういう機会じゃないと、永遠に使わない気がする^^;

〈ソフトバンククリエイティブ 2010.9〉

結婚ゴーラウンド 大田垣晴子4

結婚ゴーラウンド結婚ゴーラウンド
著者:大田垣 晴子
中央公論新社(2011-03)
販売元:Amazon.co.jp
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「年下夫」「格差婚」「夫婦別姓」「DV」「セックスレス」…アラサー・アラフォー女性の結婚にまつわる情報満載。

大田垣さんが自身の結婚について語ってくれています。それに伴い、実際の結婚についての様々なアンケートが載っています。
これは結婚している人もしていない人も参考になるのではないでしょうか。
大田垣さんは8個下の男性と結婚されたんですね。
8個下なんて、私は気にならないと思うのだけどやっぱり親戚は気にしちゃうのですね。
アンケート結果を読んでいたら、当たり前だけどいろんな形の夫婦があるんだなと思った。
大田垣さんとオーモリ君の関係もいいなと思ったし。
たまに女子会があるのですけど、もう結構結婚している人も出てきました。
聴いていても、やっぱりいろんな夫婦の形がありますよね。
聴くのは面白いです。
でも、結婚してない人に「結婚の予定は?」ってあんまり聴いてほしくないなぁと思ったりして・・・。

〈中央公論新社 2011.3〉H23.7.15読了

坊主DAYS2 お寺とみんなの毎日 杜康潤5

坊主DAYS2 お寺とみんなの毎日 (ウィングス・コミックス・デラックス)坊主DAYS2 お寺とみんなの毎日 (ウィングス・コミックス・デラックス)
著者:杜康 潤
新書館(2011-05-25)
販売元:Amazon.co.jp
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「お前どうする? この寺継ぐか?」
禅の宗派のひとつ・臨済宗(一休さんなどが有名☆)のお寺の跡継ぎに生まれた著者の兄。
子供の時に得度式(出家のための儀式)を済ませてはいたものの、
住職になる日は、ずっと遠い未来に感じていた。
だが14歳のある日、その“未来”の決断を突然迫られる事態が……。
兄の幼少時代から住職になるまでのエピソードのほか、
お寺の娘に生まれた著者の悩み、住職のお仕事、
“寺庭”と呼ばれる住職の妻の三代記や、尼僧のことなど13篇を収録。
『坊主DAYS』の杜康 潤が描く、お寺と家族にまつわるコミック・エッセイ!!

まさか第2弾が出るとは。前作がとても面白かったので楽しみにしていました。
今回は前回よりももっと深く食い込んだところを知ることが出来た気がします。
うちは曹洞宗なのですが、臨済宗とは似てい・・・ますよね?(自信がない)
毎月、月命日にうちにもお坊さんが来ますけども、知らないことがいろいろ勉強になりました。
まさか、お坊さんが給料制だとは!(そこから?)坊主丸儲けだなんて、どこから来た言葉なの!ぷんぷん。丸々もらえるとは思っていませんでしたけど、給料制で副住職はそれだけでは生活が成り立たない人もいるだなんて知りませんでした。
杜康さんが学生の頃、クラスメートが言った何気ない言葉。酷いですね。何気なくいったんだろうけど、許せません。
お寺は公共のものだから、住職が不在になると家族が追い出されるなんて知りませんでした。杜康さんのご家族は、親族と檀家さんに恵まれていたんですね。10年も待っていてくれたなんて。お父様の葬儀の場面は感動しました。
お兄さんも本当にいろいろ大変だったんですねぇ、若いときから。
そして人生の決断を14歳でしなければならないなんて。
お兄さんは淡々と考えられていたようですが^^;それでもすばらしいと思います。
それに般若心経を読む小学生って凄い^^;
でも私も7歳からお経を聞いているからか、1ページ丸暗記しちゃった部分があるんですよね。一心頂礼〜から始まるお経なんですけど。最後まで言えます。
仏教系大学って面白そうですね。(っていう言い方も微妙ですが)授業は受けてみたいです^^
そして、住職やお寺を支える奥様方!寺庭さんって言うんですね。おばあちゃんもお母さんもお姉さんも、いろんな困難を乗り越えられているんですね!
感動です^^
ぜひぜひ、第3弾も出してほしいなぁ。
勉強になりましたし、面白かったです!

〈新書館 2011.5〉H23.7.18読了

40歳!妊娠日記 太田垣晴子3

40歳!妊娠日記40歳!妊娠日記
著者:大田垣 晴子
文藝春秋(2011-04)
販売元:Amazon.co.jp
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セイコ、40にして出産。妊娠中にリアルタイムで綴ったプライベートのセキララ絵日記を公開。

太田垣さんのイラスト等はちょこちょこ拝見していましたが、本を読むのは初めてでした。年齢も結婚されているかも知らなかったのですが、やっぱりタイトルに惹かれて読んでみる事に。
私は今のところ結婚も出産も予定はないけど、やっぱり早く産んでしまった方がいいんだろうなぁと思ったのが率直な感想でした。
高齢出産ってリスクが多いと聞きますが、具体的にどう高いのかって言うのがちゃんと分かっていなかった気がします。
日記は、世に出すものではなく本当に自分の日記だから、書かれている内容はもの凄くリアル。流産された事も書かれていました。よくイラストで残されていたなぁと思います。ショックでしょうに・・・。
でも、流産して1ヶ月後とかもの凄く早い段階で妊娠する事ってあるんですね〜。びっくりです。
読んでいて思ったのは当たり前ですけど、妊娠・出産って大変なんだなぁ・・・と言う事ですね。検診も高いですねぇ・・・。太田垣さんのおっしゃるとおり国は何か考えた方がいい気が。少子化は進むし。

〈文芸春秋 2011.4〉H23.6.22読了

この世界の片隅に こうの史代5

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
著者:こうの 史代
双葉社(2008-01-12)
販売元:Amazon.co.jp
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この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)
著者:こうの 史代
双葉社(2008-07-11)
販売元:Amazon.co.jp
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この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
著者:こうの 史代
双葉社(2009-04-28)
販売元:Amazon.co.jp
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<上>平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。
<中>すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が! 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。
<下>昭和の戦中。広島市から軍都呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に徐々に溶け込み日々を過ごす。やがて戦争の暗雲が周囲を色濃く染めていく。大空襲、原爆投下、終戦。歴史の酷い歯車が一人の女性の小さな世界をゆがませていく。そして…。

ドラマ化されるニュースを見て存在を知り、読みました。
以前「夕凪の街 桜の国」を読んでいたのですが、更に細部まで調べられていて、上中下巻一気読みでした。
戦争は怖いもの、辛いもの、あってはいけないもの。それはわかっていても当時はどんな生活だったのか、そして具体的にどう辛く怖いものだったのかは勉強していてもわからないし、深い部分は怖くて知りたくないと言う思いも正直あります。
以前広島に行ったときに、広島平和記念資料館に行ったんです。原爆の歴史や被爆者の方々の写真がありました。ちゃんと見なくてはと思ったのですが、怖くて目を背けてしまったところもあります。
戦争を知らない世代ばかりになってきているけど、風化させてはいけないんですよね。
ただこの作品は、戦争そのものではなく、日本で暮らしていた人々の日常の生活が描かれていました。
空襲に怯え、それでも物がない中一生懸命に知恵を絞って生きている姿にうるっときました。
主人公のすずは絵を描くことが好きで、集中すると周りが見えなくなるちょっとぼーっとした女性だけど、とっても一生懸命で可愛らしい人でした。
明るくて前向きで、素敵でした。
その前向きさが、この作品を温かいものにしてくれているのだと思います。
ドラマのキャスティングを見たけれど・・・。う〜ん。いいと思う部分と突っ込みどころ満載の部分と・・・。基本的に映像化が嫌いな私が考えても悪い事しかいえないと思うのでやめておきます。

〈双葉社〉H23.6.19読了

ONE PIECE  59巻

ONE PIECE 59 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 59 (ジャンプコミックス)
著者:尾田 栄一郎
販売元:集英社
発売日:2010-08-04
おすすめ度:3.5
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今更ですみません・・・。読みましたよぉ。
ワンピースは弟が買っていて、ひとり暮らしなので読み終えてからじゃないと読めないんですよねぇ。
という事で今更。
私、初めてです。
マンガを読んで号泣したのは!
同じくワンピースでうるうるしたことはありますが。
(たしかチョッパーが仲間になるくだり)
もうもう涙が止まりませんでした。
何度見返しても泣いてしまいます。
我慢できずにアップしてしまいました。
ワンピースは一時休載していて、復活したらしいですね。
最終章だそうで。
某検索サイトのニュースのせいで、結末をバラされてしまったのだけど、それでも涙が止まらなかった。
これから仲間達と再会できるのかな。
いずれにしても、早く読みたいです。

天才ゆずぽん。 こゆず5

天才ゆずぽん。
天才ゆずぽん。
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ゆずのすけは、キュートで元気な5歳の男の子。
でも、そんなゆずの趣味は、難読漢字を覚えることと、世界地図を“熟読”すること!
1歳にして文字と数字を習得し、
2歳でアルファベット・パズルに夢中、
3歳のとき世界地図・九九を丸暗記し、
4歳で世界の国旗を完璧マスター、
5歳にして難読漢字マニアとなった、
驚くべきちっちゃな天才くんの爆笑な毎日を描いたコミックエッセイ。
「鬱金香」「風信子」「魑魅魍魎」「虱」「莫三鼻給」といった難読漢字は朝飯前!
という勉強おたくぶりは、大人も顔負けです……。
そんな、実在する“ゆずのすけ”のマニアックな日々がまるごと1冊、楽しめます。
ゆずのすけ作・超マニアックな難解漢字クイズ付き。

以前、平成教育学院で転校生としてゆずのすけ君と言う子が登場したのですが、なんと史上最年少で漢検1級に合格した凄い子なのです。
実際、漢字の問題だと1級を持っている芸能人も、ほぼ1級の^m^宇治原君も勝てなかったんです。
一緒にお母様がいらっしゃったのですが、お母様が漫画家でゆずのすけ君のことを書いているマンガエッセイがあると知り、読んでみました。
どこの図書館にあるかしらと検索してみましたが、北海道の図書館では、道立図書館にしかなかったです^^;
で、相貸で借りました。
このエッセイは5歳の頃のゆずのすけ君です。
でも、5歳でも脅威でした。
記号や数字や漢字が大好き。パソコンを自分で自由に動かし、様々な文字を発掘する。
子どもって無限大なんだなぁと思いました。
大人がここまでって決めちゃいけないなと改めて思いました。
好奇心がここまで成長を生むのかとびっくりしますね。
でも、私が良いなと思ったのは、いつでもどこでも問題を出すゆずのすけ君に対して、お父さんもお母さんもちゃんと向き合って答えてることです。
そして、ゆずのすけ君から教えてもらって勉強をしている事だと思います。
上から目線じゃなくて同じ目線なのが良いなって。
平成教育学院でも、たまにいうひどい発言は周りの大人たちに言わされていることだったし、「テレビに出ている人たちと一緒に出れて嬉しかったです」ってちゃんと言っていたし、マンガも読むと言って、何を読むの?と聞かれたらお母さんの本とか。って健気な事も言うし。
とってもいい子だったんですよ^^
続編として小学生のゆずぽんも見たいなと思いました。

〈メディアファクトリー 2007.9〉H22.8.1読了

坊主DAYS 杜康潤5

坊主DAYS (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)
坊主DAYS (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)
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日本では禅の宗派に属する、臨済宗。(一休さんなどが有名☆)
その寺の住職である著者の兄の修行僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊主コミック・エッセイが登場!
さらに、急にお葬式に行かなければならない時、またはお葬式を出す側になった時に知りたい、マナー、お葬式やお墓の金額相場、仏壇の祀り方など『すぐに使える! お役立ち仏教マナーガイド』も収録!
知っているようで知らなかった、お坊さんの世界がここにある……!!

図書館で司書さんの間で話題になり、予約してみました。
お寺に行く機会はありますし、住職さんと話す機会もありますけど、裏側はあまり知らないなぁと読んでいて思いました。
著者の家が代々続く臨済宗のお寺で、生粋の住職家庭。
お父様はすでに他界されており、著者のお兄さんが継ぐ事になっていました。
始めはお兄さんが修行に行くまでがチラリとかかれており、それ以降は修行についてが書かれていました。
宗派によって異なるとは思いますが、過酷ですね。
人間の全てを超越している気がします。幻覚まで見えているなんて・・・もう何も怖いものはないですね。
修行は過酷だと思いますが、それを超えて一人前とみなされた時は本当に嬉しいんだろうなと思ったり。
人間関係も面白いですね。アイドル老師がお気に入りです^^
最後の結婚式は素敵でした。
仏前式は指輪ではなく数珠交換なんですね。勉強になります。
でも、自分の見た目より奥さんのドレスが期待という希望を叶えたお兄さんは素敵です。
そして、二次会・・・。お茶目なお坊さん達ですね^^
面白かったです。(面白いと言って良いのか・・・)
続編とか・・・ないかな^^;

〈新書館 2009.12〉H22.8.1読了

日本人の知らない日本語1,2

日本人の知らない日本語
日本人の知らない日本語
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日本人の知らない日本語2
日本人の知らない日本語2
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<1>
日本語ってこんなふうになってたのか!?
思わず「ほ〜っ!」の日本語、再発見コミックエッセイ登場!
日本語学校に集まるマジメな外国人生徒たち。
そんな彼らの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々は、私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれます。
<2>
お待たせしました!!大ベストセラー『日本人の知らない日本語』第二弾が登場です。
ファンも多かったルイ君(オタクのフランス人)、ジャックさん(日本語堪能)をはじめ、新キャラクターが大活躍。学生さんたちもパワーアップして、凪子先生も大忙し・・・。今日も日本語に関する珍問奇問に答えます!!思わず爆笑、そしてためになる日本語コミックエッセイです。

ちょっと前に話題になった本ですね。以前本屋で立ち読みしていたら笑ってしまい、変な人に見られたかなと思い急いで退出した記憶が。
日本人は日本語に慣れているから、一から勉強する外国人はこういう部分を疑問に思うんだなと凄い視点にびっくりしたり、日本人よりも丁寧な日本語を使う人もいたり、ある分野のオタクであるために正しいけど使わない日本語を使っていたり、個性的な人がとてもたくさんいるんだなと面白く読みました。
日本語を学びたいと言う熱意は一緒だけど、国はバラバラなんだから、みんな全然違うのは当たり前ですよね。
何だか変な日本語を使っちゃう時もあるけど、でもそれは真面目さゆえに出てきてしまう言葉だったりして、読んでいるだけで生徒の皆さんに愛着を感じてしまいました。
先生も一生懸命勉強して答えるから、生徒にも人気があるのだと思います。
怪我して入院した時は、みんながお見舞いに来てくれたり、神社へ遠足に行ったときは生徒が先生の結婚を願っていたり。何だか素敵な関係で羨ましいです^^
でも本を読んでいて、日本人の言葉の使い方が改めて変だなと思い、日本に憧れてきた人たちに対して申し訳なかったり恥ずかしかったり・・・。
特にバイト語は私はイライラします。「○○になります」「○○円から頂戴いたします」「〜で、よろしかったでしょうか」「〜の方は」など。
でも、私も使っているかもしれないので、気をつけてはいるのですが。
言葉の勉強にもなって、とても面白かったです。覚えているかどうかは別ですけども。
でも、この本、ドラマ化されますよね。
いくらベストセラーだからって、何でも映像化すりゃ良いってもんじゃないと思うんだけど。
怒りを通して呆れました。

〈メディアファクトリー 2009.2 2010.2〉

ボクの一生はゲゲゲの楽園だ マンガ水木しげる自叙伝 1〜6

ボクの一生はゲゲゲの楽園だ〈1〉―マンガ水木しげる自叙伝
ボクの一生はゲゲゲの楽園だ〈1〉―マンガ水木しげる自叙伝
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最近水木先生の自伝やら何やらをやたら読んでいる気がします^^;
全6巻のこの本は、水木先生が御自身の半生を描いたマンガです。
いや〜・・・只者ではないですね。少年時代も凄いですし、1番長く書かれていた戦地での事。現地の人と仲良くなって食べ物をもらっていたとか凄すぎます。しかも片腕を切って傷口にウジがわいていたり、マラリアに2回罹ったりしているのに後遺症なく完治しているとか凄すぎます。
奥さんの事も書かれていますが、さらーっと書かれていただけでしたね。
やっぱり奥さん目線と旦那さん目線は違いますね。
時折現実なのか夢なのか分からなくなるところがありますが。
水木先生が言ったら全部本当のようですね。
今、ドラマはもう見ているのが辛いくらい大変な暮らしなのですが、7月に入ったら新展開になるようで。
ますます目が離せません^^

ガラスの仮面

ガラスの仮面 第24巻 (白泉社文庫 み 1-38)
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私は文庫本サイズの方を集めているため、本当にほんっとうに待ちましたとも。
23巻がいつ出たのか確認したらなんと1999年。世紀が変わってるじゃないですか^^;11年前ですよ、びっくり。そんなに経つか。
私が読み始めたきっかけは中学生の時。何故か中学校の図書館に文庫本サイズのガラスの仮面があって。
しかも1〜9巻までと19〜21巻とかものすごく中途半端で^^;
結局買ってしまったという・・・
でも、買ってよかったと思います。
ずっととっておきたい作品です。
大好きな作品です。
何度も何度も読み返しちゃいますねぇ。
にしても。以前にも増してマヤと速水さんの恋の行方がもどかしくって!
好きどおしなんだから一緒になっちゃえばいいじゃん!付き合っちゃえばいいじゃん!11歳の歳の差が何さ!と、言いたくなる^^;
桜小路くんには悪いけども^m^
この後もとても気になるので、是非とも今度は早い刊行を望んでおります。

どーにかしたい!

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「うちの弟をジャニーズに入れたる。」大いなる野望を抱き、いたいけな弟・優羽の英才教育に青春のすべてをかける千明。そして、ついにきたオーディションの日、彼女を意外な人物との再会が待っていた――

何だか思い出してしまって、記事にしました。
この作品は13年前に1巻が発売されたので、結構前です。全6巻。
なんと、ジャニーズ事務所が公認・協力しているという業界初の漫画なのです。
弟優羽くんはとってもかわいらしくてジャニーズ顔なのですが、引っ込み思案で内気。とてもテレビに出られるような性格の子じゃないんです。
でも、お姉さんのために頑張ります。最初はお姉さんの独りよがりな感じもありますが、優羽も辛くて大変な経験をたくさんして成長していきます。
そして、ジャニーズに入るので、実際のジャニーズの方々もちょいちょい登場します。
13年前なので、主にTOKIO、V6、kinki kids。あとはその頃に人気だったジュニアですかね。小原君とか原君とか。
各巻の最後にコンサレポやインタビューがあるのですが、懐かしいんですよ〜。
1巻の最後にはその頃人気だったジュニアが紹介されているのですが、V6の剛健も紹介されてるんですよ!まだV6がデビューしてないんですよ。
健君と剛君。あとは原君、佐野君、翼君。翼君なんて14歳ですよ。剛健も16歳。
面白いですよ^^優羽や千明と実際のジャニーズの人たちが会話してるのがまた面白いです。
漫画のストーリーも面白いです。なかなか感動的です。
優羽君の成長物語であり、千明の恋物語でもあります。
あ〜…なんだか読みたくなってきた。でも、売っちゃったんだよなぁ^^;

ダーリンは外国人 with BABY 小栗左多里4

ダーリンは外国人 with BABY

トニー&さおりに赤ちゃん誕生。こんな子育てやってます。
200万部突破、『ダーリンは外国人』シリーズ最新作。
1 お腹の中に、生命体が!(決心
喜びと不安で出発 ほか)
2 そして全ては始まった!(運命の日!役に立ちたい、立ち会い ほか)
3 手さぐりの毎日(名前の由来
演じてこそ「音楽」 ほか)
4 進化していく息子(何語で話そう?
母語?…どちらのほう? ほか)
子連れで海外(飛行機を乗り切れ!
おすすめスポットin New York ほか)

最新刊を本屋で発見し、即購入でした。
子育て奮闘期が描かれています。
私は妊娠した事がないから分からないけど、自分のお腹の中に生命体がいるというのはやっぱり不思議なんだろうな。
私の母、よく3人も産んだな・・・。尊敬します。
でも、やっぱり、いつの日か自分の好きな人の子どもを産みたいなとも思う。
そして相手は、トニーさんのように協力してくれて、一緒に考えてくれる人がいいな。
私の父がもの凄く協力的で、子どもが大好きな父だからそう思うのかもしれないけど。子どもが20歳を過ぎた今でも、昔を思い出してタレ目になるからね。
早く孫を生んで親孝行したいとも思います。

〈メディアファクトリー 2008.3〉H20.3.16読了

夕凪の街 桜の国 こうの史代5

夕凪の街桜の国

オススメ!
昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。
ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。
最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか…、原爆とは何だったのか…。
漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。

映画化された原作です。
100ページに満たない短いストーリーなのですが、内容はとても重たいです。
時代が3つに別れています。
1部は昭和30年、2部は昭和63年、3部は平成16年です。
原作の中にもありましたが、広島や長崎に住んでいる以外の方々にとって、原爆は昔の話になりつつあると、私は思ってました。
でも、まだまだ終わっていないんですよね。
被爆した方々の先の先の子孫まで、関わっていく問題なんですよね。
この作品を読んで、分かりました。
映画は気になっていたのですが、観にいっていません。
やっぱり観ればよかったと、この本を読んで思いました。
ちょっと怖いかもしれないけど、小中学生に読んでほしい作品だと思いました。

〈双葉社 2004.10〉H19.10.21読了

喰いタン

喰いタン (1)

ニキビがあまりにも酷かったので、今日は朝から皮膚科に行ってきました。
道路は混んでるし、病院も11人待ちの1時間待ち。
いやはや参った。
最初は自分が持っていた本を読んでいたんですけど、その病院にたくさん漫画が置いてあったんです。
で、「喰いタン」を読みました^^
ドラマ見てたし、4月から、ドラマのパート2が始まるしね。
ストーリーって、ドラマと全然違うんですね。
剛君の役はオリジナルだったし^^;
緒方刑事は女性になってるし。
っていうか、設定そのものが違うし。
それはそれで面白いんですけどね。
漫画も面白いですね・・・。
高野さんがドラマ以上に食べるし、バカっぽいし^^;
でも、頭が切れるんですよね〜。
途中までしか読まなかったんですけど、まだ読みたいです。

光とともに・・・4

光とともに… (10)

漫画です〜。
でも、大学図書館に所蔵してあるんです。
漫画が置いてある、と思って、気になって手にとって読み出したのが最初でした。
最新刊は10巻です。
ご存知の方も多くいらっしゃいますよね。
主人公の東 光という男の子は、自閉症で、人と関わる事が得意ではありません。
人の手を借りなければ、生きていけない子なんですよね。
何年か前に、ドラマ化もされましたよね。私は見なかったのですが。
作者の知り合いのお子さんがモデルになっているらしいです。

みなさんは、自閉症ってどういう病気だと思いますか?
名前を聞いたら、何だか鬱状態だったり、自分の殻に閉じこもってるって言う印象がありますよね。
でも、違うんです。
先天性の脳障害なんです。
自閉症と診断された光君と、家族の物語です。
1巻は生まれた時から始まります。
それから幼稚園に入園して、小学生になって、10巻では中学生になってます。
今も続いてるんですよね?
最初は読むのが辛かったんですよね。
親にすらなかなか心を開かず、言う事を聞かない。
人は、親の育て方が悪いといって、親(特に母親)を責める。
母親が泣いてばかりで可哀相で、最初は旦那さんも責めるんです。
でも、自閉症だと言う事を知り、たくさんの人に支えられながら光君を育てていくんです。
お父さんも一緒に。ここポイント。
お母さんは、普通学級の教室にも度々行き、自閉症について説明をしたり、「光通信」という新聞を作り、光君のことを父兄の人にも伝えたりしてます。
こんなに親が努力していても、分かってくれない人や理解してくれない人がいるんですよね。
「障害者」っていう言葉が、ずしりとのしかかる作品です。
でも、お母さんはめげません。いつも前向きに頑張ってます。
周りの人たちが、ちょっと手助けするだけでも、大分状況は変わってくると思うんですよね。
前に、バスに乗っていたら、近くの知的障害者施設に通所している人が数人、乗車していたんです。職員さんも一緒でした。
下りる際に、カードの通し方が分からないらしく、下りれない状態になってたんです。
そこで、私は運転手が、カードの通し方を教えてやれば良いじゃないかって思ったんですよね。
職員さんは一人しかいないから、すぐに手助けできるわけではない。
別に難しいことじゃないですよね。「ここに通すんだよ。」って、教えたら良いんですから。
これは高齢者にでも一緒だと思うんですけどね。
やり方がわかるのが当たり前だと思って、投げやりな感じで教える人もいるんです。
やっぱりそれは、ないなって思うんですよね。
少しでも手助けしていく環境があれば、障害を持っている方も、その家族も、こんなに苦労しないのになぁ。って、思うんですよね。
綺麗事でしょうか・・・。

かんたん!勝負ごはん 小栗左多里5

かんたん!勝負ごはん

「母に習えばウマウマごはん」に続く料理コミックエッセイ第2弾。
昔から食べている和食を現代風にアレンジ。
そのおいしさの秘密とは。
手軽で作りやすいメニューを中心に、料理に初挑戦したトニーのレシピも公開。

小栗さんの料理レシピの最新刊です〜^^
相変わらずお母様は素敵だね!
結構手軽に作れそうな感じ。
凄くおいしそうだし、お母様の料理のコツも書かれてる。
作ってみよう^^


〈ヴィレッジブックス 2006.9〉

ときめきトゥナイト5

ときめきトゥナイト (1)

数年ぶりに手にして、一気に再読してしまいました^^;
漫画の力は恐ろしい。
この漫画は有名ですよね。10数年連載をしていたし。
好きな作品です。
私が小学生の頃は愛良と開陸の時でした。
でも、やっぱり1番すきなのは、蘭世と俊ですね^^
2人の出会ってからの運命というか、行く末というか、それが凄く好き。
まあ、俊が1番タイプというか、ちょっとクールで、不器用で、カッコいいところが好きだったのかも。
素直で一途な蘭世も好きだったし。
最初にコミックスを買ったのは確か愛良の回だったんだけど、25巻くらいで、最初の頃の巻が凄く気になっていたの。
それで、たまたま何処かのレストランに、「ときめきトゥナイト」の1〜10巻くらいが置いてあって。
何故か取ったのが8巻くらいだったんだけど、びっくりしたんだよ。
だって主役が愛良じゃないんだもん。
で、漫画のタッチも昔風だし。
主人公のこの人は誰なんだろうって思って少し読んだんだけど、知ったときはびっくりしたね。
愛良のお母さんじゃ〜〜〜ん!!って。
その時に初めてカナリ長い間連載されている作品だって知ったんだ。
買い集めていって、鈴世となるみの回があるってことも知ったし。結構飛び飛びで買い集めていたので^^;
で、3部全て読んで、やっぱり最初の2人が1番いいなと。思ってるんだよね。
結構古くなっちゃっているけど、ず〜っととっておきたい作品です。

ダーリンの頭ン中 小栗左多里4

ダーリンの頭ン中

英語や日本語の「?」について、トニー&さおりと笑って学べる!「ダ・ヴィンチ」大人気連載の単行本化。
<目次>
テンションってあがるもの?
「THE」の真実
「V」のくちびる
漢字ってすばらしい
語源の泉
くっつくと困る
んんん、んん…
「と」はずるい
「世界」を疑え
記号≠共通言語
「私たち」の好きなあいまい
ワンルームのグランドパレス
近くて近い韓国
ワクワク悲しめない理由
シンデレラのヒミツ
これって何ていう?
名前について       (esbooksより引用)

相変わらず面白い方ですな。トニーさん。
日本語の疑問を、日本人以上に考えてる。
雑誌に連載中のときから、ちょこちょこ読んでいました。トニーさんの考え方も面白いし、夫婦の会話もいいですよね^^
日本語はもちろん、いろんな語学の深さを追求していくべきなんだろうなぁ。トニーさんみたいに^^
そういえば、お2人に子どもができたそうですね^^
男の子だそうで^^おめでとうございます!(誰に向かって?)
妊娠中もお2人(特にトニーさん)は面白いなぁ^^
めでたいね。

〈メディアファクトリー 2005.3〉

ヤマトナデシコ七変化5

ヤマトナデシコ七変化〓 (1)

オススメ!
ものすご〜く今、はまっております・・・。
オススメだけど、どうかなぁ〜好き嫌いは分かれるかもしれないけど・・・。
面白いんですよ。
バカっぽさが最高なのです。
男の子達がカッコいいのです。
女の子たちがかわいいし、カッコいいのです・・・。
今までは立ち読みだったのに、ついつい誘惑に負けて買ってしまいました。

〜あらすじ〜
洋館に下宿している美少年、武長、蘭丸、雪之丞、恭平の4人。
大家のおばちゃんは未亡人で、好きな人が出来、いなくなってしまう。
おばちゃんは、北海道から引っ越してくる姪、中原スナコを立派なレディーに出来れば、家賃をタダにしてくれるという。
家庭の事情により、仕送りなしの4人はタダを目指して意気込む。
そして現れたのは、本当の霊よりも恐く、暗いところが大好きで、ジェイソンや人体模型や髑髏、血など、グロテスクなものを愛する女の子。
2年前、好きな男の子に「ブス」といわれてから、スナコは変わってしまった。
人間を捨てているスナコの、レディーへの道の地は遠い・・・。

って言う感じでしょうかね。
でも、スナコカッコいいし、美人なんだよ。
本人は自覚していないんだけどね。
でも、料理は上手いし、ケンカは強いし、いい女だと思うんだけどなぁ。
恭平とナイスコンビだと思います^^早くくっつけばいいのに・・・^m^
個人的に、乃依ちゃんと武長コンビが好きです。こっちも、早くっつけばいいのに・・・。お互い鈍くて、奥手なんだよね〜☆
地道に集めていきま〜す♪
・・・っていうか、これ、連載は続いているのだろうか・・・。

金田一少年の事件簿オペラ座館・第三の殺人4

金田一少年の事件簿オペラ座館・第三の殺人 上 (1)
金田一少年の事件簿オペラ座館・第三の殺人 下 (3)

初めて漫画を載せてみました。
金田一は、最初の26巻も持っていたし、その後の数冊も全部もってました。
今はもうないけど^^;
最近ちょこちょこ新しいのが出てきて、出たら買ってる感じです。
にしても、最初に買ったときは小学生だったのになぁ・・・
いつの間に主人公達は年下になったんでしょう^^;
なんて。
これは、コナンでも同様ですが。
絵が変化していて面白いねぇ。全然顔が違う。
ストーリーは、いつもと同じ感じだけど^^;
でも、やっぱり出たら買っちゃうんだよね。
やっぱり面白いんだろうなぁ。
だからドラマもずっとやってるんだろうな〜
キンキの剛くん、嵐の松潤、あとKAT-TUNの亀ちゃん。
やっぱり私はつよぽんの一ちゃんだなぁ〜。
ひょうきんで、じっちゃんのことが好きでさ。かわいかったよねぇ*^^*
後の2人はじっちゃんを重荷だと感じてたんだよね、確か。
だから、あんまり好きじゃないのよねぇ。
というか、最初のを見てたら、その後はあんまり見たくなくなるのが本音だけど。
ドラマの話で締めくくっちゃったなぁ^^;

さおり&トニーの冒険紀行 ハワイで大の字 小栗佐多里4

さおり&amp;トニーの冒険紀行 ハワイで大の字

さおりさんとトニーさん夫婦が海外へ!
著者初の爆笑海外ルポ!
ハワイ四島珍道中! 二人が南国で見つけたものは?

南国へ海外旅行にいった2人のルポ。
相変わらずステキな夫婦ですね^^
観光名所だけでなく、田舎の方まで行っていて。
人のあったかさも分かったかな^^
でも、私が現地に行ってないから分かりにくいなぁって思ったところもあったんだけどね。
まあ、それは私が行ってないんだからしょうがない。
面白かったです。
私も海外行ってみたいなぁ・・・

〈ソニーマガジンズ 2005.11〉

ダーリンは外国人 小栗左多里5



ダーリンは外国人

ハンガリーとイタリアの血を受け継ぎ、アメリカで教育を受け、日本に渡ってきた旦那さん。
話せる言葉は英語、日本語、北京語、スペイン語、ポルトガル語などなど数知れず。
語学オタクな旦那さん。
国際結婚と聞いて思い浮かぶのはロマンチックな洋風イメージ。
しかし、実際は・・・
1 ダーリンはこんな人
2 一緒に暮らし始めたころ
3 つらつらな毎日
4 やっぱり違う、こんなとこ
5 それでも仲良く暮らすコツ
を、収録。

〈メディアファクトリー 2002.12〉



ダーリンは外国人 (2)


「ダーリンは外国人」の第2弾。
1弾は旦那さんはどういう人なのか、毎日の生活などが書かれていましたが、第2弾はもっと入り込んだ感じ。
トニーさんと著者の会話が面白い。
1 あいかわらずです
2 ちょっとしたニュース
3 家族について
4 ちがうとこ、まだまだ
5 これからもよろしく
収録
〈メディアファクトリー 2004.3〉

あらすじじゃないから、本の紹介難しいな・・・ 
もうこの本はおなじみですね。
2人の話の掛け合いが面白いです。
確かに想像していた国際結婚とはかけ離れているかも^^
トニーさんが独特な方なんですかね。
以前テレビに出ていたときに見ましたが、本当に言葉が好きなんだなぁって思いましたね。
言葉について語っていたし。
って、そういう番組だったんですが。
やっぱり文化の違いって色々あるんだなぁって、考えさせられた本でもありました。
お2人の会話が面白いし、絵も可愛いし、ホントオススメです^^

母に習えばウマウマごはん 小栗 左多里5



母に習えばウマウマごはん


オススメ!
「ダーリンは外国人」の著者が書いた最新作。
小栗さんのお母さんが作る、オススメ簡単料理。
お母さんがとっても面白くて、いい味出してる^^
「ダーリンは外国人」でも、よく登場するのでうすうすは感じていましたが。
トニーさんも登場します。
とっても素敵な家庭だなって思いました。
凄くあったかい感じ。
私もこんな家庭を築いていきたいな。なんて^^
マンガもあるし、料理レシピもあるし。
得した気になる1冊です。

〈ソニーマガジンズ 2005.6〉 H17.6.23読了
自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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