もうすぐ2022年が終わりますね…。
毎度のことながら1年はあっという間でしたね。コロナ禍がこんなに長く続くとは思っていませんでしたよね…3年近く、変わっているようないないような…。
来年はどんな年になるのでしょうか。みんなが幸せを感じられる年になったら良いなと思います。
さて、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は266冊読みました。去年の252冊より読んでましたね…びっくり^^;
今年も色々あったけど、本はたくさん読めました。それだけは幸せなことだったかなと思います。
以下、ランキングです。
例年と同じように1作家1作品としています。今年出た作品だけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。
第1位「風の港」村山早紀
私は北海道に住んでいるので道外に出るときは必ず飛行機を使います。また、オタクなので^^;しょっちゅう飛行機に乗ります。
でも、空港をここまで探検したり、思いを馳せたりすることはなかったなぁと思いました。いつも着いたら交通機関まで走っていたので^^;
ちょっと立ち止まって、周りを見れるようになりたいと思いました。何事も、焦らず。
最初に出てくる主人公の青年の想いに共感できるところもあって涙が出て。
私も挑戦してはダメで落ち込んでを繰り返していたので、出てくる優しい人たちに、私も元気づけられて、勇気づけられた気がしました。
第2位「マイ・プレゼント」青山美智子
青山さんの作品は、今年は3冊読んでいたのですがこちらを選びました。
ショートショートの作品なのできっと誰もが、これは私のことだ。と思う作品があると思います。私はありました。
こちらの作品も、元気をもらいました。そういう作品ばかりですね^^;
そして、推しがいる人にぜひ読んで欲しい作品があります。私はそれを読むたびに涙が出ます。私はずっと推しがいたから頑張ってこれたし、楽しいし、幸せなんだって思えました。好きな人を好きだと思う初心を忘れずにいられる作品だと思いました。
第3位「ショートケーキ。」坂木司
坂木さんが書かれる作品は本当に、温かくて優しい。連作短編集で、登場人物たちのリンクがまたたまりません。
私はケーキ屋さんで働くカジモト君がお気に入りです。とてもとても優しい子。そして梶本君のお父さんが、娘に言った言葉もとても素敵で、こちらも思い出すと涙が出そうになります。
第4位「若葉荘の暮らし」畑野智美
40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」。主人公のミチルはこちらに引っ越してきます。
若葉荘の個性的な人たちとの関わりも、ミチルが考えていることも、共感できるところが多すぎて心の中でぶんぶん頷きながら読んでいました。
人は人、自分は自分と思って生きてきてはいるけど、やっぱり難しい。それでも、少しでも前向きに楽しく生きていきたいなと思って読み終えました。
第5位「なんとかしなくちゃ。青雲編 1970-1993」恩田陸
ヒロインが朝ドラの主人公のようで^^幼少期から大学生までの一人の女性梯結子の成長期が書かれています。
とにかく結子の問題解決とその調達についての展開が面白すぎてあっという間に読んでしまいました。時たま朝ドラの語りのように登場する恩田さんも面白いです(笑)
こんなすごい人の話が大学生までで終わるなんて許せません!←社会人編も楽しみにしています。
第6位「空をこえて七星のかなた」加納朋子
加納さんらしい、優しくて温かい物語でした。
連作短編集連作かと思ったら最後の最後に素晴らしい仕掛けが施されていてさすが過ぎました。星や宇宙に関するお話が好きなので尚更惹かれたのかも。
宇宙がテーマだからか出てくる人たちの名前が皆さん星絡みでどの名前も素敵でした。
第7位「金環日蝕」阿部暁子
初読み作家さんです。ツイッターでたくさんの編集者さんや作家さんがおすすめしていたので気になって手に取りました。
まず札幌が舞台だったことに驚きました。身近な地名が出過ぎてて嬉しかったです^^
ストーリーは見事にしてやられました。もう何も気づきませんでした^^;
登場した全ての人が心安らかに、幸せに暮らしていくことを願っていました。
第8位「幽霊絵師火狂 筆のみが知る」近藤史恵
主人公である真阿が魅力的でとても可愛らしかったです。そして周りから愛されている感じも好きでした。
興四郎とのコンビがバランスが取れていてミステリとしても面白かったです。
興四郎がいつまで真阿の傍にいてくれるかは分からないけど、これからも2人で絵を見ながら謎解きをしていってほしいです。
第9位「夏休みの空欄探し」似鳥鶏
謎解きがとにかく面白かったです。自分自身では解けませんでしたけど^^;それを解いていく4人がキラキラしてました。
最初はキヨのことは好きになれなかったんですけど、やっぱり話してみないと分からないですよね。そんな風に考えてきたのかと思うところがたくさんあって、ライとともに親睦を深めているような気になっていました^^
私は真相は暴けなかったけど、最後が詳細に分からない形で終わったのが良かったです。幸せのまま終わって良かったです。
第10位「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」川内有緒
全盲の白鳥さんとの美術鑑賞。読んでいる時も面白かったけど、読み終えた後も考えさせられる、余韻の残る作品でした。
まず白鳥さんがとても面白くて素敵な方でした。美術を愛していることがひしひしと伝わってきます。
私も美術館賞は好きだけどその絵画を説明するとなると凄く難しいな…と思いました。私も新たな視野を与えてもらったような気がしました。
以上2022年のランキングでした!2023年もたくさんの本に出合えますように…
2022年にあったことを以下に…。
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毎度のことながら1年はあっという間でしたね。コロナ禍がこんなに長く続くとは思っていませんでしたよね…3年近く、変わっているようないないような…。
来年はどんな年になるのでしょうか。みんなが幸せを感じられる年になったら良いなと思います。
さて、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は266冊読みました。去年の252冊より読んでましたね…びっくり^^;
今年も色々あったけど、本はたくさん読めました。それだけは幸せなことだったかなと思います。
以下、ランキングです。
例年と同じように1作家1作品としています。今年出た作品だけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。
第1位「風の港」村山早紀
私は北海道に住んでいるので道外に出るときは必ず飛行機を使います。また、オタクなので^^;しょっちゅう飛行機に乗ります。
でも、空港をここまで探検したり、思いを馳せたりすることはなかったなぁと思いました。いつも着いたら交通機関まで走っていたので^^;
ちょっと立ち止まって、周りを見れるようになりたいと思いました。何事も、焦らず。
最初に出てくる主人公の青年の想いに共感できるところもあって涙が出て。
私も挑戦してはダメで落ち込んでを繰り返していたので、出てくる優しい人たちに、私も元気づけられて、勇気づけられた気がしました。
第2位「マイ・プレゼント」青山美智子
青山さんの作品は、今年は3冊読んでいたのですがこちらを選びました。
ショートショートの作品なのできっと誰もが、これは私のことだ。と思う作品があると思います。私はありました。
こちらの作品も、元気をもらいました。そういう作品ばかりですね^^;
そして、推しがいる人にぜひ読んで欲しい作品があります。私はそれを読むたびに涙が出ます。私はずっと推しがいたから頑張ってこれたし、楽しいし、幸せなんだって思えました。好きな人を好きだと思う初心を忘れずにいられる作品だと思いました。
第3位「ショートケーキ。」坂木司
坂木さんが書かれる作品は本当に、温かくて優しい。連作短編集で、登場人物たちのリンクがまたたまりません。
私はケーキ屋さんで働くカジモト君がお気に入りです。とてもとても優しい子。そして梶本君のお父さんが、娘に言った言葉もとても素敵で、こちらも思い出すと涙が出そうになります。
第4位「若葉荘の暮らし」畑野智美
40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」。主人公のミチルはこちらに引っ越してきます。
若葉荘の個性的な人たちとの関わりも、ミチルが考えていることも、共感できるところが多すぎて心の中でぶんぶん頷きながら読んでいました。
人は人、自分は自分と思って生きてきてはいるけど、やっぱり難しい。それでも、少しでも前向きに楽しく生きていきたいなと思って読み終えました。
第5位「なんとかしなくちゃ。青雲編 1970-1993」恩田陸
ヒロインが朝ドラの主人公のようで^^幼少期から大学生までの一人の女性梯結子の成長期が書かれています。
とにかく結子の問題解決とその調達についての展開が面白すぎてあっという間に読んでしまいました。時たま朝ドラの語りのように登場する恩田さんも面白いです(笑)
こんなすごい人の話が大学生までで終わるなんて許せません!←社会人編も楽しみにしています。
第6位「空をこえて七星のかなた」加納朋子
加納さんらしい、優しくて温かい物語でした。
連作短編集連作かと思ったら最後の最後に素晴らしい仕掛けが施されていてさすが過ぎました。星や宇宙に関するお話が好きなので尚更惹かれたのかも。
宇宙がテーマだからか出てくる人たちの名前が皆さん星絡みでどの名前も素敵でした。
第7位「金環日蝕」阿部暁子
初読み作家さんです。ツイッターでたくさんの編集者さんや作家さんがおすすめしていたので気になって手に取りました。
まず札幌が舞台だったことに驚きました。身近な地名が出過ぎてて嬉しかったです^^
ストーリーは見事にしてやられました。もう何も気づきませんでした^^;
登場した全ての人が心安らかに、幸せに暮らしていくことを願っていました。
第8位「幽霊絵師火狂 筆のみが知る」近藤史恵
主人公である真阿が魅力的でとても可愛らしかったです。そして周りから愛されている感じも好きでした。
興四郎とのコンビがバランスが取れていてミステリとしても面白かったです。
興四郎がいつまで真阿の傍にいてくれるかは分からないけど、これからも2人で絵を見ながら謎解きをしていってほしいです。
第9位「夏休みの空欄探し」似鳥鶏
謎解きがとにかく面白かったです。自分自身では解けませんでしたけど^^;それを解いていく4人がキラキラしてました。
最初はキヨのことは好きになれなかったんですけど、やっぱり話してみないと分からないですよね。そんな風に考えてきたのかと思うところがたくさんあって、ライとともに親睦を深めているような気になっていました^^
私は真相は暴けなかったけど、最後が詳細に分からない形で終わったのが良かったです。幸せのまま終わって良かったです。
第10位「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」川内有緒
全盲の白鳥さんとの美術鑑賞。読んでいる時も面白かったけど、読み終えた後も考えさせられる、余韻の残る作品でした。
まず白鳥さんがとても面白くて素敵な方でした。美術を愛していることがひしひしと伝わってきます。
私も美術館賞は好きだけどその絵画を説明するとなると凄く難しいな…と思いました。私も新たな視野を与えてもらったような気がしました。
以上2022年のランキングでした!2023年もたくさんの本に出合えますように…
2022年にあったことを以下に…。
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