
著者:林 真理子
講談社(2013-04-18)
販売元:Amazon.co.jp
「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。
林さんの作品は初めて読んだと思います。
最近この作品の宣伝で林さんをあさイチを始めいろんなところで見て、つられて読んでみようと思って予約しました。
内容はどぎつかったし、林さんまでの野心は持てないけど、でも私の同世代(ゆとり世代よりちょい上)の人よりは野心は持っているほうだと思います。たぶん。ちょっとだけ。(ゆとり世代は1987年生まれ以降らしい←調べた)
3人兄弟の長女で、下2人は結構奔放でいつも外で遊んで遅くまで帰ってこないアクティブな感じで私はいつも家で本を読んだり絵をかいたり。今は結構図太くなったけど、昔はすんごい内気で人見知りで人に言ってもらわないと自分の言いたいことが言えないようなやつでした。苦情は受け付けません。昔の話です。
でも、自分がこうって決めたことは相談せずに割と自分で決めて行動するので親は結構驚いてました。一人でいろんなところへ旅行することとか(国内だけど)、転職することとか。
そういう部分は野心っていうのかな。
たった1度の人生だからやっぱり幸せになりたい。好きだと思う仕事もしくはやりがいのある仕事に就きたい。でも思っているだけではだめで自分でも努力しなきゃだめよって林さんに怒られたような気がしました。
大丈夫、きっと行動力はあるはず。多分…
もうすぐ20代も終わるけど、この10年は精神面で辛いなぁと思うことが多かった気がします。別にそんなすごい仕事をする気はなかったのに何だか厳しい会社や厳しい人に就くことが多くて。大げさだけど、もっと楽な道も絶対にあったよねーって思う時がたまにあります。私めちゃくちゃ容量悪いんですよね。不器用だし。人によっては甘っちょろいって思うかもしれないですけど。だから内容は言いません。
過去のブログに結構書いてるけど←
それでも幸せだと思ったことはたくさんありますし、生きる糧になるものもありました。
テレビを見てると30代になってラクになったという声をよく聞きます。
私が来年30歳になった時にどう思っているのか、楽しみでもあります。
そのために、私自身が努力しなければいけないんですよね。
やりますよ、やってやります。
私にとっては背中を押してくれる作品でした。
〈講談社 2013.4〉H25.11.1読了