歴史と伝統に縛られたロスメルスホルムと呼ばれる屋敷には、所有者ヨハネス・ロスメルとそしてロスメルの自殺した妻ベアーテの兄・クロル教授の紹介により、レベッカという女性が下宿人として住んでいた。
ある日、ロスメル家を訪ねたクロル教授は、モルテンスゴールが掲げる「新しい進歩主義」に対抗すべく、ロスメルを保守派に引き込もうとするが、ロスメルはレベッカの影響でこの古い体質から解き放たれようとしていた。
ロスメルは若い頃、家庭教師だったブレンデルという自由思想家に影響されていて、レベッカは、その彼の後を継ぎ、自分こそがロスメルを自由にすることができる人物だと信じていたのだ。
説得を試みるクロルはレベッカがベアーテを死に追いやった原因だと告げる。「進歩主義の同志」というレベッカへの気持ちは愛情だったのかと気づくロスメル。心に罪を抱いたロスメルとレベッカがとった道とは……。

読みました。とても難解でした…全然わかりませんでした^^;と思ったら最後にイプセン史上最も難解みたいなことが書かれていたので、やっぱりそういう認識であっていたのかと思いました^^;
イプセンはノルウェーの劇作家さんだそうで…。数年前に「OSLO」の舞台も観たしちょっとノルウェーが続きます^m^
感想を書くのが難しいです。ロスメルスホルムって、ロスメルさんの家みたいな意味らしいですね。屋敷の主のロスメル、レベッカ、クロルの会話でほぼ進んで行きます。途中モルテンスゴールやブレンデルが出てきてちょっとかき回すみたいな感じですかね。
信仰の問題だと思うんですけど、それで感情を表に出しながら会話しているんですがどうしてそこまであらわにするのかが分からないんですよね。それは日本人だからなのでしょうか…
主役はロスメルなのだと思うけど、陰の主役はレベッカなんでしょうね…
剛くんや三浦さんがどのように演じるのか、とても楽しみです。
そして私は改めて理解できるのか^^;挑戦ですね。

<メジャーリーグ 2008.11>2023.11.9読了