本が大好きな少女・茅野しおりの楽しみは、憧れのいとこ・美弥子さんが司書を務める雲峰市立図書館へ通うこと。幻の司書をさがす男性、〈本と海〉に隠された宝の地図、本を残して家出した少年に切り裂かれた本の秘密……しおりと美弥子さんたちが図書館で起こる一風変わった事件の謎を追う、大好評ほのぼの図書館ミステリー!
シリーズ第3弾です…って!続編が出ていることに驚きました。だって第2弾が出たの2010年ですよ!?10年後!?え?←
読むのは久しぶりでしたが、美弥子としおりのことは覚えていました。今回も図書館や学校で巻き起こる謎について解明していっていましたね。図書館に親戚がいるとはいえ毎日のように図書館に来て利用してくれる子がいると思ったら嬉しいなぁ。様々な出来事が解決していくにつれて仲間や味方が増えていくのが素敵だなと思いました。だからいじめられている子を助けるための寸劇も(笑)出来たわけですし。著者さんのあとがきを読むとまだ続く予定だそうなので楽しみです。
個人的な話ですが、前回読んだ時は図書館に勤めていなかったので、司書となってからこの作品を読めたことを嬉しく思います。そして、図書館司書として美弥子の想いは見習わないとなと思いました(笑)
<ポプラ社 2020.12>2023.8.27読了