2018年、オランダから伝えられたあるニュースが、世界に衝撃を与えた。44年ぶりにレンブラントが描いた肖像画が発見されたのだ。競売で落札した絵が実はレンブラントの作品だったと発表したのは、野心に燃える若き画商オーナーのヤン・シックス(11世)。それは果たして本物のレンブラント作品なのか、はたまた無名の画家の作品か…? 一枚の肖像画をめぐる議論は、やがて真犯人を探すミステリーのような展開に。監督は『みんなのアムステルダム国立美術館へ』(14)で美術館の舞台裏に深く切り込んだウケ・ホーヘンダイク。美術ドキュメンタリーを専門に、長期間にわたる取材によって数多くの作品を発表してきた監督は、本作を「アートスリラーとしてつくりたかった」と語る。その言葉通り、美術界を大きな混乱と興奮に陥れた大騒動とその顛末が、スリリングかつサスペンスフルに映しだされる。

何も知らない状態で見始めたのですが、2018年にこんなニュースがあったんですね…。見かけたのかな…。レンブラントを巡る人間模様が面白かったですね。面白いというのは不謹慎かな。
絵画だから莫大なお金が飛び交っているわけで、上流階級の人達だけが躍起になっていて、平民は蚊帳の外だなーと思いながら見ていましたけども。
それにしても本当にいろんな立場の人が絵画と関わっているんだなと思いました。
ヤン・シックスがレンブラントの作品だと世間に伝えたいというのは分かったけど何かありそうで怖いな…と思っていたらやっぱり何だか不穏な空気になってきてドキドキしました。
結局お互いの関係と作品が本物なのか、どうだったのかが分からないまま終わりましたけど結局判明したのかな…まだ調査段階なのかな…。
知らない世界を垣間見えることが出来て良かったです。