世界の望む静謐
倉知 淳
東京創元社
2022-10-11


あなたのことは、最初から疑っていました――漫画家を殺してしまった週刊漫画誌の編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の元・スター、部下の裏切りに報復する人気タレント文化人、過去を掘り返そうとする同僚の口を封じた美大予備校の講師……彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に、死神めいた風貌の警部が立ちはだかる。〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ、大人気倒叙ミステリシリーズ!

死神みたいな乙姫警部と超絶イケメンの鈴木刑事のコンビ、聞いたことがあるなーと思ったんですよね。「皇帝と拳銃と」でしたか。そしてこちらが2冊目。シリーズ化してくれて嬉しいです。
読者は冒頭に犯人が殺人を犯すところを読んでいるので、乙姫警部たちがどうやって真相解明をしていくのかというのを読んでいくという形になります。
乙姫警部はとにかく関係者に聞きまくりますよね。まあ、警察は皆さんそうなのかもしれないですけども。そして犯人だと思っている人に立ち去るときに一言添えるんですよね。それが犯人側からしてみたらとっても怖い。見た目も怖いから尚更ですよね←
犯人たちはそこまで極悪な人はいなくて、最後は何となく皆さんが乙姫警部に救われているような気がするんですよね。不思議。
このシリーズはゆっくりでいいから続いて行ってほしいなぁ。