北海道・札幌。えぞ新聞の記者、八鍬士(やくわ まもる)は、旭川への異動を前に不可解な殺人事件の調査をすることに。それは14歳の少女が、祖父を毒蛇マムシを使って殺した事件。毒蛇は凶器になるのか、八鍬は疑い、博識なお嬢様、九条櫻子 に協力を求める。
その他、自分探し中の鴻上百合子の成長や、理想の庭を追い求める磯崎と薔子が、稀代の「魔女」を名乗るハーバリストの変死に巻き込まれる一件など、櫻子の仲間たちが経験する「その後の物語」!
17巻で終わったシリーズのその後の物語。
櫻子と正太郎も多少は登場しますが主人公は別にいます。
最初のマムシを使って殺した事件はそこに潜む真相がもの悲しかったですね…。それにしても八鍬がものすごく蛇嫌いなのに果敢に取材しているのが凄いですね…。
磯崎先生と薔子が巻き込まれる事件が面白かったですね。というか2人の関係性がバディみたいになっていくのが面白かったです^^最後に薔子が磯崎先生をプーちゃんって呼んでるのが面白すぎてwプリンセスだとあからさまだからだろうけど今まで読んできた磯崎先生像と違い過ぎて笑っちゃう^^
たまにでいいからいろんな人の後日談を見てみたい気がします。
<KADOKAWA 2022.5>2022.11.7読了