住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。
この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ込みたくなったお客さんが、ふらりと訪れる。
SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込んだりして、疲れたからだと強ばった心を、店主そろりの料理が優しくほぐします。
仕方がないことなんですけど、最近読む本読む本小説の世界がコロナ禍になっていてちょっと哀しくなります。仕方がないんですけど…。コロナ禍になったために拍車がかって思い悩む人が訪れる、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」いいなぁ。こんな喫茶店があったら、私も入ってしまうなぁ。悩みすぎて何に悩んでいるのかわからなくなってきたので^^;そろりさんが作るものを食べて癒されたいな…。でも、そろりさんも色々なものを抱えて喫茶店を始めたんですよね。生きていれば色々ある。だから、自分が出来るだけ生きやすいように避けるものは避けて、受け入れるものは受け入れて、生きていけたら良いな。
<双葉社 2022.5>2022.10.26読了