宇宙食になったサバ缶
別司芳子
小学館
2022-06-30


「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」
2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。
本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクション児童書。

タイトルが気になり、手に取りました。
野口さんのウーチューブ?は見てなかったのですが、サバ缶が紹介されていたんですね。それは嬉しい。世界に発信されたわけですもんね。
でも、開発から宇宙食に認められて実際に宇宙で食べられるまで14年もかかったなんてびっくり…
先生と生徒の努力の結晶ですね。生徒が自分たちが出来ることを積み上げて残して次に繋ぎ、実現したんですね…ロマンだ。
小坂先生の生徒に対する対応が凄いですね。自分は口を出さず、全てを生徒に考え決めさせる。凄いなぁ。大変だけど楽しそう…。
宇宙食に認められるまで、本当に大変なんですね…想像以上でした。
勉強になりましたし、面白かったです。

<小学館 2022.6>2022.9.15読了