日本人のいちばん身近にある宗教、それは神道です。皆さんもお正月に初詣へ行ったり、旅行で神社へ行ったりしていませんか。そして、お賽銭を投げ入れ、お祈りをし、おみくじを引いてているのではないでしょうか。
でも、神様についてはあまり知らない人がほとんどです。
日本人は本格的に宗教を信仰する文化が乏しいためです。
さて、本書は八百萬の神といわれる日本古来から信仰されている神様のことが、イラストと共に学べる本です。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)や倭健命 (やまとたけるのみこと)などの古事記や日本書紀に登場する有名な神様はもちろん、トイレや茸に関わるマイナーな神様まで知ることができます。
さらに、歴史上の人物が神様として祀られている神社や、家庭祭祀のやり方など、神様に関わりがあることも学べます。

神社や神様のお話は大好きで色々本を読んでいるのですが神様の名前が難しくてややこしくてなかなか覚えられないんですよね^^;だから何度も読みます。
古事記で登場する神様と、現在神社に祀られている歴史上の人物など丁寧に書かれていて面白かったです。そして神社によって祀られているものが違って、中には変わったものもたくさんあって面白かったです。なかなか覚えられないけど、もっと神社のことを知りたいと思いました。

<明日香出版社 2022.3>2022.8.24読了