女性鍼灸師として28年間7万人をみてきた
著者だからこそ話せる
●がんばらなくても
●不調を飼い慣らし
●気付けばラクになっている
生き方のヒント。
本書は、1%にも満たないとも言われる女性鍼灸師として活動してきた著者と患者のやり取りが元になっています。“聞き書き”を担当した鳥居りんこさんも、患者のひとり。「ふらつくような、血が逆流するような、体の中の何かが変」な事態に最初はパニクりましたが、施術中に著者が何気なく口にする言葉――
「症状は辛いけど病気ではないから」
「その思考は毒が溜まる原因かも」
「気働き上手さんの役割から降りてみて」
「誰かの不機嫌は、あなたのせいじゃない」
そして「女はいつも、どっかが痛いの。分かります、大丈夫!」
――などがきっかけで、痛みを招きがちな自分の心と体の“クセ”に気付き、少しずつラクになっていったのでした。著者自身が、かつて自律神経のバランスを崩した経験の持ち主。だから私たちの痛みや辛さは他人事ではありません。
「できるだけ薬に頼らずラクになる方法を見つけたい」
――この本は、そう願うあなたのために、生まれました。

タイトルが気になって読んでみました。
読んでみたら内容は更年期を迎えた方向けだったのですが、各項目ごとの最後の格言は分かる分かるという部分も多かったです。それに、更年期だってそう遠くない未来にきっと経験することになるでしょうし…
不調と上手く付き合いながら前向きに元気に生きていきたいです。

<小学館 2022.5>2022.8.13読了