この世に生を享けた者、誰もが逃れ得ぬ事象、「死」。若き日からこれに興味を抱き、作品を通して独特の死生観を描いてきた山田風太郎。氏が集めた総勢923名という膨大な死の記録である。歴史に名を残す著名人(英雄、武将、政治家、犯罪者、芸術家、文豪、芸能人など)の臨終の様子が淡々と綴られ、死者の人生までも浮き彫りにしていく。上巻では十代から五十五歳で死んだ人々324名を収録。

「ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と虚ろな夢」でこちらの本が紹介されていて、気になって読んでみました。いやー…分厚い^^;読むのに時間がかかりました…
死の間際の記録が延々と続く上に若い人から順番なので最初の方が読んでいて結構辛かったかな…
若い人は大体自殺、戦死、結核…がほとんどだったかな。
私、沢村賞の沢村さんが20代で戦死してたの知らなかった気がするんですが…辛すぎる…
全く名前を存じ上げなかった人もたくさん登場するのですが、中には歴史上に残る犯罪者だったりしました。知らない事件も多かったのですがおぞましすぎます…。
カバー本は1986年に発行されたようなので1985年に亡くなった方までが書かれています。
夏目雅子さんと坂本九さんはともに1985年に亡くなったんだなぁ…と改めて思ったり…。
やっぱり若すぎるな…と思う方ばかりでしたね。
読み進めていくうちに、お前は今死んだとして生き切ったと言えるのか?と誰かに問われているような感覚になりました。お前はここに載っている人たちくらいに、必死に生きているのか?と。
いつ読み終わるか分かりませんが、中巻と下巻も読もうと思います。

<KADOKAWA 2014.1、1986.10>2022.6.21読了