自分が仕掛けた悪戯で亡くなった四条天皇、加増を断って秀吉の逆鱗に触れた織田信雄、余計な失言で日本を戦争に導いた近衛文麿…。
失言や油断、勘違いや短気などの小さなミスは、誰もが日常的に起こしてしまいます。
でも、そんな「かすり傷」が死ぬほど痛いときが、人生にはあります。
むしろ、かすり傷で死んでしまった人も、歴史上少なくありません。
今回は日本史に名を残す25人の偉人が起こした「しくじり」と、その「かすり傷」がもとで死亡や破滅に至った経緯をご紹介します!
うっかり型、失言型、油断型、短気型、身の破滅型に分かれて25人のしくじりについて書かれています^^;正直あまり知らない方も何人かいらっしゃったのですが、1番しくじりまくっているのは四条天皇ですよね…。いたずらを仕掛けて自分が引っかかってそれが原因で死ぬとか哀しすぎる…しかも四条天皇が亡くなったために後継ぎ問題が浮上するとか完全に歴史が変わりましたよね。なんということでしょう…
自業自得な人もいましたけど、それだけで?っていう人もいましたね…
確かにこの本に登場する人に比べたら自分が犯した小さいミスは本当に小さいものだなって思いますけども…
毎回最後に教訓が書かれているのですがそれは現代でも教訓に出来ることばかりでした。参考にして生きていきます(笑)
<秀和システム 2021.12>2022.4.24読了