病と妖怪 ―予言獣アマビエの正体 (インターナショナル新書)
東郷 隆
集英社インターナショナル
2021-04-07


災厄を予言する生き物たちを紹介!
病除けの妖怪「アマビエ」が、コロナ禍でSNSを中心に人気大爆発!
では、「アマビエ」とは何者なのか?
本書ではアマビエをはじめとした予言獣や幸福をよぶ瑞獣などの幻の生物たち(妖怪)を紹介し、流行病や災害と日本人がどのように向き合ってきたか、その際に妖怪とどのような関係を結んで来たのか、江戸から明治に描かれた錦絵や瓦版などから考えます。

タイトルが気になって読んでみました。
コロナ禍になって割とすぐにアマビエが取り上げられるようになりましたよね。
アマビエはなぜ生まれたのかがあいまいで、実はアマビコのことなんじゃないかって言うのも聞いたことがある気がします。アマビコのイラストも載っていましたが、正直猿の顔の下に脚3本の画は映えないですよね^^;ちょっと怖い。アマビエの画の方が可愛くてウケが良いのが分かります。
著者さんがこうしてアマビエが取り上げられたけど流行りが終われば廃れてしまうからこの本を書いたとおっしゃっていました。でも、残念ながらコロナ禍は刊行されて1年以上経った今も続いているんですよね…。アマビエのことを忘れないから、早くコロナ禍が収まってほしいです…。

<集英社インターナショナル 2021.4>2022.3.28読了