![楽しく読みとく鳥獣戯画 (1) 個性的なキャラクターたち [ 三戸 伸恵 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3613/9784866213613_1_2.jpg?_ex=128x128)
楽しく読みとく鳥獣戯画 (1) 個性的なキャラクターたち [ 三戸 伸恵 ]
世界に誇る日本文化のひとつ、漫画・アニメーション。その祖ともいわれる「鳥獣戯画」だが、特に、擬人化された愉快な動物キャラクターたちが登場する有名な甲巻は、数年前から国語教科書に「鳥獣戯画を読み解く」という教材として紹介され、今や大人から子どもまで、その名を知らない人はいないほど人気の作品となりました。東京国立博物館で甲乙丙丁の4巻すべてが紹介されることとなったのをきっかけに、これまでの甲巻だけではなく、4巻を通して鳥獣戯画の部分だけでなく、人物戯画の部分も紹介し、作品全体を通して読み解いていきます。本書の特徴として、シリーズ3冊の巻頭とおして甲巻すべての場面を掲載しています。また、教材の補足にできるように「やってみよう」「チャレンジ」「日本文化について知らべてみよう」など自分で調べてまとめる方法などを紹介しています。
去年東京で鳥獣戯画展がありましたよね。会期中に東京へ行っていたのですが、コロナ禍なのもあって泣く泣く行くのを諦めたんですよね…行きたかった。
児童書のくくりなんですかね?本自体が大きくて見やすかったですし、とても丁寧に解説されていました。1では4巻に登場する動物たちについてが紹介されています。特に有名なのは甲巻と乙巻ですかね?うさぎ、かえる、さるあたりが印象に残りますよね。そしてなぜか擬人化されているという…。平安時代から鎌倉時代に書かれたと言われていますがそんな時代から擬人化なんてあるんだなぁと思いました。乙巻は幻獣も登場しますね。
丙巻と丁巻は動物も出てきますが人間も書かれています。この違いは何なんですかね…。いずれにしても登場する動物や人は娯楽を楽しんでいるものが多い気がします。
<WAVE出版 2021.11>2022.3.20読了