本好きの下剋上第五部「女神の化身VII」
本好きの下剋上第五部「女神の化身VII」
フェルディナンドの脳裏に、霧のような不安が濃さを増していく。ーー嫌な予感がする。 一方、中央への移動準備を続けるローゼマインは冬の支度に追われていた。洗礼式、貴族院四年生の始まり、親睦会と忙しい。奉納式を終え、魔力供給をしている最中、彼女は貴族院から突然姿を消した。 移動した先に出現するのは巨大図書館、始まりの庭、育成の神アーンヴァックス。その力でローゼマインが急成長! 身長が伸び、年相応の女性に変貌する。 だが、それは急変する事態の始まりに過ぎなかった。ゲオルギーネとの戦いに備え、エーレンフェストの防衛計画が進められる中、アーレンスバッハで事件が勃発し……。 諦めムードの周囲に対して、聖女が下した決断とは?「何かが起こっても、わたくしが守ります」書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!

女神の化身が最終章だとは思っていましたが、その中でも特に今回は重要な局面だということが分かります。ついに最後が迫ってきたような…。
あらすじを読んでいて1番気になっていたローゼマインの急激な成長…ほ、本当だ…年相応の女性になっている…(挿絵より)そして本当に女神様のような美しさ…って本人も言ってるのが面白すぎましたね^^ジルヴェスターに外見は変わっても中身は変わらんなと言われているけど、ローゼマインの中身は20歳を超えているはずなんだがな…(笑)
カミルの洗礼式で久しぶりに家族に会えて、なぜかルッツもいると言っていて、あぁ、ローゼマインは2人が婚約したことを知らないんだなぁ…とちょっと切なくなったりもしました。そして多分、この洗礼式で家族の姿を見るのは最後なわけで…。うぅ…辛い。
そしてページを開いた途端に不穏な感じが出ていてドキドキしたのですが、フェルディナンドに最大の危機が訪れましたね…いやもう本当にマジで意味が分かんないんだけど…。ローゼマイン側だと危機だけが伝わってきましたけど、アーレンスバッハ側から見たら更に腹が立ってしょうがない展開でしたね…いや本当に…マジでディートリンデ許すまじ…。
でも、フェルディナンドの危機を知ったローゼマインの行動が素晴らしすぎて拍手喝さいを送りたいです。まだ何も始まっていないけど。まさかダンケルフェルガーをディッターに誘うとは。しかもダンケルフェエルガーにとっては垂涎ものの「本物」のディッターに。煽り方とか本当に上手くて素晴らしかったですね。本当の聖女に見えました。
それでも根本的なところはすべてフェルディナンドのため、に繋がっているんですよね…。王の養女になることもフェルディナンドのため。ただ、自分の家族や大切な人を守るため。マインがローゼマインになったのもそう。
ジルヴェスターがそんなローゼマインのことを全て把握していたことが今回改めて分かったのも嬉しかったです。
次回も楽しみで仕方がないです。早く読みたい…!

<TOブックス 2021.12>2022.3.18読了