著名な天文学者エドと彼の教え子エイミーは、皆には秘密の恋を謳歌していた。しかし、そんなエイミーの元に突然届いたエドの訃報。現実は受け入れられないエイミーだが、彼女の元にはその後もエドからの優しさとユーモアにあふれた手紙やメールや贈り物が届き続ける。エドの遺した謎を解き明かそうと、エイミーは彼が暮らしていたエディンバラや、かつて二人で時間を過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島などを辿りはじめ、そこで彼女が誰にも言えずに封印していた過去を、エドが密かに調べていたことを知るが―。

タイトルが素敵だなと思ったので観てみました。
本当にこんなことがあったら素敵だなと思うのが半分、いやちょっと怖くないか…?っていうのが半分かな^^;でも、エド本人が止めたくなったら止めてと言っていたから許容範囲かな(笑)でも、止められるからこそ衝動的にエイミーは止めてしまい、あとで激しく後悔することになるのだけど…。
2人の恋愛のこと以外に、エイミー自身の心の傷についても描かれ、それを乗り越えている姿も描かれているのが良かったと思います。
2人の恋愛は、許されることではないけど、娘さんが羨ましいといった気持ちは私もよくわかりました。自分の死期を悟り、それからの数か月を愛する人のために捧げる。その愛を受けるほうは幸せだと思います。それでも1番最後にちゃんと生きる人から食事の誘いを受け、それにちゃんと応じた姿には未来を感じてそのエンディングも良かったと思います。
音楽も景色も美しかった。素晴らしかったです。