居酒屋「一服亭」の四季
東川 篤哉
講談社
2021-09-30


鎌倉の路地裏でひっそりと営まれる居酒屋「一服亭」。人見知りな女将は、実はとんでもない名探偵! 2代目・安楽ヨリ子見参。「猟奇的推理」ではありません。「料理的推理」ですわ!

安楽椅子さん、純喫茶はクビになったんでしょうか^^居酒屋の方がまだ大丈夫かもしれませんね。お酒飲んで豹変する人いるだろうし(そういう問題ではない)一応前作がありますが繋がっているわけではないのでこちらだけでも楽しめると思います(私も前作をすっかり忘れていた)
今回はタイトルの通り四季を巡り4編の事件をヨリ子さんが解決していきます。そしてなぜか全部がバラバラ死体…怖い。そして事件に巻き込まれ、ヨリ子さんに関わった人たちで仲良くなっていきます。この展開がなんだかおもしろい。でも、語り手の方にも途中カラクリがあって驚きました。え?そこでそんなカラクリがあったの!?と思います多分。
トリックに関してはどれもなるほど…と思いますが、バラバラにすること自体が大変そうだなぁと思いながら読み終えました←
ヨリ子さん、また職業を変えて登場したりするのでしょうか。楽しみにしています。

<講談社 2021.9>2021.11.11読了