長い群雄割拠時代を経て、19世紀にドイツを統一したプロイセンのホーエンツォレルン家は、帝国を形成しヨーロッパ最強国の一角に食い込みます。
フリードリヒ大王とビスマルクという二人の傑物を生んだプロイセン。
本書では、その激動の217年の光と闇、運、不運、そして熱い人間ドラマを、色彩豊かな名画とともに読み解いていきます。

ホーエンツォレルン家については全然知りませんでした。
それにしても王の名前が似すぎてて混乱しますね…あだ名というか名称というかそれがついているから区別がつきますが。でも結構ひどいのもありますね^^;
見たことがない絵もたくさんあって興味深かったです。
こちらは12の物語シリーズなんですね。私は今回読んだのが初めてだったみたいです。
中野さんの作品は歴史を知らなくても面白く読めますし勉強になるので好きです。

<光文社 2021.5>2021.9.26読了