梵天、梵地、梵人(三つ子)。
砂漠に埋もれた古代文明のど真ん中で、生きるか死ぬかの奇跡の大作戦開始!!
自衛隊PKO活動の一員としてイラクに派遣された三つ子。彼らを待ち構えていたのは砂漠の底に潜む巨大な秘密、そして絶体絶命の大ピンチだった! 展開予測は不可能。唯一無二の物語の紡ぎ手・万城目学、とどまるところを知らず。ページをめくるたびに新たな驚きが待ち受ける超ド級スペクタクル巨編、ここに完結!

下巻です。三つ子と銀亀三尉が砂漠の底に閉じ込められて(で合ってるのか?)無事に帰るために4人は動き出す。二転三転する展開に小説を読んでいるのに映画を見ているような感覚。これ、映画化するのお金かかるだろうな(笑)壮大すぎて。
メソポタミアについて勉強していたらもっと楽しめたのかな。でも梵地の解説分かりやすくて面白かったけども。3人が三つ子だということも、隕石が落ちて両親が死んでしまったこともすべてが繋がっていって最後はもう夢中で読みましたよね。
メソポタミアの話から宇宙の話にもなるしホント壮大!
この奇想天外さがマキメワールドですよね。好き。
なんだかんだで三つ子と銀亀三尉が仲良しになっているのが嬉しい。梵人といい感じになっているように見えるのは気のせいかな?^^
最後の4人が嬉しさを体全体で表している感じが好き。ハッピーエンドっていう感じがにじみ出ていて好きでした。

<幻冬舎 2021.6>2021.7.17読了