感染症で大変だけど、そもそも「ウイルス」って何なの?
外科医で漫画家のさーたりがウイルス学の第一人者である父と夢のコラボ!
麻疹・風疹、おたふく、ポリオ、ロタ、インフルエンザ、新型コロナウイルス……ウイルス学の専門家である中山哲夫氏監修のもと、人類がたどった“感染症との闘い”がマンガでわかる!

新型コロナウィルスについて知りたいと思うと最後の方に数ページだけなのでものたりないと感じるかもしれませんが、感染症、ウィルス、ワクチンについてとても細かく分かりやすく説明されていて、とても勉強になりました。
スペイン風邪やペスト等、日本は昔から感染症と闘ってきているんですよね。だからこそ、今回だって打ち勝つことが出来るはずです。
ワクチンについても言及していました。
よくわからない病気が出てきたから早く特効薬を作って。ワクチンを作って。という割に、いざワクチンが出来ると本当に安全なのかとしり込みする国民性。こう考えてしまうことも今までのワクチンの歴史と関係していて、今に繋がっているんだということが分かって驚きました。
予防医学の大切さと過酷さ、予防接種の大切さを知ることが出来て本当に良かったです。

<KADOKAWA 2021.11>2021.6.27読了