今更ながら全部見ました。
読んだことのない原作もありましたが、そのまま忠実というわけでもなかったので普通にドラマとして楽しめました。
特に好きだったのは「走れメロス」かな。セリヌンティウスの目線での「走れメロス」が凄く新鮮で面白かった。ヴァサイェガ君の風貌がぴったりだったな。表情もすごくよかった。「僕は主人公にはなれない」という言葉が凄く印象的で、忘れられません。
ほぼ2人芝居でしたけど、牢番の方、見たことがあるなーと思ったら9係に出ていた方ですね^m^特捜9で久しぶりに登場しても良いんですよ(話が変わった)
あとは「高瀬舟」かな。
罪は償わなければならないけど、では罪とは…?って、高瀬舟さながらに考えさせられた気がします。
少年忍者の大先輩の2人も登場してびっくり。
2人ともジャンルは違えどクズな役で^m^さすがでした。
結局マスターは何者だったんだろう…最終回に少しわかるかなぁと思ったけど、わからなかったな…
未読の作品で読んでみたいなと思ったのは最終回の夢野久作『空を飛ぶパラソル』かな。
あとは前から読んでみたいと思っていていまだに未読の泉鏡花『外科室』
文学とドラマの融合を楽しみました。またこういう企画があれば見たいです。