新 謎解きはディナーのあとで
東川篤哉
小学館
2021-03-31


宝生麗子の後輩に天然キャラの新米刑事・若宮愛里が加わり、警視庁に栄転した風祭警部は大きなミスを犯して国立署に舞い戻り、新たなメンバーで難事件に挑むが――!?
富豪の家で”無人だった”はずの部屋から発見された長男の首吊り死体の謎。鍵のかかった土蔵で見つかった骨董好きの老人の遺体と血文字のダイイング・メッセージの謎。雑居ビルの裏で発見された墜落死体とそのポケットに入っていた血の付いたナイフの謎。シェアハウスで殺された看護師と5つの目覚まし時計の謎。アパートで殺害されたイケメン大学生と建設作業員が”煙草を吸っている間に”目撃したという怪しい男の謎。
執事探偵・影山の推理と毒舌が冴えわたる、本格ミステリ全5編。

こちらのシリーズ久しぶりですね。
新キャラクターも登場して、ある意味通常運転でしたけど、それがこの作品の良さだと思います。
それにしても相変わらず風祭警部はウザいですねー^^;こんな上司嫌だー。
トリックは結構壮大なものが多くて面白かったです。
影山も相変わらず毒舌ですね^m^麗子は本当にお嬢様だけどおバカでも天然でもないちゃんとした人だと思いますけどね。って多分これ前から言ってる。これからもこちらのシリーズを楽しみにしています。

<小学館 2021.3>2021.5.4読了