貴族院からエーレンフェストに帰還したローゼマイン達を待ち受けていたのは、領主一族の分断だった。冬の粛清で天下となったライゼガング系貴族の意向により、それぞれの不信感が募っていく。それでも歩みを止めないローゼマインの日々は少しずつ変化を生む。春を寿ぐ宴、久し振りの神殿見学会に下町の商人達との会合、御加護の再取得、次代の神殿長育成、そして閉ざされた国境門で知らされる壮大な物語。領主一族へーー歴史と派閥の壁を乗り越えろ! 「向上心とやる気のある若手を集め、エーレンフェストの世代交代を全力で進めましょう! 」

シャルロッテが領主になればいいのに…とずっと思いながら読んでました。
領主となる人が1番状況をわかっていないのは、わかろうとしていないのはいかがなものか…。ヴィルフリートのくだりだけは本当にイライラしながら読みましたよ。
ジルヴェスターも詰めが甘いというかなんというか…私も子供ができたと聞いたら手放しで喜んでしまうかもしれないけど、シャルロッテは冷静でちゃんと周りを見れていましたね。凄い。ローゼマインのそばにずっといてくれたら読んでいるこちらも安心なんだけどな←
そしてブリュンビルデの決断もかっこよすぎます。私もえぇ!?と思いながら読みました。読む手が止まりませんでした。ローゼマインの側近たち、マジ優秀。
ヴィルフリート自身はあまり登場しませんでしたけど、第三者からの話を聞くに、こいつの頭の中はお花畑なんですか?(暴言)自分の立場を全く分かっていないですね。そしてライゼガング系貴族が今までどんな想いで過ごしてきたのかとか、全く考えていないですよね。それで冷遇されたといって側近たちやローゼマインのせいにするのは本当に呆れてものも言えないですよ。放っておきましょう←
SSはシャルロッテ目線とギュンター目線。ギュンターのほうは勝手にやってきたクラリッサとの攻防が読んでいて楽しかったです^^読んでいるこっちは面白かったけど、周りの平民たちはハラハラしただろうなー。次巻はカミルとも会えるのかな?楽しみです。

<TOブックス 2020.12>2021.4.13読了