シリーズ10周年に贈る『ダンガンロンパ霧切』最終巻!
宿敵「犯罪被害者救済委員会」最強の刺客、新仙帝が仕掛けた最後の事件。
試されるのは五月雨結(お姉さま)との絆ーー!?
霧切一族の血脈(シュクメイ)と五月雨の後悔(トラウマ)が交わるとき、探偵の宿命が少女達を襲う!
原作ゲーム『ダンガンロンパ』のシナリオライター・小高和剛からの直々の指名を受け、「物理の北山」こと本格ミステリーの旗手・北山猛邦が描く超高校級の探偵・霧切響子の過去ー。
“本格×ダンガンロンパ”これにて大団円!

私はこの作品の元ネタは知りません。結局知らないで最後まで読み終えてしまいました^^;
でも、なんとなく結末はこんな感じになるんじゃないかなーと思っていました。
霧切ちゃんの過去ということはもともとは霧切ちゃんが主人公の物語でこの作品はスピンオフということですもんね。だからきっと今の霧切ちゃんを作り上げた辛い忘れられない過去なんだろうなと思っていました。
それでも、想像以上で辛かったなぁ…。
最終巻ならではの壮大なトリックでしたね。さすが北山さんです。
そして最後に登場した男の子は、きっと原作ゲームでも登場する人なんですよね?名前フルネームで出てきたし。
最後までこのシリーズを読むことができてよかったです。

<星海社 2020.10>2021.4.7読了