社会からも人からも、いつも多めに距離を取っているベストセラ作家の目から見たコロナ禍の日本とは。もやもやしていたことが一気にクリアに見えてくる明快エッセィ100編を収録。人と同じでなくて良い、つながらなくても良い。人生が生きやすくなる言葉に満ちた、深くて楽しい人気書下ろしシリーズ!

この「つ」から始まるエッセイシリーズ(クリームシリーズというそうですが)、この本が9冊目だそうですね。初めて読みました^^
大分前にエッセイを読んだときも仕事は1日2時間程度で人とはほとんど関わっていないということが書かれていましたが、森先生に時代が追いついたということなのでしょうか^^
新型コロナウィルスに関するあれこれを書かれていますけど物凄く他人事というか第三者の意見として冷静に書かれていますね。まあ、ほとんど家で過ごして人と関わらないんですからかかりようが無いですもんね。影響されない人の冷静な言葉って今凄く大事だと思います。腑に落ちるというか凄く納得が出来ました。
清涼院流水さんの解説も素敵な文章でした。

<講談社 2020.12>2021.3.9読了