現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)
渋沢栄一
筑摩書房
2014-01-10


日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。明治期に資本主義の本質を見抜き、約四百七十社もの会社設立を成功させた彼の言葉は、指針の失われた現代にこそ響く。経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。

読みました。
現代語訳になってはいますが、難しかったですね。
でも、渋沢栄一が求める人材、日本人はこうあるべきだという考えは今に通ずるものだと思います。
自分の事ではなく、家族の事でもなく、国のために多くの会社を設立して経済を回し、豊かにさせていった第一人者であると思います。
経営哲学であり、人間学を学んでいるようでした。
おもしろいと思って読みましたが、理解できていないところも多かったと思うので、時間を空けて再度読み返したいなーと思いました。そのくらいためになる本でした。

<筑摩書房 2010.8>2021.2.22読了