映画、観てきました。
映画館は久しぶりでした。もしかしたら「ヒメアノ〜ル」以来かも^^;
お衣裳が展示されていてしっかり写真を撮ってきました^^
本当に素晴らしい映画でした。
まだ公開中なので、たたみますね。

「パパとママ、好きな方を選んで良いよ」
って、子どもにとっては残酷な言葉だよね…。
良かれと思って言っているのかもしれないけど…。
それが理由か分からないけど、虹輝は高校受験に失敗して1年遅れで高校に入学。
周りが1つ年下で自分も居心地が悪いし周りも気を遣っていて、分かっていたはずなのにそれが辛そうで。
いやー…章雄が本当に良い子でしたね…。まずそこよ。学生の時の年の差は大きく感じるけど見事に取っ払って、話しかけてくれて。ヒロミと虹輝が険悪になった時も自分も傷ついたかもしれないのに2人の事を考えて。いやー!良い子!顔も可愛かったね^^
一樹は一緒にいると多分楽しいと思う。でも、一緒に暮らすのは不安に感じちゃう部分もある気がする。奥さんが別れてしまったことも、彼女が離れていってしまったことも、分かる気がする。一樹もお弁当を通して色々自分を見つめ直すきっかけになったんじゃないかなぁ。
虹輝は良い子ですね。原作を読んでいてもそう思ったけど、素直で良い子。だからこそ人よりも考えすぎて焦ったり傷ついたりする。でも、ちょっと逃げてちゃんと自分で考えて前を向く。真っ暗な中、お弁当を食べる姿に私は1番泣いたかもしれません。最後のお弁当のシーンは、虹輝君と同様に一緒に泣いていました。その泣いている姿を見てからかいながらも見守る2人も本当に素敵でした。
あの手をつなぐシーン、確かに慣れていましたね^m^フフフ
あとは渡辺さんが普通に登場してたのに笑いました。卵焼きの作り方を聞いているのとか可笑しくて。
裏話で聞いていましたけど、虹輝くんは本当に3年間で成長したみたいな感じになっていましたよね。冷蔵庫から牛乳を取り出した後の背、最後は冷蔵庫より高くなっていたもんね。監督は敢えて2人がちゃんと並ぶシーンは最後にとって置いたって言っていましたよね。それが凄く良かった。
最初の2人の歩き方、だらだらしてんなーと思いながら見てましたけど^m^最後はしゃっきりしてましたし、子どもの頃のように打ち合っているのが可愛かった。
食べることは生きること。好き嫌いなくしっかり食べていればあとは全部うまくいく。
私も、本当に全部うまくいくような気がしました。嬉しかった。
本当に本当に、素晴らしい映画でした。