戦国時代のエピソードが満載されている貝原益軒著「朝野雑載」。そこに記された戦国武将に関する逸話を素材として、益軒が福岡藩第三代藩主・黒田光之に千夜一夜物語風に語り聞かせる形式に仕立てた「戦国コント(小話)集」。

貝原益軒と言ったら「養生訓」しか知らなかったのですが、黒田家に仕えていたんですね。
1話1話がとても短いですが歴史上の人物の物語なのでどれも読みごたえがあります。だからか読むのに凄く時間がかかりました^^;
初めて聞くお名前もあったので、興味深かったです。どの方も最初に解説が付くので分かりやすかったです。
やっぱり黒田官兵衛と長政の話が面白かったかな。あと井伊直政。贔屓が過ぎますね^m^
面白かったです。

<中央公論新社 2020.5>2020.9.30読了