舞台は『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園。高校に入学したばかりの僕は「第二文芸部」の部室に迷いこんでしまう。学園一の美少女(自称)である部長・水崎アンナは、自作のミステリ短編集を強引に僕に読ませるのだが――。
桜舞い散る季節に起きた『音楽室の殺人』、ハンドボール部員が襲われる『狙われた送球部員』、女子更衣室が舞台の『消えた制服女子の謎』……アンナがたくらむ大仕掛けを、僕は、そして君は見抜けるか!?
テンポの良い展開、冴え渡るユーモア、そして想像を超える大トリックに、一気読み必至!
鯉ケ窪学園懐かしいですね。
霧ヶ峰っていう女の子が登場したのを覚えています。クーラーって言われると激怒する^m^あちらのシリーズは探偵部が活躍(?)するのですが今回は第二文芸部。色んな部活がありますねー。しかもこちらの部員は水崎部長ただひとり。
部長が書いたミステリはどれも面白かったです。まあ、確かにツッコミどころは満載でしたけど^m^
それにしても、ただ新入部員を迎えるためにミステリを読ませているのかと思ったら、この物語全体がミステリになっているとは!してやられました。最後はニヤニヤが止まりませんでしたよ←
鯉ヶ窪学園が舞台だからか東川さんの初期の作品を思い出しながら読んでいました。
面白かったです。
<実業之日本社 2020.7>2020.8.5読了