本書は、図書館法を初めとする図書館関連領域の法規、図書館の制度・政策・経営などについて学ぶための教科書である。
公立図書館の図書館政策・経営・運営に関する部分については、どのような図書館をめざすべきか、図書館像の具体的なイメージを提起。
法制度の変更を中心に内容の修正を行った第2版。

図書館とかかわりのある法を取り上げて図書館とどう結びついているのか学んでいくようなテキストになっています。日本国憲法、教育基本法、社会教育法、などなど。
今回のテキストで問題になっていたのは、法改正が行われたことで、所管が教育委員会から首長部局に変更することも認められたため、変更する自治体が出てきたっていうことですかね…。図書館は教育に関する施設だから教育委員会管轄の方が良いと思うんですけど…
そしてやっぱり課題となるのは指定管理者制度について。これはずっと出てきますね。委託になった図書館もたくさんあるもんなぁ…。委託された図書館に旅行先で行ったことがあるのですが、私はそこを見てちょっと絶望しました。図書館員じゃないのに^^;
少しずつ勉強して色々図書館の事を学んでいきたいです。

<学文社 2017.4>2020.5.3読了