キノとエルメスは誰もいない街を走り―そして、国の南側で、一つのドームを見つけた。「よし、行ってみよう」そのドームへ続く道へとエルメスを傾けた。薄暗いドームの中には、平らな石の床が広がっていた。その上に、無造作に散らばっているのは、多種多様な白い骨。薄暗闇の中で、骨はまるで、ちりばめた宝石のように光っていた。「なるほど…」「一つ謎が解けたね」キノは、滅多に点灯させないエルメスのヘッドライトをつけた。ドームの床を、真っ直ぐな灯りが走った。「いくよ」「あいよ」(「餌の国」)他全11話収録。

この作品でキノの旅20周年だったんですね。私が読み始めたのは7,8年前なので新参者ですが、ずっと読み続けている方にとっては感慨深いですよね。
キノとエルメスの旅で印象的だったのは「退いた国」と「餌の国」かなー。どちらも今はそこにはない国の話。でも、退いた国の方はただ移動しただけだから…深い話はあるのだけど。シズ様御一行はシズさまと陸のなれそめ←話が収録されていましたね。そういえば今まで出たことはなかったか。相変わらずなんか残念なシズ様…。仮面の国とか私も陸と同様に余計なお世話では…と思ったら本当にそんな感じだったし^^;フォトのお話も素敵でした。イライザも変わっていきそうで良かった。そして師匠のお話。若い女性を助けたわけだけど、ずっと一緒なわけではないですよね?どうなんだろう・・・続きそうな感じで終わったので気になります。
さらにあとがき!ちょっと!キノとティーは良いとしてシズ様は嫌だ!絶対に嫌だ!!←(笑)
ずっと残念イケメンでいてほしい・・・

<KADOKAWA 2019.7>2020.4.21読了