久し振りに神殿へ帰還したローゼマインは神官長らと共に、神殿長としての仕事に明け暮れていた。奉納式や印刷業関連、数多くの面会、書類業務など、日々は慌ただしく過ぎていく。
季節は冬の終わりへ。ローゼマインの周辺は変化が止まらない。早くも一年生が終わろうとする貴族院では、全領地を集めたお茶会を開催する必要に迫られ、最終学年の領主候補生や側近が卒業式を迎える。領地の繁栄のため、自身の婚約話まで浮上。そして、何より懸案だった、下町の面々との別れが近づく……。
見果てぬ夢への「約束」を胸に、立ち止まってはいられないビブリア・ファンタジー!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!

貴族院から戻ってきてそうそう神殿長としての仕事に追われるローゼマイン。いやはやよく働きますね。
2年間も眠り続けていて目が覚めたばかりなのに。体を鍛えておくようにと言ってもそんな無理ですよ。だって大きな図書館があるんですから←
にしても今回の表紙絵のローゼマインの表情が切ない上にルッツやトゥーリが出ているから下町との関わりがどんどんなくなっていく感じが垣間見えて切なくなりましたね…。
かと思えば中を開いたらフェルディナンドとローゼマインのイラストに対して何だこれは!?と驚いたり。理由が分かってなるほどと思いましたけど。
婚約者は私も香たちだけならフェルディナドで良いじゃないかと思ったけど色々あるんですね…。
ヴィルフリートが相手なのは色々大丈夫か?と思わなくもないけどどうなんだろうなー。
それにしてもお茶会の探り合いは気持ち悪かったですねー。特にディートリンデの露骨さと図々しさには辟易しました。エグランティーヌが間に入ってくれたから良かったものの…でもエグランティーヌに関しても卒業式ではローゼマインがやらかしちゃってるから今後も何かありそうで不穏…。
隠し部屋が使えなくなるし、手紙も渡せなくなると不安定になっていたローゼマイン。「マイン!」というルッツの言葉に読んでいるこちらも涙しました。関係が完全になくなるわけではない。でも、これからは確実に変わっていく。今後どうなっていくのか、更に気になります。次回も楽しみです。

<TOブックス 2018.6>2019.12.29読了