人間は誰でも平等に歳を取るもの。そう頭では分かっていても、なかなか受け入れがたいもの。50歳を越え、次々と身体に変化が起こり始めたイラストレーターのトメさんが、自身の老化に真正面から向き合います。
老化によって、細胞、骨、筋肉では何が起きているの? 歳をとると涙もろくなるのはなぜ? 閉経後も生き続ける人間のは人間だけってどういうこと? 自分のなかで起こる老化の意味を知るうちに、気づけば、変化するカラダ、人生が楽しみになってきます。老いる自分のことがより愛おしくなる、身体をめぐるコミックエッセイです。

私は老いというものはまだ感じたことがないのですが、きっと閉経時期から体調の変化は現れるんだろうなぁという気はしています。
トメさんの作品が好きなので手に取りましたが、今までとは少しテイストが違う気がします。前向きポジティブ!みたいな印象だったんですけど、この作品は違いますよね。まあ、そういう内容ではないのですが。
この作品に登場するアンさんは自分が大病をした後に気づいたんですよね。
私も健康オタクではあるので^^;色々勉強して抗うだけじゃなくて受け入れて自分の身体の老いを許せるようになれたら良いなと思います。

<幻冬舎 2019.7>