誰もがみんな“くんちゃん"だった—
小さな男の子の成長と、過去と未来をつなぐ家族の物語!
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊のくんちゃんに、 生まれたばかりの妹がやってきます。
妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん――。
そんな時、くんちゃんは家の庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、 不思議な少女と出会います。
彼女は未来からやってきた妹・ミライちゃんでした。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。
待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母との不思議な体験、そして父の面影を宿す青年との出会い。
そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。
果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?
ミライちゃんがやってきた本当の理由とは——

先月WOWOWで放送されていたのを観ました。
声優陣も豪華ですし、あらすじも気になっていたので楽しみにしていました。
ひいじいじとの交流や最後のくんちゃんの家族の物語の回想は良かったのですが、基本的にくんちゃんのわがままぶりに見ていてちょっと疲れました^^;
多少物心が付いたころまでお父さんとお母さんを独り占めしていたのに、それが自分に注がれなくなって赤ちゃん返りしちゃうのは分かるんですけど、好きくないと叫ぶシーンは最初は仕方がないと思いつつ観ていましたけど、最後の方は辛かったです。これは育児をしたことが無いから言えるんでしょうか。分からんけど。
くんちゃんが新幹線のおもちゃでミライちゃんを叩くシーンも1回しかないけど悲しかった。
ひいじいじとの出会いは素敵でしたねー。本当にひいじいじがかっこよかった。それで自転車に頑張って乗るところまでは良かったのにやっぱりそのあとにはいやいやが始まってしまってガッカリ。まあ、4歳じゃしょうがないとは思うんですけどね^^;
それに、ミライちゃんの生まれた時からある痣は何か意味があるのかと思ったのですが、特に大きく振れられることはなかったですね。くんちゃんを助けてくれた手に痣があってミライちゃんだと分かったシーンはありましたけど…。
最後の回想シーンも好きでした。ひいじいじとひいばあばのなれそめ、お父さんとお母さんの過去、たくさんの過去があって今に、自分に繋がっている。それは今を生きている人みんなに当てはまるわけですからね。
映像も綺麗でした。