いたって健康だったのに、ある日突然、体が鉛のように動かなくなったのです…
・40度の高熱でもあるかのようにしんどい…
・まるでぞうさんでも乗っているかのように体が重い…
・体ガクガク、冷や汗だくだく…
・だるい…体中痛い…頭が働かない…
・何カ月たっても治らない…
な ん だ こ れ !?
その病名から「疲れやすい人」「疲れのとれない人」などと誤解されがちな「慢性疲労症候群」。
なかなか周囲の理解を得られないこの病気のことを、ぜひマンガを読んで知ってください。
衝撃でした。可愛いイラストとは裏腹に病気の内容は凄く怖かったです。
誰にでも起こりうる難病。著者さんは凄く前向きで人のために尽くす仕事に全力を尽くそうと思っていたのに、それが叶わなかった。生きていくのにお金は必要なのは分かっているけど、辛い身体を引きずって仕事をこなしている姿は読んでいて涙が出そうでした。
人一倍努力家で、真面目で、だから何気ない他人の言葉にも一つ一つ受け止めて考えてしまう。私も人に軽口を言って傷つけてきたことがあるかもしれないと反省しました。
辛かったですよね。病名が分かって、身体障害者手帳が交付されて、良かったと思いつつも体を動かすことも、頭で何か考えることも辛いなんて、考えただけでどうしていいか分かりません。
たくさんの人にこの病気の事を知ってほしいと思いました。
<合同出版 2019.4>