意外な当て逃げ犯、文豪同士の喧嘩、病床の夫が呟いた言葉の意味。編集者の娘が職場や本の中で出合う謎を父が解く、好評シリーズ。
出版社で編集者として働く田川美希が仕事をしていく中で見つけた謎を国語教師である父に相談し、解決させていくお話の続編です。
謎を抱えて実家に帰る美希。両親は帰ってきてくれることを心待ちにしているのもうかがえてほのぼのします。
謎に関しては出版にまつわるものが多くて、ちゃんと読んでいかないと理解できないこともあって^^;難しかったですが面白かったです。
途中でお父さんの体調が悪くなるくだりがあってドキッとしましたが、大ごとにならなくてほっとしました。
私の頭の体操のためにも^^続いていってほしいシリーズです。
美希は手塚君と何か進展したりするのかなーとこちらも楽しみです。
<文藝春秋 2019.3>2019.4.22読了