アニメ化も大好評のお江戸妖ファンタジー「つくもがみ」シリーズ第三弾!
人から百年以上大事にされた品物は、人ならぬ、つくもがみになるという。
江戸は深川で損料屋を営む出雲屋では、主人の清次と妻のお紅、跡取りの十夜とともに、そんなつくもがみたちが仲良く賑やかに暮らしていた。ひょんなことから、大江戸屏風に迷い込み、二百年前にタイムスリップしたり、旗本屋敷の幽霊退治にかり出されたり。
退屈しらずのつくもがみたちが、今日も大奮闘!
このシリーズはアニメ化もされているんですねー。知りませんでした。
シリーズ第3弾なのですがスパンがいつも結構空いているので忘れて読み始めます^^;
長い間新刊が出ないからか(?)主人公たちも結構成長していますよね。
自分の過去の記事を見返すと^^;1冊目は清次とお紅が主人公で今よりもかなり若いですし、2冊目は十夜たちが幼そう。この作品は何年後くらいなのかな。
今回もつくもがみたちが活躍していましたね。活躍というかなんというか…ですが。
今回は阿久徳屋という元締が登場。養子である春夜も出てきます。
自分で悪の親玉と豪語する阿久徳屋に清次たちはあまり関わりたくないと思っていますがそれとは裏腹に今回は切っても切れないような関係になっていきます。阿久徳屋は最初は変な人かと思いましたけど面白い人でしたね。私は好きになりました^^
付喪神がどんどん増えていって最後は賑やかになりましたね。
今回は付喪神たちが連れ去られたり屏風に閉じ込められたり家探ししたり仲間を探したりで色々ありましたが、最後はハッピーエンド?で良かったです。
十夜と春夜の関係はこれからどうなっていくのかも楽しみです。
<KADOKAWA 2019.1>H31.3.12読了