長い冬を終え、瑞々しい春が到来したエーレンフェスト。神殿内では、巫女見習い・マインの今後について様々な動きが加速していた。彼女を嫌う神殿長の画策もあり、街は不穏な空気に包まれていく。それでも、マインの毎日は何も変わらないはずだった。弟の誕生、インク開発による新しい本作り等、これからもずっと家族や仲間との愛おしい時間を過ごすはずだった。だが、世界は彼女に残酷な決断を迫る―。マインは今、大切な人々を守るため、家族への愛を胸に新たな道を歩き始める!ビブリア・ファンタジー第二部、感動の完結編!衝撃の結末後の人々を描く書き下ろし短編集+番外編2本、さらには椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!

神殿の巫女見習いシリーズの最終巻。
弟のカミルが生まれ、カミルのためにおもちゃや絵本を作るために色付きのインクを開発し、マインは相変わらず大忙し。そんな中、マインの身辺は不穏な空気が漂っていて…。もうこの本の冒頭から不穏すぎて消化不良を起こしそうでしたよ^^;自分の利益しか考えていない横暴な神殿長なんか死ねばいいのにと思いながら読んでました(暴言)
そんな理不尽な権限に巻き込まれたマインは家族を守るため、大きな決断を迫られます。その決断の猶予は2年あるはずだったのに…。いつかは来ると思っていたけど、切なかったですね…。
それでも新しい世界でまたマインはたくさんの経験を積んでいき、また本が好きでたまらないという根源は変わらないので、これから世界がどう動いていくのか楽しみです。

<TOブックス 2016.6>H30.12.27読了