アラフォーでひとりぐらしで漫画家の私。ある日突然、病院で「卵巣がん」と告知されてしまいました。海外から飛んできた父、明るく看病してくれる母、泣いた自分を受け止めてくれた友人。支えてくれる人がいるからこそ、前を向いて病と闘える。アメブロ2ジャンルでランキング1位を獲得!感動と共感のコメント殺到の人気ブログが50P以上の未発表秘話を加えて書籍化。

図書館に新刊として入っていて、気になって読みました。
著者さんの闘病記です。36歳で卵巣がんと告知され、手術と抗がん剤治療を行った日々が描かれています。
いくつであってもがんになりうると思っていても、まさか自分がとどうしても思ってしまうものですよね。
私は父方ががん家系なのですが、婦人科のがん経験者はいないので、確率は高くはないのかなぁなんて高を括っているのですが、著者さんも遺伝ではないみたいでしたね。ホント、ダメだこういう考えは。
それでも母が心配性なので一応乳がん検診と子宮がん検診は定期的に受けています。その習慣をつけてくれたことには感謝ですね。
告知から手術、抗がん剤治療、家族の事、友達の事。とても細かく様々なことが描かれています。医学的なことも、自分の気持ちや家族の対応、友人の対応。勉強になりました。
「治療をやらされているんじゃなくて、やるぞと言う気持ちに」著者さんの強さを感じました。
そしてAさんとの関わり。Aさんも旦那様も素敵でしたね。だからこそ哀しくて、涙しました。
不安に感じるだけではダメですけど、自分もこうなる可能性がある。そうなってしまったらどうすべきか。それを学ぶことができて良かったです。